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休日と春の山菜

  4月19日にご近所の方々との一泊旅行。昨年一年間、ボランティアで地域の施設のお世話をさせていただいた15名(年齢42歳~82歳)が お役目終了の慰労をかねて宿泊で宴会したわけです。いつものように盛り上がった楽しい集いとなりました。次回は海側に宿泊して「フグとタコ」という約束をして散会。
その宿からの帰りにちょっと寄り道。地元の方々による朝市が開かれていました。私はここで 摘みたての「こしあぶらの新芽」を200円で購入。20080421_2
タラの芽よりも美味しいということで地元では大人気の春の山菜です。というのもタラの芽は寒い地方でこそ美味しいものが採れるのですが、私の住んでいるあたりでは あまり美味しいものが手に入りません。ということでこしあぶらにしました。調理師免許は持っておりますが料理はしません(笑)。妻にテンプラにしてもらい、塩でいただきました。葉先よりも根元にいくに従って苦味が増します。これが山菜好きに好まれる理由でしょうか。
  今までの経験の中で、山菜料理を食べて美味しかったのは長野県乗鞍高原のペンションで食べたものでした。オーナー家族が収穫したものをその日の夕食に出してくれました。当日の宿泊は私と妻ともう一組だけ。それはそれは丁寧な料理でした。宿泊するのは平日に限るとその時に思った次第です。20年位前の話ですが。
  そんな楽しい休日も終わり、今日は月曜日。事務所の炊事場で山菜発見。昨日山へ採りに行った人がいました。その人の採ってきた山菜の中に私のしらないものがあります。
たかのつめ」というそうです。とうがらしのことではありません。ウコギ科タカノツメ属の落葉高木。こしあぶら同様、テンプラにすると美味しいということです。今日の晩ご飯のおかずができました。
20080421_3 いただいたのはこしあぶら、タラの芽(伸びてしまった)、たかのつめです。

  我が家には食用の植物がいくつかあります。今まで 観賞するばかりで食べることはなかったのですが、今年はチャレンジしたいと思っています。

我が家の山菜・・もう消滅したものも含む
ギボウシ(ウルイ)、イワタバコ、フキ(ふきのとう)、ヤブレガサ、ナルコユリ、クロマメの木、ドクダミ、イタドリ、自然薯。果樹では栗、アケビ、ムベ
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追伸
そういえば テンプラといえば昨年、静岡のお茶工場を訪問した際に「新茶のテンプラ」をごちそうになったのを思い出しました。