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静岡県フードストアあおきさんへ行く

 修善寺 のキミサワさんまで足を伸ばして、往復500キロ。静岡の伊豆方面は一年ぶりです。沼津・三島、富士市。そして静岡市のしずてつストアさんの新店も訪問してきました。 
 あおきさんのお店へ行ったのは豊洲がはじめてでした。次に御殿場。ということで、ここ数年の間に知ったお店です。
 インターネットショップのメルマガが定期的に届き、一度だけ餃子とかのお試しセットをオーダーしました。
商品に対するこだわりはローカルスーパーさんの方があるように思います。仕入れというか調達の努力は大変なものでしょう。本当に尊敬します。
というのも私、一応、調達部門の長をしたことがあるので、こだわり商品を調達し、賞味期限を越えないようにうまく在庫回転させる難しさは知っているつもりです。
 こだわり商品の多くは、導入後一年経たないうちに忽然と棚から消えます。
理由は問屋さんの倉庫で賞味期限切れが近づいたことを告げる警告が発せられ、問屋さんの営業担当へ倉庫の在庫管理を担当する部署から、「なんとかしろ」という催促が行くからです。
その催促を受けた問屋さんの営業が棚割からはずす作業をバイヤーの了解を得ながら実施するのが、導入から1年位経過後というわけです。
あるいはPOSデータ分析(ABC分析や売れ数「0」分析)からスーパー社内で警告が発せられ、棚からはずされるかのいずれかです。
どっかで意思が(多くはオーナー自身のこだわり)働かない限り、こだわり商品の継続販売は止まってしまいます。
 あおき函南店さんは今年で10周年だそうです。すばらしい品揃えを維持継続、そして美味しい新商品を投入し続ける努力に頭が下がります。
 今回、あおきさんのお店を3店(函南、沼津、富士)訪問。
特に、お気に入りは函南店。加工食品の品揃えは豊洲店や御殿場店の方が豊富に感じたのですが、楽しい買物をさせていただきました。
その報告をさせていただきます。
 まず、商品。あれもこれも購入していたら5,000円以上。さっそくイートインで実食しました。
南部鶏の鶏飯。おいしい。思わずうなってしまいました。銘柄鶏特有の「脂っこさ」がうまく消されているだけでなく、「旨み」がきちんと感じられるように作られています。
つづいて、「高菜のサバ巻き寿司」。高菜を巻くというアイデアもさることながら、サバとの相性が本当にすばらしい。
グルメ番組のレポーター程度の表現力さえ持たないのが悲しい(笑)20080705_2
と、ふと寿司についている醤油を見ると「木桶醤油」だった。こだわりというのはこういうところの「こだわり」なんだなと、再度感心。
結局1時間30分も滞在してしまったのでした。
 その他もっと伝えたいことがありますが、このあたりで筆を差しおきぬ。

  「あらたおと 鯖や高菜に 醤(ひしお)付」 kentnk

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当日の購入商品。
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その他訪問店舗は後日報告します。ああ 楽しかった。