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イーグルスとドゥービーBros.とカリフォルニア

趣味その他, 音楽|2008/07/11 posted.

 カリフォルニアといえばベイエリア。ベイエリアを代表するロックグループといえばドゥービーブラザーズ。
だったのが、1976年にイーグルスがアレを発表してからはすっかりロスがカリフォルニア代表になってしまった(ような気がする)。
 ドゥービーを聴きだしたのは高校生だったのでクラプトンとか同時期ぐらい。
ラジカセ(アナログ)に録音したロングトレインランニングとかチャイナグローブとかを聴いておりました。イントロを覚えてギターで弾いてましたよ。
ところが、アレのおかげでわがドゥービーはすっかり影が薄くなった。アレとは「ホテルカリフォルニア」です。
 学食のジュークポックスはアレとロッドスチュワートの「キープミーハンギングオン」が交代でずっとかかっていました。18歳から19歳になる時に聴いた曲をまさか30年後まで聴きつづけるとは思わなかった。
超有名なあのイントロで始まり、簡単そうに聞こえて、真似するとなかなか難しいギターソロで終わる。良いです。歌詞の内容も時代を感じさせる曲でした。その他も名曲揃い。
「いつでもチェックアウトできるが決して離れることはできない」と歌う一曲目から、「遅れて来たけど新しい」と後発グループに追いかけられる不安を歌う二曲目、「皆はここをパラダイスというが、私にはわからない」という曲で終わる最後の曲。このアルバムは本当に奥が深い。ヒット曲が入っただけのアルバムではない(と思う)。
 
 さて、コンサート。ドゥービーの方が先になりました。1989年。すっかり元気になったトムジョンストンのボーカルがガンガン響きすぎる音響の悪いトコでしたが、このグループのノリノリなところは変わってませんでした。
「ロッキン ダウン ザ ハイウェイ」のイントロがかっこよかった。もちろん「ブラックウォーター」では会場が盛り上がる一斉コーラス。お決まりのヒット曲も全部やってくれた。
 一方のイーグルスのコンサートへ行くのがすっかり遅くなり、見たのは2004年。今まで見たロックコンサートの中ではピカイチの演奏力でした。すばらしい。
  このコンサートではホテルカリフォルニアよりも「時は流れてwaested time)」の方がなんかジ~ンときました。
「生きててよかったな。長生きするといいこともあるんだな」とか本当に思った。

 この間、友人がギブソンのアコースチックギターを持ってきたので、久々にホテルカリフォルニアのイントロを弾いたら、体というか指が覚えていて、ちょっとだけ30年前に戻ることが出来ました。
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 そういえばロスとシスコへスーパーマーケット見に行ったときに、ついでにホテルカリフォルニアのジャケット写真で有名なビバリーヒルズホテルへ寄って、コーヒー飲んで記念写真を撮りました。
なんかゴージャスな雰囲気で退廃的なムードはなかった。コリタスの香りはしなかったぞ。←わかる人のみわかってくれたら良い(笑)