食彩品館.jp

山梨県 オギノ増穂店でポイントカードを作る

05雑感・所感|2009/06/16 posted.

【20090530伊豆~山梨遠征 №10 オギノ増穂店でポイントカードを作る】
「山梨県のアマノスーパーで惣菜バイキングが人気」というニュースを聞いて出かけたのが3年前。その時に近隣スーパーへも数店訪問。そのうちの一つがオギノ。
訪問理由は当時、CRM(Customer Relationship Management)、FSP(Frequent Shoppers Program)で一世風靡していたから。
Ogino_card ・顧客データをクラスター分析して、「顧客別レシートクーポン」でライフスタイルに合った商品提案し、脅威の回収率40%。
・異業種店と提携してガソリンスタンドや飲食店でも使える。
・上位顧客(デシル1~3)へのダイレクトメールなどピンポイント優遇施策。デシル1の超優良顧客には食事会招待など。
・離反顧客やデシルダウン(購入額減少)顧客へのDMアプローチと脅威のヒット率70%。
・バスケット分析等による単品と顧客を組み合わせたメーカータイアップやクロスマーチャンダイジングメニュー提案。
今となってはどこでもやっていて(あるいは廃れて)、だんだんメディアに取り上げられることもなくなったが、当時、私達はこのようなFSP方式を「オギノ式」と呼んで真似したものです。ホントの話[E:catface]。
一番面白いと思ったのはバスケット分析。これはやっていてハマルハマル。キリがなくなるくらいやりました。でも効果があったのは離反客対策。そして、デシルダウン対策
よって、顧客情報分析はその辺のレベル(デシル分析)まででも結構、効果が出る。それ以上は分析・対策作業に時間がかかるので費用対効果としてはどうかな?
200905301924 オギノ増穂店
山梨県南巨摩郡増穂町青柳1240 
℡0556-22-6411
FSPの実践を見るならば、もっと大きなタイプのオギノへ行くべし。たまたま通ったルート上にあった店舗に寄っただけ。
それにしても普通のスーパーです。こういう普通のスーパーが地元の方から支持されている理由を考えるのもスーパー訪問の楽しみ一つ。
*****************
本日はカタカナ文字が多くてすみません。昔、上司に「横文字を多く使うヤツは、自分の言葉で説明する能力がないからだ」と言われたのを思い出した。
わからない言葉が出てきたら「○○○○ wiki」とでも検索してください。
****************
流通ニュース(株式会社ロジスティクス・パートナーが運営の「流通ニュース」とは関係ありません)
ただし、紛らわしいので「流通・小売トピック」と明日から改めます。
Photoマルス安城店閉店セール。6/18にアップ予定の記事に「先週、フィール乙川店へ行った時に、近隣の
サンユー新鮮市場平地店が閉店していた。5/31閉店。すぐにでも後継が居抜き出店予定。250円弁当にフィールの398円弁当がどのように対抗するのか他人事ながら心配しております」ということをアップ予定だったのに。閉店セールで告知するとは思わなかったな。
●マルエツ小型スーパーの実験店「マルエツ プチ 日本橋金座通り店」(東京都中央区)6/11オープン。売場面積165㎡。この他、8月までに2店ほど出店予定。3500~4000品目で食品以外にも雑誌、飲料、小容量の菓子も充実。平日昼間限定のオフィス従業員向け惣菜バイキングも実施。イートインコーナーもある。
●JR八王子駅南口(八王子市)の「サザンスカイタワー八王子」の核テナントに「スーパーアルプス」が出店契約。出店予定の東急ストアが急遽、出店を中止したため。【既報】。アルプスは多摩地区を中心にスーパーマーケット25店舗を展開、市内で12店舗を運営。
●イトーヨーカドー苫小牧店(苫小牧市木場町)の9月以降の撤退を検討。売上が1992年の97億円から現在は半分程度まで落ち込んでいる。
●福島県郡山市でレジ袋有料化の会合。市内17事業者47店舗のうち、5業者6店舗しか有料化されていない。市内に13店舗あるヨークベニマルは「全事業者の足並みがそろわない現状では実施は難しい」とし、他からは。「大手が率先して踏み切らなければ、中小スーパーは出来ない」という意見が出た。実施時期は未定。
●ダイエー新浦安店6/4~6/8に第13回「フローズンフェア」開催。客が商品を味比べ。ハンバーグ、コロッケ、グラタン、チャーハン各品種で2品試食して、好きな一品を投票。イオンの98円均一冷食「デイリーセレクト」を初投入したほか、冷食143品目、アイス74品目を同時販売。
●サークルKサンクスで愛知県設楽町の県淡水養殖漁協がニジマスとアマゴを掛け合わせ育てたブランド魚「絹姫サーモン」を使った「絹姫サーモンの押し寿司」6/18より2週間期間限定で販売。「JIMOTO(地元)」「MOTTO(もっと)」「MOTTAINAI(もったいない)」をキーワードに展開する地産地消企画「中京MOTプロジェクト」の対象商品で、包装にプロジェクトのロゴマークが表示されている。1パック595円。
●セブンイレブンと愛知学院大の学生と共同で「あいち愛彩味菜(あいさいあじさい)弁当」。愛知学院大心身科学部健康栄養学科の学生22人と協議の結果