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紀伊長島まんぼう。マンボウと鮫を食べる(三重県)

道の駅 紀伊長島マンボウ
三重県北牟婁郡紀北町紀伊長島区東長島2410-73
℡0597-47-5444
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名古屋・関西方面から伊勢自動車道~紀勢自動車道経由紀勢大内山ICで降りて、国道42号線をしばらく走る。
紀北町の荷坂峠のトンネルを抜けると、違う景色に出会える。
山間から海が見えるマンボウの丘。ここで、ドライブの休息がてら景色を堪能。
一度、子鹿を国道沿いでみかけたが、ゆっくり脇見もできないほどの急坂が連続し、下りきると屋根のデザインが特徴的な道の駅が左に見える。
紀勢自動車道が延長される前まで、大台~大内山~紀伊長島~尾鷲にかけての道の駅の人気スポットは「奥伊勢木つつ木館」「奥伊勢おおだい」だった。
特に物産が豊富な木つつき館には毎回、寄っていたな。
奥伊勢おおだいも飲食関係が木つつき館より充実していることと、隣にマックスバリュ大台店があり、いろいろと便利でよく利用していた。
2006年3月に大宮大台IC開通により、奥伊勢おおだいの利用機会が減少、さらに2009年2月紀勢大内山IC開通により、木つつき館へも寄ることが少なくなってしまった。
それでもたまに寄っては山野草を中心に買物しているが、高速道路の延長はこういった道の駅にとっては大打撃だなあ。
奥伊勢おおだいは観光バスが停まっていたりして、団体客も多そうだが、木つつき館は朝市とか開催されている時以外は、以前と比べると客数が少なくなっている。
もっとも、ディープな”道の駅ファン”は今でも高速道路を利用せずにせっせと通っていらっしゃるのでしょうね。
そういった他所の客数減少分がおそらく、道の駅紀伊長島マンボウの繁盛に影響していると思います。
また、飲食が充実しているのもマンボウの客数アップに貢献。喫茶軽食コーナー、パン工房販売コーナーの他、近隣の寿司屋さんや仕出屋さんが米飯類を出品しているので、家族連れには大変重宝する。
今回、寄り道したのは「マンボウの串焼きが食べたい」という娘のリクエスト。私はちょっとクセのある内臓付近の匂いが苦手なのだが、娘は小学校の頃に食べた時に気に入ったらしく、久々の熊野同行で、1番楽しみにしていた料理でした。
店外にテント二張り、そのうちの一つで「マンボウの串焼き」「マンボウの唐揚げ」「鮫の串焼き」「鮫の唐揚げ」をライブ販売。隣のテントではクジラの串焼きの香ばしい香りが。
約20分ほど列に並んで順番を待つ。あらかじめ串打ちされているものを客の注文に応じてその場で焼く。焼き置きしてないので焼けるまで待たなければいけない。なので列ができる。
それでも あまり時間がかからないのは焼いている時に上からギュッと鉄板で押さえつけるから中心温度75℃1分(食中毒菌等の不活化)にすぐ到達(笑)
●購入商品
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・鮫とマンボウの焼き串。塩コショウ味を選択。鮫はいつも食べている「イラギの白干し」と思います。マンボウは娘が美味しそうに食べてました。
「美味し~い」と喜ぶ娘の顔と、待たされてちょっと膨れっ面な息子の顔を見比べながらニヤニヤ。妻は? 寝てます([E:catface])
・からすみ
地場のボラを天日干しした高級品。ああ 美味しいこと。
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ちなみに一腹分だと2万円位
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さて、今後、紀勢自動車道は紀伊長島IC(2012年)~海山IC(未定)~尾鷲北IC(未定)と計画されています。そうなると、今度は道の駅マンボウがどうなってしまうんだろう。
台風被害で休業して更地になってしまった尾鷲ドライブインの後継も気になる。
できるだけ熊野で暮らす母に元気でいてもらって、高速道路が延伸になっても道の駅に寄り道する楽しみを続けたいと思っています。
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●関連プログ
2008/12/12道の駅 木つつき館(食彩賓館三号館ブログ)
2008/12/16伊勢~三重県南部方面遠征
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商品化されたマンボウの写真