ｼﾞｬｽｺ大和郡山店・ｲｵﾝﾓｰﾙ大和郡山店
〒639-1101奈良県大和郡山市下三橋町741
℡0743-54-6376(ﾓｰﾙ)、0743-52-7111(ｼﾞｬｽｺ)
開店日2010/3/25(3/19ﾌﾟﾚ)
訪問日2010/5/04

データ等の詳細記録はこちらの記事にアップ済み。
前回、内覧した時に知らなかったというか、まったく気づかなかった「ミツハシイオンモール店」のワークぶりを確認のため再訪。
再訪といっても、西大寺付近の店舗を訪問する途中にチョコ停。チョコ停のハズが結局、一時間以上滞在してしまったために、秋篠寺拝観をあきらめることに。
ミツハシは言われてみれば、レジカウンター付近や天井の一部に“プログレスなワーク”を感じる。スポーツショップとしてはあまり見かけないデザイン。さすがですね。いつもスーパーマーケットで見るような感じのデザインもあって、「プログレワーク」と言われればなるほどと思う。
と、感心したところで、ジャスコ。3階～2階をサラっと見て食品売場へ。

　オリジン弁当など専門店を拡充しているが、直営でも「ジャンボ手作りおにぎり」のスペースをとってコーナー化が目新しいところ。
それにしても惣菜側は照明が暗い。昔の「サンシ(三重県)」を思い出した。照明はLEDスポットライト。惣菜売場上は天井の蛍光灯がない。
↓冷凍ケースの宣伝も忘れない。

野菜売場では「ここがおすすめ!」POP。「見分け方・保存方法」など表示。これはいい取り組みだと思います。特に野菜の保存方法は意外と知らない人が多いので良いかも。他の企業でもやっているが、イオンの表示はわかりやすい。
青果売場ではリンゴの「密渇変」の注意書と交換に応じる旨の説明書表示。これも、心あるスーパーは、この時期必ず掲示しています。
精肉売場でタスマニアビーフの説明POPを見る｡タスマニアビーフが“ロンググレイン(200日以上穀物飼育)”であることは知っていたが「タスマニアヤングビーフ(70日穀物飼育)」があることまでは知らなかった。勉強になるなあ。現地でﾛﾝｸﾞｸﾚｲﾝを長期熟成した逸品(日本では食べられないとか)は和牛より上との評判を試食したバイヤーから以前、聞いたことがある。肉の美味しさを「とろける～。柔らか～い[E:heart04]」としか表現できない人向けの肉ではない。

ブランド和牛は「但馬牛」。焼き方まできっちりと表示している。さすが「宣伝のイオン」。
この店は「フライパンでお手軽・簡単焼肉。ホットプレートで」のコーナーを広く取っている。それだけでなく、料理用途別に畜種を並べているので、焼肉用の牛肉と薄切りの牛肉が離れて別の場所に陳列。これ、思ってもなかなかできない。
飲料コーナーではペットボトルをヤマナカチャレンジハウスのような「横置」。ただし、垢抜けているのはさすがイオン。今後、このパターンが流行っていくように思う。
グロッサリー中エンドでウェイパーと創味のつゆ、キッコーマンの濃口期間限定ボトルを組み合わせた展開に関西を感じた。
ところで、ワインソムリエを配置しているが、それほどの高質ワインを見かけない。ワインソムリエも大変だなあ。アピール(上司にも客にも)するのが難しい。高いワインを紹介するのは容易だけど、安い商品を紹介するのはどうやって客にアピールするんだろう。
レストラン&フードコート出店店舗は特に「ここだけ(にしかない)」を感じない。支那そばはモゾで食したのでパス。(食彩賓館三号館の記事)。ただし、原材料のディスプレイは見事。原料の原産地やメーカーなどを表示している。こういう取り組みは他でも見習って欲しい。
フードコートの客席の造りがなかなか良い。良く考えられていると思う。ここで、昼食の予定だったが、わざわざ大和郡山まで来たのだからフードコートではなく、地域の商材を購入するかと、もう一度食品売場へ。イマイチ決めかねて、結局、何も購入せず退店。モールの訪問で購入品目なしは今までない。
行列のできているドーナッツでも買うかということで列の後尾に並ぶ。列の長さと処理時間を計算すると20分はかかりそう。秘仏御開帳拝観をこの後、予定しているので、ドーナッツをあきらめる。例の天使のチョコリングも出店している。そちらは列なしでも買える。リピートするか迷うが、結局何も購入せず退店。
訪問店舗やお試し購入が増えてくるとこういう事態(訪問しても購入なし)が今後、増えてくるだろうなあ。もう少し、自分の感性(といえるかどうか)を磨かなくちゃ。
『「有名」「人気」ではなく、普通の価格で普通に販売されている商品だけど、実は地元で人気の逸品』例えば、松山揚げ(最近は販売店が増えた)とか嶋屋のあべのポテトとか。
単に“地場で製造されているから”という理由ではなく、地元の逸品をしっかり提案(支持されている理由をわかりやすく表示)して欲しい。「地元の○○さんが作りました」「地元の老舗」とかでは購買意欲がわかない。

　退店前に「大和郡山市　元気城下町プラザ」を覗く。話題になった平城京十条遺跡出土品の展示が目を引く。住民票の写し、印鑑登録証明書、戸籍関係等の公的文書の発行や税金、水道料金等の収納も可能。でも、営業時間がモールよりも短い。職員は公務員だろうか。

ところで、トイレ前に「13時30分に清掃しました」という表示はどんな意味があるのか考えてみたが、イマイチ意味がわからなかった。刺身とか寿司に「15時以降作りました」というシールと同じような感じだろうか。

●資料


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