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アップルランドの新店集中訪問【その1】「デリシア寿店(松本市)とデリシア塩尻東店(塩尻市)」

アップルランド覚書
・松本電鉄関連会社。アルピコグループ。
・売上高474億5,000万円(2010年3月)
・長野県内に41店舗(2010年7月現在)
・八社会(私鉄系スーパー)
・ベリーカード(長野県内多数企業が参加)
・2008年3月より事業再構築計画を推進中。2011年3月までに再建を図る計画。

ということで、準高質系スーパーであるアップルランドの新店・改装店舗を集中的に回って、再建について現地現物現実確認。
今回は第一弾「デリシア寿店とデリシア塩尻東店」編。
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アップルランド デリシア 寿店
〒399-0022長野県松本市大字松原42-13
℡0263-58-8783
開店日  2010/06/10(改装)
訪問日 2010/07/10

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塩尻北インターから東山方面へ向かう。途中、西源本店やバロー松本(諏訪店同様に記事にしない予定)などにも寄道。
店舗外観や店内装飾が、以前から見知っているアップルランドとイメージが似ているようで少し雰囲気が違う。家に帰ってから確認すると、2008年3月オープンの庄内店を最後に、プログレスデザインの“works”店舗に登場しない。デザインは別会社になった模様。緑と白を基調にした外観が信州らしいと言えばらしいのだが。
青果は“PRODUCE”ではなく、「VEGETAVLE」。
地場野菜のコーナー名称は「百笑家」。たしかヤオコーは“百笑や”だったと思うが、ちょっとネーミングが似ている([E:coldsweats01])。百笑家で「真竹」を発見したので購入。直売所では破竹(淡竹)もみかけたが、真竹の食感が好き。
この店の有機栽培や特栽野菜コーナー「つちから」は壁側オープンケースに設置。栽培にこだわる商品の売り方は難しいとつくづく思う。収獲にこだわるものはアピールがしやすい(朝採り等)。「無農薬」という表現が一番わかりやすいのだが、「農薬を使用しない=農薬が検出されない」というわけでもないので表現が難。「有機栽培=化学的に合成された“農薬&肥料”不使用(品目によって2年または3年)」といわれても普通の人はピンとこない。栽培にこだわるよりも収獲にこだわった野菜が好きな食彩賓館です。当然、出所がしっかりしたものが条件だが。
鮮魚では新モノの北海道産サンマを見かけた。もうそんな時期か。
あとは「信州の逸品」でいつもの地場惣菜をチェック。グロサリーも「デリシアコレクション」を確認。
「なぜ この場所にこの商品がこの組み合わせて置かれているのか」がイマイチ伝わってこない。これは当方の能力不足。

お客さんが少ないのが気になる。
●購入商品
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・「手作りおにぎり ねぎ焼きみそ」裏側にも味噌がついていた。食べにくいのが難点だが、なかなか良い。
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アップルランドデリシア塩尻東店
〒399-0703塩尻市大字高出1537番地2
℡0263-52-3700
開店日  2009/11/20
訪問日 2010/07/10
敷地面積 14,712 ㎡ (4,450 坪)
延床面積 2,893 ㎡ ( 875 坪)
店舗面積 2,047 ㎡ ( 619 坪)
駐車台数 153 台

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自動車屋さんとNSC形成。
天井にそれらしい装飾があるのと、壁面の売場サインがいかにも「プログレworks」だが、こちらも“works”店舗に入っていない。
青果はこの店も「VEGETABLE」。国産さくらんぼが他店よりも100円安く販売しているのと、かわいい手書きPOPが好印象。
鮮魚で「鯉の切身大型パック」を見ると「長野だなあ」と嬉しくなる。
生鮮はこの店の方が品揃えが良さそうだ。ベーカリーでは「石釜パン工房」もある。
この店で気付いたのだが、おにぎりが58円から品揃えされている。価格対抗も実施している模様。
商品では低温殺菌の「あづみのパスチャライズド牛乳」が気になった。大町の牛乳屋さんの瓶牛乳も試してみたかったが、お腹の具合が気になってあきらめる。牛乳に弱いんです(笑)
隣にカインズホームがある。

両店共通の印象です
食彩賓館的印象
総合     ★★★☆☆
装飾・備品★★☆☆☆
品揃・商品★★☆☆☆ 
売場作り ★★☆☆☆
品質・衛生管理★★☆☆☆
価格(当日)★☆☆☆☆
サービス  ★★☆☆☆
リピート  ★☆☆☆☆
視察向け ★☆☆☆☆
上記の★☆の説明はこちら

【その2へ続く】
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●アップルランドに関する食彩賓館記事
・2009/6/4長野県「アップルランドデリシア伊那インター店」