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ヤマナカ ザ・チャレンジハウス三郷店とイトーヨーカドー尾張旭店(改装中)で野菜放出見る

ヤマナカ ザ・チャレンジハウス三郷店
〒488-0014愛知県尾張旭市三郷町中井田80
℡0561-53-1315 ニュースリリース 
改装開店日 2010/10/09
訪問日        2010/10/16 
 敷地面積 5,063㎡ 1,534坪
 延床面積 8,671㎡ 2,628坪
 店舗面積 2,637㎡    799坪
  駐車台数 135台 駐輪台数 103台

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  このレイアウトは相当苦心の跡が伺える。衣料の位置を何処にするかが、今回の改装のポイントでしょうか。もともとあった場所を移設するのか、そのままにするのか。出した結論がレイアウト表のような結果です。
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それはともかく、リリースされる情報では ザ・チャレンジハウスの成功が流されているが、本当にそうなんだろうか。
確かに成功している店舗もあるでしょう。でも「成功」というのは何をもって「成功」と判断する基準となっているのでしょうか。
赤字から黒字が成功なら、確かにザ・チャレンジハウスは成功なのかもしれません。
生鮮食品にこだわりがあったスーパーが価格強調型店舗に変わるのは、経営者や株主よりも、現場の従業員に抵抗があるのかもしれません。
「価格強調型」は現場の技術、「付加価値をつける」ということを否定しているように思ってしまう。
ザ・チャレンジハウスの価格は他企業の低価格強調型店舗に比べて、本当に真面目に低価格販売を目指していると思う。
食彩賓館がまだバイヤーだった時代、担当部門の価格調査を毎週実施していた時、毎回、一番安い企業はヤマナカ社だった。世間のイメージと現実の違いに戸惑った記憶があります。真面目に取り組む企業ほど世間の評価と現実が乖離しているように思う。逆に実際はそう安くないのに「激安」という言葉を連発したり、「他店徹底抗戦」「コロッケ●●円、ペット飲料●●円」とかアピール、あるいは強調している企業の方が世間のウケが良い。
●購入商品
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●食彩賓館的印象(2010/09/29改訂)
 (評価ではありません)
総合     ★★★☆☆
装飾・備品★★☆☆☆
品揃・商品★★☆☆☆ 
売場作り ★★☆☆☆
品質・衛生管理★★☆☆☆
価格(当日)★★★☆☆
サービス  ★☆☆☆☆
リピート  ★☆☆☆☆
視察向け ★☆☆☆☆
繁盛感   ★★☆☆☆
上記の★☆の説明はこちら

●資料
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目の前にイトーヨーカドーがある

イトーヨーカドー尾張旭店 外観化粧直し中
〒488-0067愛知県尾張旭市南原山町石原116-4
℡0561-54-1211
訪問日 2010/10/16
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 大手がこういう野菜放出をやるから さらに相場が上がる。商品も手に入りにくくなる。
でも、野菜が高騰して困るのは消費者。消費者に少しでも野菜を安く提供したいという姿勢は評価できます。それが中間流通の負担になっているとしても・・・です。イトーヨーカドー社が出せば、イオンが出す。イオンが出せばイトーヨーカドーも出す。大手がやればその他も追随しなくちゃいけない。さらに商品が不足する。厳しい。
 野菜は確かに安いものもあれば、それなりのものもありました。消費者はきちんと評価しないとそれなり価格の商品も購入して、売り手の思惑(荒利ミックス)にはまる。改装オープンしたヤマナカ社よりも目の前のイトーヨーカドーの繁盛に「?」を感じた食彩賓館です。これだけ近いのにあっち行ったりこっち来たりとかあまりしていてない様子。
青果売場でカット野菜が大量に積まれていたのを見ておもわずニヤリ。相場高対応はいつもカット野菜拡大。