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やまと韮崎本町店(まちなかステーション)オープンしています(山梨県韮崎市)

やまと韮崎本町店 (韮崎まちなかステーション)
山梨県韮崎市本町1丁目
℡0551-30-5050 営業時間9時~20時
開店日 2010/09/07
訪問日 2010/10/09
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コンビニ退店跡の空き店舗。売場面積は105㎡(報道によって80㎡という説も)。買物難民対策ということもあり、韮崎市が補助金を出す。店内に市の観光情報のパンフを置いたり、地元の方達の交流の場とするためのベンチを置いたりして、市の苦心が伺える。
補助金は700万円(100万円/月を7ケ月)ということで、いつもの勝手な予想をしてみた。
セブンイレブンの平均よりは下回るだろうということで、日商50万円とする。平均単価をミニスーパー並みの1000円とすると客数は500人/日。訪問時の滞在客数からするとこの500人を確保するのは無理と判断。200人/日がせいぜいか? それではちょっと厳しすぎるので
多く見積もって300人とする。

●300人/日×1,000円(これも厳しいと思うが)=30万円/日商≠900万円/月
●900万円×荒利25%(通常のSM荒利)=180万円/月(荒利)
●経費として
 ・人件費がパート3人×11時間×1,000円/時間×30日=99万円
  (訪問時、男性がいたので、もしこの人が常駐としたら+30万円以上)
 ・その他30坪程度の店舗にかかる経費を仮に約250万円/月とする
  (パック商品を近隣で加工して配送しているため、ここまでかからないかも知れない)
   
●収入 荒利180万円+補助金100万円=280万円/月
●支出 人件費99万円+経費250万円=349万円/月
※損益 ▲69万円(正職員を1名配置すると▲100万円)
ということで、利益を出すには
荒利180万円+損益上乗せ分69万円=249万円の荒利確保
249万円÷25%=996万円/月の売上げが必要。
(正職員を1名配置の場合は売上1,116万円/月)
でも、夕方の値引き状況や低価格商品とかの影響を考慮すると荒利25%は無理だ。
ということで、荒利を20%として、面倒なので経費は同じとすると・・・・。
249万円÷20%=1,245万円/月(41.5万円/日)
補助金がなくなると厳しくなるが、経費はそのままで頑張ったとして、
349万円÷20%=1,745万円/月(58万円)
ということで、結局、セブンイレブンくらいの日商が必要になる。
でも、売上げが増えることによる経費増を考慮すると・・・・。

  
 以上、酒飲みながら計算&記事しているので、かなりいい加減です(笑)

結論として補助金(100万円/月)がなくなるまでに、周辺住民の方のご協力「地元で優先購入」が必要になります。市からの補助金はパートさんの人件費をカバーする位ですね。

 やまとの他店同様の品揃えもある。例えば298円弁当に50円おにぎり。青果・精肉・鮮魚と生鮮を品揃えして、さらに生ゴミの回収も受け付けてくれる。チラシも他店と同じ内容になっている。
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訪問時は雨ということもあるが、いかんせん客数が少ない。補助金がなくなった時にどうするかが課題。ちなみに居抜き改装費用は1,200万円とか。
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●食彩賓館的印(2010/09/29改訂)
 (評価ではありません)
総合     ★★☆☆☆
装飾・備品★★☆☆☆
品揃・商品★☆☆☆☆ 
売場作り ★☆☆☆☆
品質・衛生管理★☆☆☆☆
(出入り口に近い場所での惣菜バラ売り)
価格(当日)★★☆☆☆
サービス  ★☆☆☆☆
リピート  ★★☆☆☆
視察向け ★☆☆☆☆
繁盛感   ★☆☆☆☆
上記の★☆の
説明はこちら

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