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オーケー仲池上店で買物。「万一、対応が間違っておりましたたときは、どうぞ教えていただきたいと存じます」について考える


オーケー仲池上店
東京都大田区仲池上2-20-4
℡03-5748-6201 
売場面積1,217.75m²( 368 坪 )
駐車場29 台
営業時間 8:30 ~ 21:30
開店日 2010/08/20
訪問日 2010/11/06
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オーケー社への訪問は4~5店舗目。最初の訪問が2006年。当時は仕事でした。他人の運転する車に便乗し、しかも詳細な解説付き。贅沢なモンです。
おにぎり50円を食べて「こんなもんか」とか、価格表示を見て「客志向ではない」、オネスト表示を見て「な~に 言ってやがる」と冷めた目で見ておりました。今のような「趣味としての店舗訪問」ではなく、「店舗視察」。いいところばかりではなく、ついついアラを探してしまう。
「競合店視察は強弱の確認」「新店視察は新規取り組み確認」。でも人気店には妬みを感じるのか、「好みに合わないこと」を見てしまう。
視察ツアーなんかに参加すると、高い経費を使った手前、大したことでもないと思っていても、お土産(視察したことを自社で活用)を持って返らないといけない。なので、ついつい意志のないマネリング(モデリングまでいかない)をしてしまう。
そういったマネリングがだんだんモデリングになり、自社の戦略となって昇華することを、ここ数年のカネスエ社を見ていて感じているのだが、最近のスーパーマーケットのマネリングの氾濫にはちょっと顔をしかめている食彩賓館です。
「真似る」のは結構だが、そっくりそのまま真似するのはイカン。芸がない。“自社流”にアレンジしないと。流通の小技を教えることが商売の方は「まず真似しろ。しかも徹底的に」と言われるが、食彩賓館はそうは思いません。
真似は真似でしかない。しかも中途半端な真似は企業の品格を落とす。流通業はそういったマネリングが多すぎる。(流通業だけでなく、猿真似は日本人の文化なのかも知れないが)
 という、独り善がりな主張をしたのは次のフレーズを使うため。

 オーケー社には自己主張がある

決して、猿真似ではない。オネスト宣言なんて「欠点を長所に替えている(”変える”ではない)」。商品説明も詳しい。説明というよりは「解説」。事実を伝えることに熱心です。決してゴトPOPにはなっていない。(コトPOPとゴトPOPについては こちらの記事を参照願います)
欠点として、解説しすぎて、良く伝わらないこともあったりするのだが。

さらに、価格表示がわかりづらい。いつも購入している人にとっては問題ないのだろうが、食彩賓館のようにたまに行く客にとってはどこに支払う価格が表示されているのか探してしまう。お年寄りなら余計に見難いと思う。
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そして、「競合店価格に対抗しました」は品がない。立派な会社だと思うが、これは食彩賓館の好みに合わない。「だったら最初からその価格(競合店の価格を予測して)をつけておかんかいっ!」と思う。
確かにアメリカの企業でも競合他店の価格をズラっと並べて(しかも自社は特売価格で他社は定番価格だったりする)、「我が社(店)はこんなに安い」という品のない主張をするところがあるが、オーケーストア社は・・・そこまで行かないけど似たようなことはしていると思う。これは西友社も同じ。
ということで、オーケー社の売場は食彩賓館にとって玉石混淆。訪問するのが楽しみな店です。何が玉で何が石なのかは人によって異なります。オーケー社のことを書くと某サイトにリンクが貼られると思うが、オーケー社ファンの方、気を悪くしたらごめんなさい。食彩賓館はオーケー社のことが好きで、いろいろ書いています。 
 実は神奈川県のスーパーを訪問するのが当日の目的。ヤオコー社の新店を訪問した後、さあ南下して・・と思ったら、意外と東京の気になる店舗(ナビに「ひまわりマーク」を表示させてある)に近いことを知り、急遽、東京西部の店舗を訪問することに。で、世田谷から南下して大田区まだやってきた次第。
 オーケー仲池上店到着時はすでに16時過ぎ。地下駐車場へ入る車待ちができていた。エスカレーターで2階に上がり、早速買物。細長い長方形タイプなので、結構、奥行きがある。でも狭い。

以下覚書的に記す。
●青果
・「青果物の競合店対抗値下げは、原則として実施しておりません。同一等級、同一規格で競合店より高いものが無いように注意しています」(だったかな?)。ああ そうなの。なんでまた?と思ったらきちんと理由が。~野菜・果物は品質にバラツキがあり、さらに相場変動もあるのでチラシにも掲載しないし、競合店の売価に合わせて値段を下げると品切れになるから~というような意味のことが書いてあった。しかも「競合店の価格は確認していて、そして値下げすべきと判断した場合、当日または翌日以降の売価に反映させることとしています」とか。最後には「万一、対応が間違っておりましたたときは、どうぞ教えていただきたいと存じます」とある。しかも社長名で表示。ん~まいったなあ。市場の担当者と会話しているようだ。ということで、食彩賓館から意見を。
「間違っていません。御社の方針に対してとやかくいう資格は誰にも(株主除く)ありません。あると感じれば買物に行かないだけです」
●鮮魚
・鮮魚売場。「CAS」ですよ。「CAS」。いつか自家用車で来たら買おうと思っていた。ようやく購入できる。でもこれだけ大きな冷蔵庫で、しかも大きな看板ついていて、4アイテムだけですか? ちなみに、生食の刺身は注文してから買物中に作成してくれる。
●精肉
・ノートレー商品が増えたなあ。トレー使用の方が少なく感じる。
・黒毛4等級と交雑B2の説明をきちんとしている。エライ。
・「当社の挽肉は生肉のみ。・・(中略)・・お肉は空気にふれてから発色しますので・・・(中略)・・外側と内側とでは色に違いがでます」ということで外側と内側の色の違いを説明して、「鮮度劣化ではありません」と説明。挽肉もノートレー。
・豪州産イヤリングビーフ(生後約1年半)。「色合いは浅めで脂質のすくなめのお肉です」
●寿司・惣菜
・「握り寿司梅(10カン)1P当り399円(税込419.95円)」売り切れでした。
・「まぐろ頭肉(本鮪50%、インド鮪50%)」5カンで350円(税込367.50円)。ほお~。こういった品揃えもあるのか。ちょっと見直した。
・「のっけ海苔弁当(肉団子)」「のっけ鮭弁当(イカフライ)」はいずれも、198円(税込207.90円)のPOPは写真付きで「美味しさの秘けつ」として使用原材料の説明までしている。恐れ入りました。
・「野菜天重」「三陸さんま蒲焼丼」はなぜか199円(税込208.95円)。税抜き価格は弁当より1円高いが、税込み価格は0.95円高くなるだけ。得したのか損したのか良くわからなくなる。
・「麻婆ナス丼」「韓国風味噌そぼろ丼(岩手鴨使用)」は299円(税込313.95円)。
・「ハンバーグ弁当(チーズデミソース)」「シュウマイ唐揚弁当」は290円(304.50円)
・おにぎりは50円(税込52.5円)と75円(78.75円)。
↑買いもしないのに価格のことを書いてしまった。こういった店頭価格を表示するのは本当は良くないことなので良い子は真似しないこと([E:bleah])。相当、競合店価格を意識して売価を決定していることがわかる。でもPOPは税抜き価格が赤で税込み価格は黒。逆の方がオネスティだと思うが、どうなんだろう。POP表示はやはり、レジで実際にサイフから出す金額で表示しないといけないと思う。私見です。
弁当も200円を切る時代と思っていたら、某ショップ(コンビニ系)で100円を切る弁当を開発中とか。何時発売になるのかと楽しみにしています。
●その他
・価格は東京土地代・賃料を考えればこれでも安いと思う。田舎のスーパーと比べて高いといっても笑われるだけだが、尾張西部の競合地域の価格からするとやはり・・・。東京の人はこういった「理屈で安い」というアピールに弱いのだと思う。少なくともコロッケや飲料が安いことをウリにしているわが自宅近くのスーパーよりは「節約生活」ができると思う。
・勤務体系が面白い。「1職位2直3人編成」で管理者も残業無しで、理論的には3週間に一回は有給休暇が取得できると案内されていた(ホームページで)。取り組みは立派だと思います。「長時間労働」「休まず働く(サービス残業含む)」ことが「やる気」と勘違いしている人が流通業には多すぎ。
・採用ページの給与項目には賞与込みの年収金額が円単位まで表示されている。細かい。できたらモデルケース(40歳店長平均年収○○○円とか)各世代で表示してくれるとありがたい。(何がありがたいのか良くわからないが)

 ということで、食彩賓館としては初の「小型店タイプのオーケー」仲池上店訪問でした。楽しいねぇ。でもオーケー社は大型タイプの方が似合っている。特にグロサリーは手狭。
さてレジで支払うかと思ったら、オーケーカードを忘れてきたことに気付く。3%損した。しかもCASの恩恵を確認するためのドライアイスが有料。尚且つ、レジ袋も車に忘れてきてしまった。しかたなく、小さな保温用のバッグを購入。広げて唖然。缶ビール6缶サイズだった([E:crying])
●購入商品
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・デブコーラとコーヒーを購入。このコーヒーは夏商品のアイスコーヒー用におまけで試供品のホットコーヒー用がつくという技を使っている。
・なんじゃこりゃあ~!!!と驚くぐらい美味しい。驚いたねぇ。メバチマグロで、しかも部位が中トロっぽいこともあるが、これが“CAS”の恩恵なのかどうかはともかく、間違いなく次も自家用車で訪問したら購入すると思う。へぇ~。賞味期限も冷凍物の割に短いんだ。
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●食彩賓館的印象
 (2010/09/29改訂)
 (評価ではありません)
総合     ★★★☆☆
装飾・備品★★☆☆☆
品揃・商品★★★☆☆
(CASはやっぱスゴイわ) 
売場作り ★★☆☆☆
品質・衛生管理★★★☆☆
(これは頭が下がる)
価格(当日)★★☆☆☆
サービス  ★★☆☆☆
リピート  ★★★☆☆
視察向け ★★★☆☆
繁盛感   ★★★☆☆
上記の★☆の説明はこちら

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最後に食彩賓館から
「万一、食彩賓館に対して“生意気だ”とか“オマエはどれほどのモンじゃ”とか思って腹を立てたとしても、どうぞ、ご指摘なぞせずに、そっとブログ訪問を止めていただきたく存じます」
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●資料
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●オーケー社に関する食彩賓館記事
・2009/2/23オーケー川口店(埼玉県川口市)
・2009/12/11オーケー幕張店(千葉県習志野市)