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(仮称)ソラト太田川 (マルスフードショップ)<愛知県東海市>の鉄骨風景 part2

○マルス太田川 記事は他に新しい記事があります
2011/04/01マルス太田川 オープンチラシ及び訪問外観写真
2011/03/30オープン日告知紹介記事
・2011/02/11ソラト太田川(Part3)
・2010/12/06ソラト太田川の鉄骨風景(Part2)
・2010/10/10ソラト太田川の景色(part1)

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・(仮称)ソラト太田川(マルスフードショップ) 2010/04/01予定
 愛知県東海市知多北部都市計画事業
 東海太田川駅周辺土地区画整理事業街区27-3 
 店舗面積 2,072㎡ 駐車場48台
 ↑ 「バンベール太田川」横の商業ビル予定地にマルス
201011251450

 前回は更地。今回(といっても少し前)は工事看板も掲示され、軀体工事も開始されていました。結構、立派な骨組みで、食彩賓館の知っているマルス社の店舗とは違った風景が広がっています。
マルス社は当然、何時もの、自社のスタイルで出店することでしょう。「渡辺流繁盛店スタイルの店舗」と予想しています。
 食彩賓館はご存知のようにいろいろな店舗を訪問し、買物した店について印象を勝手に語っています。世の中、低価格ブームで、新店もそのような低価格志向店舗が多いのですが、実際に既存店も含めて訪問している食彩賓館のイメージとしては、まだまだ「良質品を品質に見合った適正価格で、上質なサービスと、そこそこの衛生管理で提供するタイプの店」も、全国に数多く散在していることを知っています。
といっても、一番多いのは「全国ブランド商品に地場のメーカー商品を合わせて、さらに自社PBのスペースを拡大し、ほどほどの価格とサービス商品を提供する店」なんですが([E:gawk])
マスコミ報道などを見ていると世の中すべて低価格志向と勘違いしてしまう人も多くいるようで、せっせと「こんなに安い買物ができる店」という情報も時々、報道番組やバラエティ番組でも取り上げられています。
食彩賓館は、いわゆる「激安」「ディスカウント」と自称したり、「EDLP」とか「毎日特売」とかの価格政策をアピールしていても、騒いでいるほど安くない店があることを知っています。
さらに、POPの価格表示を赤文字や税込み価格よりもフォントを大きくするなど、税抜価格の方をアピールして客を惑わせようと(ここでは食彩賓館のことを客と言っています)する企業や、低品質でそれなりの価格 or 品質に比べて高いが一般品に比べると低価格で販促を打つ反則企業もあったりして、客(食彩賓館)は戸惑うばかり。
まあいろいろあるが、客は品質を吟味し、自分の懐具合や今日のおかずのことを思いながら、客の判断で選べばよいと思っています。品質の見極めに自信がなければアオキスーパー社やカネスエ社で買物していれば、価格的にも品質的にも及第点の商品を購入することができると思います。
 スーパーマーケットに限らず、どの業態であっても物品販売業は「できるだけ安く、できるだけ品質良く、できるだけ良いサービス」で商品を販売しようと努力しています。よって、『良い店・悪い店』というのはありません。何時も言っているように『(自分にとって)好ましい・好ましくない』だけです。

 それではマルス社の店舗はどういった客が集まっているか。勝手なイメージですが、
「とにかく食費を切り詰めたい」「品質はそこそこ担保されていれば良い」「丁寧な接客よりも、とにかくレジを早く通過したい」「少しくらい買いにくくても良い」「混雑なんか気にしない」というように感じます。
『悪い』と言ってないですよ。食彩賓館もこのような元気のある繁盛店が大好きなんです。でも「品質は高度に担保してほしい」と思っているだけです。そうは言いながら、価格とその時の需要と興味があれば品質にこだわらない時もあります。
こういうタイプの店、愛知県でいえばアブヤス社、サノヤ社、ウオダイ社、タイプは違うがサンヨネ社等、何時訪問してもワクワクしてしまいます。(ちなみに大阪のスーパー玉出は「ニヤニヤ」)
 スーパー各社もそうですが、客もできるだけ出費を抑えたいと思っています。ですが、価格を安くするということは大変難しい。一度安くすると泥沼にはまり、抜け出すには相当の苦労が必要。そこそこの高質っぽい商品に、ちょっとした訳(お勧め理由)をつけて、さらにそこそこの演出をしている方が、経営的には安全だし、株主としても安心して見ていられる。

 そういったことで、低価格をウリにする企業に対しては尊敬の念を抱きます。

 余談になりますが、以前、毎週一回、曜日と時間を決めて、一斉に価格調査と店内滞在客数、駐車場の混雑具合、レジの稼動台数と待ち人数とかを調査していました。
価格調査だけでなく、商品を実際に購入してきて、品質と価格についても確認するという今思えばなんと贅沢な、且つ無駄な努力をしていたわけです(おかげで各企業の品質と価格の選定の仕方について勉強できましたが、価格調べても生鮮なんか常に変動しているので対策がすべて後手になってしまう。オーケーストア社みたいに開き直る手もあるが)。
その時にいつも一番安かったのが、低コスト低荒利で有名なA社ではなく、さほど低価格イメージのないY社でした。これは重点商品としての比較だけではなく、メニュー価格調査(鍋を作るとかカレーを作るという想定で買物比較)でも同じ結果でした。
イメージと実際の価格調査結果に大きな差がある。
『安い・高い』を語るのは、料理の味を『ウマイ・マズイ』の評価をするのと同じくらい難しいのです。
 余談が過ぎました。マルス社の話に戻します。
結局、価格訴求をする時に何を選定して、どの位の価格にするのかを決める権限を持った人のセンスが大事。できるだけ安く販売したいのはどの企業も同じ思いと前に書きました。でも大事なのは『どこまで価格を下げなくても良いか(それでも売れる)』だと食彩賓館は思っています。
マルス社は結構、そういう『どこまで派』だと思っているのですが、間違っているかな?

マルスホームページ

 ↓ ナビ登録は「JAアグリ知多大田支店」
 愛知県東海市大田町蟹田69-1 
 ℡0562-32-5410

●前回記事
2010/10/10
(仮称)ソラト太田川(マルスフードショップ)バンベール太田川横「太田川再開発商業計画」

▼記事に出てきたスーパーの食彩賓館記事
●マルス社
・2008/8/26マルス250円弁当と週末訪問店舗 
・2009/8/9マルス 半田乙川店7/31オープン 
・2010/10/10(仮称)ソラト太田川(マルスが出店) 
●アブヤス社
・2008/9/16尾張西部三重県寄り・その2(春田店) 
・2008/12/11大繁盛店アブヤスでお買い物(神守店) 
・2009/4/10 250円弁当」のアブヤス春田店改装 
・2009/10/24アブヤス(名古屋市)(全店紹介)  
・2010/04/14アブヤス春田店リニューアルオープン 
●サノヤ社
・2008/9/14大須の繁盛店「サノヤ」さんへ行く
●ウオダイ社
・2008/11/21 「弁当250円」対「超鮮度でコト販売」 
・2009/8/26 ウオダイ瑞穂店のテレビ放映 
・2009/10/13また ウオダイ瑞穂店のテレビ放映 
・2009/10/18ウオダイ瑞穂店 鮮魚詰め放題 
・2010/10/01フードパークウオダイ瑞穂店へ久々に行く
●サンヨネ社
・2008/5/18繁盛ということについて思う サンヨネ  
・2008/10/10豊川価格競争。サンヨネさん再訪問
・2009/7/16久々に豊川のサンヨネへ行って買い物 
・200/7/9サンヨネ魚町本店(仮店舗)と付近の商店(豊橋市) 
●オーケーストア社
・2009/2/23オーケー川口店(埼玉県川口市)
・2009/12/11オーケー幕張店(千葉県習志野市)
・2010/11/13オーケー仲池上店(東京都大田区)
●アオキスーパー社とカネスエ社
・「1円セール」について
(アオキスーパー社とカネスエ社については他の店の記事も沢山記しています。こちらの企業別記事一覧ページを確認してください)
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