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カネスエ美濃店がオークワ社に対抗。ただし、1円までは下げていないことを確認(岐阜県美濃市)

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カネスエ美濃店
〒501-3753岐阜県美濃市松森上竹下200番地
℡0575-31-1033

改装開店日 2010/10/08
前回訪問日  2010/08/08
今回訪問日  2011/01/08

201101081111
 隣地にスーパーセンター(以下SuC)オークワ美濃店進出(2010/11/19プレ、11/20グランドオープン)を受けて、2010/9/28~10/7まで改装休業。外観の変更なし。店内一部ケースとレイアウト一部変更。いつものようにリニューアルオープン告知なし。ということで、食彩賓館基準では「改装」ではなく不具合修正程度の修繕レベル。
 カネスエファンであり、オークワファンである食彩賓館としては見逃せないオープンだったが、オークワ社の岐阜県内出店の様子を見る限り、かなり厳しいだろうなという予想と、美濃インター店の2000坪はSuCとしてはかなり手狭という先入観。南紀店(2011/1/11記事)並の6,000坪とはいわないが、せめて4,000坪ないとSuCとしての機能を果たせないと予想し、それよりもオープン後の様子を確認したいと思いながら、ずるずると先延ばし。ようやく、オープンからかなり経過しているとはいえ、訪問することができた。
本音としては「関は遠い」([E:bearing])。オークワ美濃賀茂店や坂祝店、バロー富加店など出店が重なった時期は、“訪問モチベーション”がアップしていたものの、一端オープンしてしまうと、これまたバロー社同様、どんな店か予想がつくので、なかなか([E:coldsweats01])
興味はオークワ社がどこまでカネスエ社の価格対抗に反応しているかだけ。
 あまり買物する気もないので、いつものカート車押しながらではなく、買物をしている人の雰囲気を壊さないための配慮「カゴを持って買物」するスタイルだけは演出。
青果で価格を見ると、1円とまではいかないが、青果の主力商品をかなり低価格で販売している。
日配商品も「競合店に対抗しました」という黄色に赤文字の表示が目立つ。
これだからカネスエ社の隣に出すのは大変([E:coldsweats01])
 以前にも書いたが、価格競争というのは、ただ単に価格を下げて、「相手と同じにしました」だけではダメ。何をいくら位下げるかの見極めが大事。さらに地域の人々の店に対するステイタスと合わせて、競合店よりも安くしなければいけないのか、同じ位で良いのか、まったく対抗しなくても良いのかの見極めは本当に難しい。
大体の価格を確認した頃には、買物カゴがかなり重たくなっていた([E:lovely])。カート車にするんだったなあ。
青果奥の突き当たりは塩干。青果ではない。今時「マグネット」なんて言葉使うのもどうかと思うが、一等地のマグネットの一部が塩干商品。しかも通常品。考えがあってのことだと思いたいが。確か、前回訪問時の資料を見ると、この位置は青果だったと記録している。鮮魚オープンケースも段数を増やしたようだ。
鮮魚・精肉はセンターパックなので単店での価格対抗は難しい。なので、バラで販売するエビなどで対抗。かとおもいきや精肉では若鶏ムネ肉を価格訴求。
こうやって見るとカネスエ社のセンターパック商品の鮮度的なレベルは高い。店によってはちょっと買いたくない鮮度のものもあるが、美濃店は繁盛店なので回転はよさそうだ。
これだったら他の企業のように「鼻マスク(マスクはしているが鼻を出している)」、「耳だし帽子(ネット付き帽子をかぶっているが折り曲げて耳を出している)」、「刺身作業室と原料加工室が一緒」、「生食商品を素手で加工しているスーパー」よりずっと安心して購入できる。
 ぐるっと回って惣菜売場では以前から出店している専門店が健在なのを確認。
調理場と売場を仕切る窓を外して、出汁巻きたまごのライブ調理。ライブ感はあるが、衛生感はぐっと下がる。誰が始めたんだこんなこと。まったく。食品の安全をなんだと思っているんだとヤツあたり。でも、音と臭匂いと演出で確かに買いたくなる。
せっかく窓をあけっぱなしで調理してくれているので、作業場の様子を探る。
どこのスーパーでも同じなんだけど、せっかく使い捨て手袋を使っているのに、段ボールや商品の入った袋などの汚染品を触った後に、交換せずにそのままの手袋で食品を盛付けたりしている。これじゃあ意味がない。だから、センターのような汚染地区と非汚染地区を分けて作業している方が衛生的。
 
品質は見た目だけじゃあないのだよ。

置いてある商品やコストのかかった設備・装飾だけで「高質」とする人が多すぎ[E:bearing]。オープンキッチンでシズル感なんぞを演出しているスーパーは「高質」ではないとここに“超”宣言する([E:pout])
ということを思いながらカネスエ社側の弁当を見る。いつも思うが298円でこれだったら立派なもんだ。

 スーパーマーケットの売場作りや商品作り、そして価格政策は「我が顧客に対して、どんな生活を提案しているのかがすぐにわかる」ことが大事だと思っています。そういう提案が見えないと客には支持されない。
客側も“自称”高質店へ行って「ディスカウント店と比べて高い」と言ったり、逆にディスカウント店へ行って「まずい」と言ったりする。提供する側と買物する側の思いが一致しないといけない。
珍しいことだが、このカネスエ社は、「提案する生活」に対して、きちんと理解している(と思われる)顧客が多いと思う。カネスエ社の努力には頭が下がる。取引先は大変だと思うが。

 誉めた後はいつもの印象([E:wink])。
その前に、以前、他のカネスエ社店舗で設置されていて、感動さえした惣菜揚げ物のカバーやパンのカバーが外されていた。残念。鮮魚や精肉売場でのセンター加工商品の衛生アピールや安全・安心の表示と相反しているという印象を受ける。
さらに出入口のゲート。こんなゲートつけるならIDカード発行して、出入りをチェックせんかいっ。と心の中でこっそり思う。コストコよりはマシだけど。
あとはやっぱり税込価格と税抜価格の並列表示が気になる。特に税抜価格を赤色にするのはいかがなものか。食彩賓館は分かっていても赤文字の税込価格を最初に見てしまう([E:confident])。
これは「オネスティ」ではないと思う。
●購入商品
20110108
●食彩賓館的印象
 (2010/09/29改訂)
 (評価ではありません)
総合     ★★★☆☆
装飾・備品★★☆☆☆
品揃・商品★☆☆☆☆ 
売場作り ★★☆☆☆
品質・衛生管理★★☆☆☆
(窓枠はずさない方がいいと思う)
価格(当日)★★★★☆
サービス  ★☆☆☆☆
リピート  ★★★☆☆
視察向け ★★☆☆☆
繁盛感   ★★★☆☆
上記の★☆の説明はこちら

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【追記】
そういえば、カップヌードルとどん兵衛が見当たらなかった。価格対抗できないものは置かないのはオーケー社と同じだが、「オネスト表示」は見当たらなかった。特注だったら受けてくれるか聞いたが「できませんっ」ときっぱり断られた。なかなか立派な態度だと思う。信念を感じた([E:catface])
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●カネスエ社の記事
・2008/10/16垂井~稲沢まで(カネスエ国府宮店)
・2008/11/05カネスエ五郎丸店とビックリブ犬山店
・2008/12/23 1円販売終了について〔カネスエ〕
・2009/6/22カネスエとアオキスーパーの1円セール 
・2009/8/13カネスエ西春店7/24改装オープン
・2009/9/9旬楽膳(カネスエ)一宮八幡店へ久々に行く
・2009/9/11カネスエ 竹の山店9月11日オープン
・2009/10/31チェーンストアエイジ「KATの流儀」
・2009/11/22カネスエ八剱店改装11/21 
・2010/03/29旬楽膳名古屋地アミ店改装「真空調理」
・2010/03/31カネスエ国府宮店改装オープンへ行く
・2010/11/05旬楽膳地アミ店「本物」ではなく「特異」 

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