食彩品館.jp

五郷山草店(三重県熊野市)で山石楠花とカヤラン、ムカデラン購入


五郷山草園
三重県熊野市五郷町寺谷515-1
(ナビ登録は「寺谷512」付近)
℡0597-83-0074

20110502_0841
 「イサト」と読みます。
 国道42号線「小阪」交差点から国道309号線に入り、熊野川源流の一つである大又川沿いに約15分ほど、下北山村方面に入る。
という説明をしても、ほとんどの人にわからないであろう熊野の山中にある山野草店。
Photo_2
帰省した時は帰りに東熊野街道を北上し、奈良のスーパーやお寺に寄りながら愛知県へ戻るのが好例。最近も4月にこの前を通過したばかり。もっとも日が上らないうちに通過するので店が開いていることはない。実に4~5年ぶりの訪問となる。
Photo_3
 いつだったか、滋賀県の繖山 観音正寺の麓にある山野草店の人と話していて、この五郷山草店の話題がでました。懐かしいと思いつつも、先の事情(早朝通過)があるため、なかなか訪問できなかったのです。行けば、あれこれ購入しては、愛知の空気と水に馴染まず、さらに、私の不精もあって、枯らしてしまうこと度々。それでも、いくつかは見事に定着して無事育っているものもあります。
例えば、コメツツジ。

父が存命中に、何回か熊野の親戚より鉢植えの逸品をいただいてきたものの、とうとう、花咲くことなく枯れてしまい、愛知県では無理なんだろうということを父から聞いていました。
ところが、この五郷山草店のコメツツジは見事に花咲かせることができ、10年ほど初夏のベランダの庭を華やかにしてくれました。奈良県十津川村で購入したものと、この五郷山草店で購入した計三鉢が元気に毎年、花を咲かせてくれていました。ところが、一番、綺麗に鉢一杯に花をつけていたコメツツジを昨年枯らせれてしまい、残念ながら今年は二鉢のみ。さらに昨年は大事に育てていた和石楠花も枯らせるという失態もあり、今回は山石楠花の補充も合わせての再訪。
↓ 元気に育つ(左)。残念ながら枯れた(右)
20110502_12_2

 こちらのコメツツジは、もともと山で自生していたものを接木して増やしてきたものです。
親指くらいの太さの木を挿して、3~4年でなんとか売り物になるそうです。愛好者はここで販売しているものを自分の好みのように仕立て上げるのでしょうが、食彩賓館はまったくの素人。それに花芽を摘んでしまうことも怖れて、開花後の選定はせずに、ほとんど伸び放題で育てています。
20110502_12
毎年、コメツヅジの花が咲くと、数枝切って、仏壇にお供えして、父に「どやっ」と自慢しています。
そのコメツヅシを見ていたら、ササユリがあるのを発見。しかもバイオではなく、自然のものとか。1玉500円で、3ツ植えてあるので1500円。でも、どう見ても4~5本立っているように見えたので思わず購入。おかげてコメツツジを諦めることに。
20110502
 続いて石楠花。石楠花の綺麗な場所として食彩賓館が知っているのは奈良県の岡寺。見事に、そして綺麗に咲かせているのですが、食彩賓館にとっての石楠花は山でひっそりと咲く山石楠花が好き。windows7を使っている方は壁紙用に用意された夏の山の風景画像に赤い石楠花が使われているのをご存知と思う。あんな感じでひっそりと、でも緑の中で鮮やかに咲いているのです。
↓windows 7デスクトップ画像
Photo_4
山の中で見つけて嬉しかったのは熊野市の奥にある「大丹倉」(2010/5/30記事)という場所で発見した時。実に見事でした。
201005033_22
今回は2本立ちを購入。すでに花を咲かせています。山取りのものを増やしてきたとか。何時行っても2~3鉢程度しか用意されていない貴重なものです。昨年、別の場所で和石楠花を購入したのですが、残念ながらすぐに枯らせてしまいました。昨年の猛暑に耐えれなかったようです。もちろん日除けなどもしているのですが、ベランダは日あたりが良すぎるのと、コンクリート(ヘーベル板)で乾燥しがちだから。夏は1日2回、水遣りしないと、すぐに枯れてしまいます。難儀なものです。
 ムカデランとカヤランもついでに購入。ムカデランは350円、カヤランは100円と格安。すべて自生のものを増やしてきたものとか。今と違って昔は採り放題だったから([E:catface])
ムカデランは以前、購入したものが5~6年でこれだけ増えました。
↓(左)ムカデラン<左が5年前購入>。  (右)カヤラン
20110503_2 20110503_6
 建替える前の家は庭のスペースを少し広く取ってあったので、今よりも庭植えの植物が多かったのです。父は生前、この庭を熊野のよう(な植栽)にしたいと言ってました。そして、定年になったら熊野へ帰って、熊野で死にたいとも言っていました。実際、自分の建てた家を私に譲り、熊野へ戻り、そして亡くなりました。
若い頃はなんとも思わなかった古里の植物がこの歳になるといとおしく思えてきます。自分には帰る場所は今、住んでいる場所しかないので、せめてベランダでも熊野の植物で飾りたいと思っています。
たまに熊野から遊びに来る母にベランダの植物を見せると、「コメツツジや苔・シダが好きなところが(父と)そっくり」と言うので、苦笑いしながらも、悪い気にはならない食彩賓館です。
●5/2撮影 熊野市五郷付近の花(山藤と山ツツジ)
20110502_2
●食彩賓館の植物に関する記事