食彩品館.jp

サウスゲートビルディング<大丸梅田店>「ごちぱら」訪問

 食彩賓館はスーパーマーケット専門だと思っていらっしゃる方が多いと思います。実は5~6年前に百貨店を定期的にチェックしていた時期がありました。催事やギフト関係の調査が主な目的なので、名古屋地区のみですが、月に数回はチェックしていました。チラシやカタログなどを収集するクセはその時についたものです([E:happy01])

 ノースゲートのJR大阪三越伊勢丹とルクアを“見物”する前に周辺の百貨店を散策しました。
まずは大丸の「ごちぱら」へ。

大丸梅田店
先行開業 2011/03/16
全館開業 2011/04/29
訪問日   2011/05/04
・2011年度売上670億円
 (テナント部分は家賃収入で計上)
・3/16先行リニューアルオープン後、3月客数前年比170%。
・梅田地区最大規模売場面積
 (阪急梅田本店開業まで)
・「百貨店なのに」
・「新百貨店モデル」マーケット対応力強化とローコスト運営の両立
・「コト・時間消費」東急ハンズ、ユニクロ、ポケモンセンターオーサカ。
20110504_3

 リニューアルについての詳細記事はこちらの特集記事を参照願います。

ごちそうバラダイス地下1階へ向かう。 
1
まず、事前にチェックしておいた情報では“全国初”となる「メンヒェングラードバッハ」。とはいうものの、洋食・ベーカリー・スィーツ系は和日配食品や基礎調味料ほど興味をもてないので、まさしく“見物”しただけ([E:confident])。 
「ああ そうなんだ」という感想しかない。「全国初登場」のワケは大丸とエーデルワイスのコラボだから。「まるでドイツの街を歩いているよう」という宣伝文句に、「ドイツの上空はとんだことあるけどなあ」と独り言で返す。
次の目当ては“大阪初”という「不二家ミルキーカーニバル」。たしか大丸京都店で見たと思い出したのは店に着いてから。グッズは他店でも販売しているものと同じだったので何も未購入。
かわりと言ってはなんだが、ペコちゃんのご要望通り(胸のところに貼り紙)に、握手して、抱きしめて、頭を揺らしてあげました([E:happy01])
20110504_4
食彩賓館とも少し関わりのあった「まい泉」を見ていたら、お重を販売していたのを発見。というか最近、百貨店を見てないから新鮮な発見ばかり。やっぱ、たまには訪問しないとアカンなあ。
さて、地下2階へ移動し、目的の一つである「つるとんたん」。ここで昼食の予定だったが、当たり前のように行列ができている。食彩賓館は行列に並んでまで食事をしたいとは思わないタイプなので、ここはカタログをいただき、ショーケースの見本を確認したのみ。大丸大阪店イートイン限定のオリジナルメニューが明太子というのがなんとも・・・。
Photo_5

おっ 「香寺ハーブ・ ガーデン」がある。キューズモールにあるのは知っていたが、大丸にもあるのか。という嬉しい発見もあったりしたのだが。
生鮮食品売場を見ていると大阪百貨店共通項の“鮮魚仲卸”さんが出店。まぐろ専門店「稲三商店」。
刺身の盛り合わせも、そのまま食卓に出してもだれからも文句が出ないような盛り付け。すばらしい。これだよなあ。スーパーとの違いは。寿司もそう。整然と「小さく前に倣え」で、ネタが並んでいる。
 柿安でいつものように松阪牛A5観賞。子牛の登録から両親の血統まできちんと表示してくれている。当たり前だと思うのだが、取引先から取り寄せたコピー、しかも数カ月前のコピーを貼ったままの某スーパーとは大違い。ほうほうと感心して見ていたらプライススカードに中国語で併記。恐るべしチャイナバイイングパワー。大阪駅付近まで影響させている。
 
 で、何か、お土産になるものはないかと探していたら手頃な価格の商品を発見。先月、JR名古屋高島屋に出店していた「不室屋」さん。“ふやき御汁”ということで、3種セットになっているものを購入。「宝の麩 おすまし 」、「宝の麩 加賀みそ 」、「宝の麩 暫(しばらく)」。
例えば、「暫」には麩の中に「花麩、ほうれん草、おぼろ昆布」の乾燥させたものが入り、お湯を注ぐ前に麩の真ん中に親指で穴を開け、添付の出汁を入れてから、熱湯を注ぐ。インスタント食品というには申し訳ないくらい、格調高い。ただし、味噌汁は良くかき混ぜないと、加賀味噌が溶けないので注意が必要。
味的には・・・。そうですねぇ。上品というかなんというか[E:confident]。
その他大きな ふやき に大根、人参、舞茸、中島菜、れんこん、さつまいもなどの能登野菜が入る「五色汁」もあったが、こちらは一個500円弱。今度、金沢方面に出かけた時にでも購入するということで今回は見送る。
購入商品
20110504
3
Photo
Photo_6
●資料

Photo_2

Photo_3