何回も行こうとしたのだが、なかなか訪問できない店舗。そういった店舗はだんだん少なくなってきました。あそこも行きたい、こっちも行きたいと週末訪問を繰り返すうち、食彩賓館としての未訪問企業は九州、北海道、東北などの遠隔地を除き、少なくなるとともに、なんとなく寂しい気分になります。
ご理解いただいている方は良く知っている通り、食彩賓館は趣味で買物をするために店を訪問しています。なので｢話題の店は絶対に行く｣とか｢新店はいち早く｣というスタイルではありません。
基本は｢自分が行きたいと思った店。そして買物したいと思う店｣に｢行ける時に行く｣なのです。
ビッグビーンズは長い間、“行きたい”店舗でした。その割には｢行くぞっ｣と思えなかったのは個人的な気持ちなのでナイショ。だって、｢いまさら｣でしょ

●Food Market BIG BEANS
<ビッグビーンズ>
大阪府大阪市福島区吉野2-8-4
tel 06-6441-7616
・Boulangerie Tour de France
大阪府大阪市福島区吉野2-3-14　
Tel 06-6444-7111
・イベントコーナー Mini Beans
大阪市福島区吉野2-8-30
訪問日　2011/05/14

　現在の状況について、いろいろウワサは知人から聞いてました。実際、自分で買物して思ったのは｢何故この店が買物客だけでなく、業界の方の評価が高いのか」ということ。特に、あまり店舗を知らないタイプの業界人が高評価していることが多いように思います。
確かに珍しい商品が並び、手の込んだ(手間という意味で)商品が売場に並んでいます。惣菜売場のバイキングは、家庭料理風でありながら、家庭で作る料理よりも少しグレードアップしたメニューを提供。実に美味しそう。
普通のスーパーで見かけるような｢あらかじめ惣菜加工場で調理された具材を皿に盛っただけ｣や｢温めただけ｣のバイキングとは違います。さらに、ホテルのディナーバイキングみたいなものでもありません。味がよいかどうかは自分で確かめていないが、ご近所のお年寄りが購入していることから察して、味が良いのだと推測可能。
　
　おそらく大阪以外では無理だろと思う人気店について、タイプはまったく違うが、すぐに思い浮かんだのが堺の｢日之出屋｣さん（「ぜんぜん違うやん!」と思った人は食彩賓館と見る目が違うだけです）。両方とも客層が似ている。客層は違うけど、同じようなアプローチをしている京都のフレンドマートさんとも良く似ているが、少し印象が異なる。
おそらく“木を見て森を見ない人“や、“枝葉を見て根を見ない人”とは受け取り方が違うと思います。

う～ん。わからんなあ。わからないが、買物していて楽しいことは楽しい。ますますわからない。今も考え続けています。

　会員になるといろいろと特典があります。実に配慮された特典だと思います。駐車場の割引方法なんか良く考えているなあと。この店の近くの人が羨ましくなりました。
少しわかりかけたのは、この店の良さは、見た目(つまり、商品作りや売場作り、そして品揃えや価格など)では判断できないということ。毎日使い続けないとわからないことが多い店なんだということ。福島区民にならないとこの店の凄さは理解できないのじゃないかな?。
迂闊に誉めると、良く知っている方から鼻で笑われそうな、食彩賓館にとって　ある意味、大変　怖いタイプの店。

　食彩賓館の印象の中に｢買物して楽しい｣という項目以外に、｢買物して嬉しい｣という項目も追加しなくちゃいけないと思ったのです。

●購入商品

 
あれも欲しい。これも試してみたいと思う商品ばかりだが、何故か最後の決断が出来ず。購入した品目はこれだけです。
・｢雪下レッドルビー｣。この時期（5/14）に　この商品を販売しているor販売することができるというのが、「凄さ」のヒミツなんじゃないかと。「雪下キタアカリ」も販売していました。雪下キャベツと違って、おそらく雪の下の蔵の中に保存していたものだと思いますが。
・地元キャラクターを使った発泡酒。ワイン入り。微妙な味がする。
・塩納豆。妻へのお土産。

●食彩賓館的印象
　(評価ではありません)
総合　　　  ★★★☆☆
装飾・備品★★☆☆☆
品揃・商品★★★★☆　
売場作り　★★★☆☆
品質・衛生管理☆☆☆☆☆
(オープンキッチン)
価格(当日)★★★☆☆
サービス　 ★★★★☆
リピート　　★★★☆☆
視察向け　★★★★☆
繁盛感　　 ★★★☆☆
上記の★☆の説明はこちら

●資料

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◇ビッグビーンズに関する記事一覧

★は訪問記

★・2011/05/30BIG BEANSビッグビーンズ訪問記

★・2011/05/25BIG BEANS 上本町店訪問記

・2021/09/13ビッグビーンズ芦屋店