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伊木山ガーデン(岐阜県各務原市)を訪問して産直について語る。概念よりも物理的な産直を望む。

●4月14日伊木山ガーデン
 <園芸、ファーマーズマーケット、カフェ>
岐阜県各務原市鵜沼丸子町3丁目-15
・園芸館、食品館、カフェ
開店日  2012/04/14
訪問日  2012/04/14(速報記事4/14)
訪問記事 2012/04/17(訪問記4/17)
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 農産物の直売所施設を利用する時に注意したいのが、「ホントに産直なのか」ということ。
多くの生協で表現している“産直”は、生産者と消費者がある一定の基準で結ばれていること、すなわち「産地直結」という“イメージ産直”であることが多い。
“産直”と表現する以上、生産地から店舗までの到着時間が市場流通よりも短縮され、冷やすものは冷やして、貯蔵するものは適質管理で、生産物の特性にあった方法で流通させて欲しい。
概念としての産直ではなく、物理的な産直を望みます。
その上で、産地情報や購買者の意見がダイレクトに相互交流できれば良いと思います。

 産直だから表現できることが沢山あるにもかかわらず、なにも表現しない生産者やそれを管理するJAなどの努力不足も感じています。
その中でも栽培履歴などの表示は最低限、必要なことだと思います。
使用した資材、例えば肥料や化学的に合成された農薬などの表示は必須。
さらに表示は適正な表示方法でお願いしたい。“無農薬”などという、不使用なのか無検出なのかわからない表現は止めて欲しい。
JA直轄管理の農産物直売所はともかく、民間の“直売所演出店舗”で購入する場合は、上記のような目利きが必要。 なのに、なぜか、目利きのできそうにない一般消費者に人気がある。
直売所の商品は新鮮で安全だというイメージ。
そういったイメージを先行させて施設を作る企業がちょくちょく見かけるようになった。
今回訪問した伊木山ガーデンは、はたしてどのような施設なのか。それを確認したくて、新東名高速道路のネクスパーサ訪問よりも、こちらを優先訪問。

 結論。伊木山ガーデンはガーデニング資材や園芸品を販売する店舗で、直売所はあくまでも「付け足し」でした。
民間の直売所運営は難しいということを再確認することができたのが成果といえば成果。

●購入商品
ホントはイングリッシュローズを購入したかったのだが(笑)。三宅島の地エビネ。特売の200円の器と合わせてみた。
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バナナは1房198円。ありがちな特売だが、皆さん競い合って購入している。
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ありがたもち。里芋と米、それに塩が原材料。食感は良い。
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【以下、過去記事より抜粋】

 行ってきました。大混雑とまではいかないまでも、駐車場の誘導を含めて、オープン経験のない店舗の当日訪問は大変です。
産直スペースと出品商品が少ないのが気になるものの、これからが勝負。
頑張っていただきたいと思います。
訪問記はまた、後日。

チラシ画像をクリックすると拡大↓
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◇全容とガーデン側 入口
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◇鶴亀トピアリーと看板に散り始めの桜
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◇産直マルシェ
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◇カフェは店の裏側にあります。
  中の売場から入場。
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●4月14日伊木山ガーデン
 <園芸、ファーマーズマーケット、カフェ>
岐阜県各務原市鵜沼丸子町3丁目-15
・園芸館、食品館、カフェ
開店日 2012/04/14
訪問日 2012/04/14(速報記事4/14)

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●こちらは江南市にある1号店。

品揃えと価格の位置づけを見てから新店を訪問すべきでした。
伊木山店よりは産直野菜の集荷体制が整っているようです。

・ファーマーズ&ガーデニングとうはち
愛知県江南市宮田町久保見140
Tel 0587-58-8061

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