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ザ・ビッグ白根店(山梨県南アルプス市)で「価格は慣れる。品質も慣れる」ということを語る

山梨へ仕事で行ってきました。仕事で行った時は記事にしないのが食彩賓館流。
ただし、仕事時間外の活動についてはこの限りではない。ということで、昼食記事と今回記事のザ・ビッグ白根店をアップ。
仕事時間に得た情報について記事にしない理由としては
1. 食彩賓館はプライベート活動。仕事とは別。
2. 経費出張をプライベートブログという私的な活動に流用するのはいかがなものか思っているから。
(あくまで私的理由なので他人が経費出張の成果をどうしょうが私は感知しない)
ということで、多くの方がtwitterやFacebookで仕事時間内にやっている状況をうらやましく思っています。
食彩賓館の所属している会社ではメールの送信はもちろん、インターネットの閲覧も厳しい制限を設けていて、会社の資産(パソコンやイントラ)を使っての個人活動(ブログやSNSだけではなく、個人的なインターネット閲覧等)はできないようになっています。
もちろんUSBやディスクなどの館外移動はできませんし、ましてや家に持ち帰るなんてことは許されません。
ということで、食彩賓館活動はあくまでプライベート。プライベートで自分の時間とお金を使って自由に行動し発言させていただいてます。

 なんでこんなことを書いたかというと、白根インターチェンジの近くにザ・ビッグを発見したので、すでに早朝仕事開始から10時間以上経過していることもあり、休憩時間を兼ねて店舗に寄ったのです  ([E:happy01])
当日は10名近くで行動していたのですが、皆さんザ・ビッグは初めて。目を白黒してました。
「なんでこんなに安いんだ」ということで、買う買う
昔、ダイソーで初めて買物した時のことを思い出したという人もいたり。名古屋にもあるベイシアやタチヤとは、また違うという感想を言ったり。
私はいろいろな店舗の価格を知っているので特に 

 質問攻めに遭いました。「名古屋近くではどこにある?」「なんでこの弁当が198円なんだ」。
中には流通業40年以上という猛者もいるのですが、こういったディスカウント店には最近、縁がなかったようで皆さん驚いていたようです。

 こう書くと素人集団のようですが、さにあらず。皆さん、この店の規模や商品作り、売場作り、価格の位置づけ等々から、これでは利益(営業利益率4%以上)を出せないという理由で驚いているのです。
「単店で(あるべき営業)利益が出そうにない(と思われる)」のに出店攻勢をかけている。しかも全国規模で。
これが恐ろしい。だから皆さん驚いたのです。
海外で安い物を買い付けて、あるいは問屋さんに泣きついたり、市場の残り物を買いたたいて安く売るというのは恐ろしくありません。何故なら、日本人は常に前に購入した価格よりも安く、そして品質の良い物を求める習性があるから、いずれ安物売りや残り物激安店舗は衰退すると思っています。
通常のレギュラー商品を安く売られたら中途半端なスーパーは軒並み客を取られ、対抗すれば自社の存在が危うくなる。
皆さん、それを知っているからザ・ビッグが怖いのです。

 で、最後に私からこう付け加えました。
「そのうちもっとスゴイのがやってくるよ。日本人の習性を知っていて、次から次へ“安いモノ“を提供しようとしているところが。その企業が生鮮の強さを身につけたらもっと怖いよ」

 価格は慣れる。品質も慣れる。慣れるから次々と今以上の提案をしないといけないのが流通業。そして川が流れるように次々と商品を世に送り出さないといけないのはメーカーも同じ。今のように送り手側の発想が受けて側の都合に配慮しきれない状態が続くと、どんどん安いモノを販売してくれる企業に客を奪われる。「わかっちゃいるけど制約が多すぎて」という言い訳はすぐに出るけど

 さて、客としてこれだけの経験を積んだんだから、何かこれを活かす時が近づいてきているように思っています。でも、使うと仕事になるからなあ。仕事に使うのはもう少し先だ。だって、仕事だとつまんなくなるでしょ。店舗訪問が。

最後に一言。
たまにやって来て、その場の現実だけ見てもわかるはずないじゃないか。実際に働いて、そして客として日々利用しないとホントのことはわからない。そうじゃないですか? 御同輩。

●ザ・ビッグ白根店 MV東海
山梨県南アルプス市在家塚580
(南アルプスビッグステージSC内)
℡055-284-7860 ニュースリリース
営業時間 9:00~21:00(年中無休)
駐車台数  1,032台(SC全体)
駐輪台数    214台(SC全体)
敷地面積         65,251㎡(SC全体)
商業施設面積  13,080㎡(SC全体)
直営面積         2,441㎡
開店日 2011/12/02(紹介記事) 
訪問日 2012/04/内緒(記事5/7)

●購入商品

安かったので。それと塩辛は贔屓の「小野万」さん。甘口ですが、袋を開いて二日目がイチバン美味しくなる。ソルビットからステビア等々いろいろ添加物が気になるのですが、「いか腑」が国産なのも気に入っている理由の一つ。
コーラとアクエリアスは子供へのお土産。