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松源コムボックス光明池店でケンケン鰹(すさみ漁協)、(大阪府和泉市)

松源コムボックス光明池店
大阪府和泉市室堂町824-36
℡0725-50-5107
開店日 2012/04/25(紹介記事) 
訪問日 2012/04/30(記事)
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 光明池を訪れたのは何回目だろうか。食彩賓館フォトアルバムの最古記録は2001/08/17カルフール光明池店でした。
↓ 2001/08/17撮影
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↓ 2012/04/30撮影 イオン光明池店
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 なぜカルフールを見に行ったのかは思いだせないが、ハイパーマート形式で店員さんがローラースケートを履いてウロチョロしていたのを覚えています。フードコートで吉本が出店した飲食店で食事したことも。
当時は会議等で月1回は大阪~神戸へ出張していたので、何かのついでに訪問したのでしょう。
現在のイオンの外観を見ると、2001年に私が撮影した写真とほぼ同じ。そういえば、歩道橋の上から撮影したことも思いだしました。あれから11年。いろいろなことがあった。
今でこそ、日々の出来事を記録しているが当時は頻繁に出張していたので、いちいち店舗の記録なんぞ作成していない。今から思うとなんともったいないことしたか(笑)
特に北海道や九州なんて年に数回、出張していたので、今のように記録していたら相当な店舗ストックができたことでしょう。

 閑話休題。
松源社の最新店舗「コムボックス光明池店」を訪問したいと突然思い立って、ゴールデンウィーク前半の休みに大阪までやってきました。
松源社の初訪問は比較的新しく、2006年の北条店でした。何かの資料で評判の店と知り、最寄りの駅からテクテク歩いての視察。当時の食彩賓館は戦略・戦術部門の責任者ながら、上司の躾が厳しく、タクシーを使う度胸がないというチキンなヤツでした。良く考えりゃタクシー代ぐらい自腹で払ってもたいした距離ではない。
ようやくたどりついた店舗で、タイムサービスに行列ができていたので最後尾に並んでゲットしたチャーハンはただ安いだけという商品で、ガッカリした記憶があります。
当時の食彩賓館は店舗訪問をしても「スーパーマーケットの使命」があまり良くわかっていなかった。
どちらかと言うと高質店を評価するタイプの見た目重視派。コンサルタントが自分の指導した企業や店をオーパーに紹介する記事を信じ込んでしまう、そんなレベルでした。

 そういった経緯もあって、松源社の魅力を理解するまで結構、時間がかかりました。何回か訪問するうちに、「結構、いいんじゃないの」と思うようになったのです。
生鮮、特に精肉を中心にディープな品揃えだけど魅力的な価格帯。とはいえ、チープではない。
地域の皆さんの生活を知りつくしたかのような品揃えと価格帯での提供。さらに単品の商品作りでも「オッ」という逸品も散見している。食彩賓館が試してみたいと思う商品が多いのです。そうかと思えばトホホな商品もあったりと、スーパーマーケットでの買物をある意味、堪能できる企業です。

 店内をさらっと回ると見落とすと思うのですが、いろいろと面白い取組をされている。
例えばミンチ肉。「松源では鮮度にこだわり4時間販売を徹底しています」
これはこれで良いけど、いつも言うように「なぜ4時間」なのかが表示されていない。こういうところがスーパーマーケット業界の物足りないところ。“超鮮度宣言”を表明している企業でも言えることだが、「何故4時間なのか、弁当は何故6時間なのか」という根拠を表示して欲しい。『だから超鮮度』なんだと納得させて欲しい。
ちなみに食彩賓館の惣菜や弁当・寿司の賞味時間は調理後2時間以内だと思っています。2時間以上経過した商品をいくら販売時間を短くしてもそれは“超鮮度”や“鮮度宣言”をするに値しません。なぜなら大量調理施設でさえ2時間以内調理&喫食を目指しているからです。
2時間以内喫食が衛生面で望ましいことは『厚生労働省大量調理マニュアル』に理由等が記載されています。ご参考まで。
(大量調理と小規模調理を同一視するのはおかしいと思われるのは自由ですが)

 その他、商品説明や料理のコツ等のPOPを多数掲示。これは良い取組だと思います。納得できる説明が多い。
なるほどねぇと思いながらじっくり見ていたら、滞在予定時間(1H)をオーバー。さっさと買物して次の目的地へ向かうことに。
「こういう店が近くにあったらいいのに」という、良くブログ等で使われる表現だが、食彩賓館はチト違う意味でこの店に対して「こういう店が近くにあったら」と思いました。
小技・大技いろいろ効いていて楽しい買物ができる店です。あぐー豚もあったし。

●購入商品
・ケンケン鰹。
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↑ 今回遠征のMVP商品です。野菜の生菌処理(消毒方法)が気になりますが。本物のケンケン鰹です。すさみ漁協産。この商品が素晴らしいのは、ケンケン鰹という素材の良さだけでなく、タタキ・そのまま刺身・カルパチオと3種の食べ方が楽しめるように野菜を小トレーに入れて最初からトッピングしないように配慮。ナイスです。価格も安い。“源”マーク入りの湯浅醤油とたたきのたれもナイス。
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・いかなごくぎ煮
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この商品ほど関西と中部・関東の違いを意識する商品はありません。「生炊き」という表示がグッド。

・その他特売商品と松源PBを記念購入
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●資料
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