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阪急オアシスの直近改装店舗「あべの店」「平野西店」「野中北店」で買物(大阪市)。自家製干物に味雲水。

 この記事の阪急オアシス店舗を訪問したのは5月1日。よって、最新リニューアル店舗の「三田駅前店」へは行っておりません。三田駅前店と今回アップする記事の店舗との違いは「熟成牛肉」があるかどうか。熟成牛肉については「桃山台店」訪問時にノックアウトされてい以来、食彩賓館の中で阪急オアシスの印象が格段にアップしています。
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「(阪急オアシスの印象アップは)誰が見ても当たり前だろ」
と思われた方は食彩賓館の過去記事を読んでいただきたい。
「オープンキッチンで客に調理(料理ではなく)を見てもらう」という、衛生よりも見た目販売を優先するような売場作りや演出に対して、食彩賓館では繰り返し意見を言ってきました。中には「なんだコイツ」と思われた方も多いかと思いますが、イカンものはイカン。例え保健所が営業許可を出しても衛生的に「好ましくない」という売場や販売方法に対しては今後も「好ましくない」と伝えていきたいと思っています。
が、「熟成牛肉」をスーパーマーケットの売場で「見せる化(“見える化”ではなく)」実現しているのを拝見して以来、好ましくない売場までなんとなく許せてしまうようになるほど、食彩賓館は骨抜きになってしまいました。
何がスゴイかは、食彩賓館に説明されるまでもなくご存知の方も多いと思いますが、過去に書いたのでそちらを読んでいただきたい。
◆熟成牛肉導入店記事
・2011/6/20記事阪急オアシス桃山台店
Photo

 ということで、今回訪問した阪急オアシスは今年1月~3月にかけて新規または改装オープンした店舗です。
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●阪急オアシス野中北店
大阪府 大阪市淀川区 野中北1-17-11
開店日 2012/03/01
訪問日 2012/05/01
・オアシス初の「島原雲仙・富永牧場 直売所」
・「長崎の鮮魚売り場」
・「おかずバイキング」
・キッチンステージで食育コミュニケーターがメニュー紹介
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 近くにKOHYO昭和町店(光洋) があるため、生鮮強化と他のオアシス同様の人気コーナー導入するための改装。催事としても毎週土曜日に「生鮮大市」を開催して対光洋を意識されているようです。
青果売場には既存店と同様に「おひさん市」という名称の近隣生産物や奈良・和歌山などの近県農産物の販売コーナーを設置。
青果売場もここんとこの改装店舗のようにコンテナで低価格イメージ演出とアイランド内での加工作業と対面量り売り。
もう見慣れたなあと思いながら鮮魚売場へ。
フルオープンキッチンだけど、作業場内の寿司の作業はきちんと区画された部屋で実施。ちょっとホッとする。
美味しそうな商品作造りを堪能しながら鮮魚売場前をカニ歩き。ハーフデリ売場の商品作りもチェック。
対面売場横で、例の店内製造干物コーナーで立ち止まる。
「兵庫産舌平目旨干」「」長崎産あじ旨干」「水かれい」「連子鯛」「天然真鯛」等々が自家製干物として陳列されている。天日ではないけれどエエ塩梅に仕上がっています。
  隣の精肉売場には「ミートデリ」がある。こちらの見所はオードブルセット。見事です。価格もそれなりに高いけど。これ(品質に比較してということではなく、サイフから支払う価格がチョット高い)
精肉売場には他にも、この店の改装で初導入したとかの阪急オアシス初の「島原雲仙・富永牧場 直売所」がある。じっくりと商品の品質と価格を見比べながら対面ショーケースをカニ歩き&覗き込み。
 その他は他の阪急オアシス店舗と同じ感じなので、過去記事を参照されたし。
 
 惣菜売場のライブキッチンに少し高い位置での透明衝立パネルを設置していたのが印象に残った。売場と作業場は明確に区分するように指導を受けるが、阪急オアシスの場合はオープンキッチンの売場がメイン。保健所からは最低、目の高さまでの遮蔽物を売場と調理場の間に設置するように指導を受けるのが常だが、透明の衝立パネルはライブキッチン時にお客さんに調味料や油が飛ばないように配慮したものと推測。透明だけど汚れが目立つと思うので、日々の掃除が大変そう。ライブ調理も楽ではない。
天ぷらの揚げ方とかジロジロチェックするヤツもいるし([E:catface])
●購入商品
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・マルコメの麹ジャム。ジャムのようにパンに塗って使う。麹はやっぱ使用してから時間をおかないと効果が出てこないと思う・・・。

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・天然真鯛の自家製干物。一時期、干物に凝って自分でも作っていたが、住宅街で干すのは結構、ご近所に気を使う。こういった非冷凍の干物が、私の近所でも簡単に手に入ると嬉しいのだが。

◆資料
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●阪急オアシス平野西店
大阪府大阪市平野区平野西6丁目2番
開店日 2012/02/01(紹介記事)
訪問日 2012/05/01
・「おひさん市」「長崎県の3つの島と4つの漁港から直送」「長野県御嶽山三岳牧場黒毛和牛直送」「夕方にも焼きたて・揚げたてなど出来たて提供」「阪急ベーカリー香房」
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 オープン時期が野中北店と近いのでほぼ同内容の売場&商品作り。
自家製干物も当然、ある。
・約10%の塩水に漬けこんだのち、風温約0℃に保ち冷風乾燥しました。
・オゾンで庫内を消臭し、魚本来の風味を活かしながら、魚独特の生臭みを抑えております。
・乾燥時間は約3~5時間、じっくり時間を掛けて乾燥しています。
・ふっくら柔らかな食感で美味しく頂けます。
こちらも昨年導入以来、説明内容に変化はありません。
「新鮮な魚」「冷風乾燥」「オゾン消臭」がポイントですね。
●購入商品

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・「荒波育ち」と表示されたアジの鮮度がグッド。

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・ハーフデリ商品に「生ハモ」が入っているのを発見し購入することに。
白キュウリもついでに購入。

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・外袋に空気抜き用の切り込みが入っている。マルタイのちゃんぽん麺は中部地区ではあまり見かけないので記念購入。

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・カニエキス入りの利尻昆布だし。

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・「味雲水」シリーズ。白神大豆のしょうゆ。秋田の大豆に国産小麦・食塩。

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●阪急オアシスあべの店<リニューアル> 
大阪市阿倍野区三明町2-1-4
℡06-6626-0370
・阪急ファミリーストアを改装
改装開店日 2012/01/13(紹介記事)
訪問日    2012/05/01
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まあ、他の2店と一緒かな? (笑)

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●阪食・阪急オアシス・ニッショー
・2007/12/9  阪急オアシス清和台(兵庫)
・2009/3/19神戸三宮(いかり)から阪急西宮へ(兵庫)
・2009/3/20西宮阪急と阪急ディリーマート(兵庫)
・2009/4/28阪急オアシス伏見店(京都)
・2009/8/17阪急オアシス御影店8/5オープン (兵庫)
・2010/1/25パワープライスから変更阪急オアシス総持寺店
・2010/06/04阪急オアシス山科店で「臨場感演出売場」
・2010/07/29阪急ファミリーマート住吉店
・2010/11/30阪急オアシス南千里店、三協菜鮮果
・2010/12/23阪急オアシス箕面店と宝塚山手台店
・2011/03/29阪急オアシス淡路店でミートデリ購入
・201/05/23阪急オアシス尼崎潮江店レトルトカレー(復刻版)
・2011/06/20阪急オアシス桃山台店で熟成牛肉と干物
・2011/06/27阪急オアシス池田店<サンシティ・ダイエー>
・2011/09/12阪急オアシス豊中駅前店・豊中少路店
・2011/09/13最近リニューアルした阪食の訪問記事
・2012/01/03振り返り【その3 阪急オアシス編​】
・2012/01/07【その5気に入ったッ!!編​】2011年振返