食彩品館.jp

新美南吉記念館(愛知県)生誕100年を記念展示リニューアル後訪問(通算3回目)

書籍, 趣味その他|2013/04/14 posted.
Pocket

初回は家族で、2回目は一人で、そして今回(3回目)は妻と一緒に。

新美南吉記念館
愛知県半田市岩滑西町1-10-1
℡0569-26-4888
20130324_2

20130324_2_2

 愛知県の小学校に通った人で「ごんぎつね」を知らない人はいない。
食彩賓館は熊野で育ち、小学校6年生の時に愛知県に移りました。
小学4年の「ごんぎつね」は知らなかったが、転校した最初の授業で「おぢいさんのランプ」を知りました。

~食彩賓館 過去記事より~
(2010/4/18記事) 
子供が小さいころ、家族でいったことがあり、今回は二回目。
帰ってきてから新美南吉を読み返しました。下の写真に写っている有名な「ごんぎつね」、「手袋を買いに」もいいけど、私は「おじいさんのランプ」。
“へいぜいは頭のよい人でも、しょうばいを失うかどうかというようなせとぎわでは、正しい判断をうしなうものである。とんでもない怨みを抱くようになるものである”
“日本がすすんで、自分の古いしょうばいがお役に立たなくなったら、すっぱりそいつをすてるのだ。いつまでもきたなく古いしょうばいにかじりついていたり、自
分のしょうばいがはやっていた昔の方がよかったといったり、世の中のすすんだことをうらんだり、そんな意気地のねぇことは決してしないということだ”(勝
手に抜粋)~

 この言葉は胸に突き刺さる。

 「この物語を読んで一番印象に残ったことを絵に描きなさい」という先生の指示で食彩賓館が描いたのは、半田池でおぢいさんがランプを木にかけて、そのランプへ石を投げて割る場面。子供心に何か感じるものがあったのでしょう。今でも覚えています。

 女性は「手袋を買いに」をMy Favorite Storyにあげる人が多いのです。この話に出てくる母の優しさや思いやりは新美南吉の生い立ちによるものかどうかはともかく、子を持つ親、親を持つ子の琴線に触れる。
大人になると話の一番最後に母親がつぶやく言葉の方が深い意味を持つことを知るのですが。
20130324_6

◇新美南吉生誕100年を記念展示リニューアル(前回訪問との違い)
・「手袋を買いに」に登場する帽子屋の原寸大再現
・「おじいさんのランプ」のラストシーンで描かれたランプを吊るした木の原寸大再現
・新美南吉が東京時代に暮らした下宿部屋の再現
・新美南吉が亡くなった後の顕彰の歩みコーナー(教科書掲載の歴史や皇后陛下のご講演など)
・はりきり網、赤い井戸の展示
・デジタル資料閲覧コーナー(「ごんぎつね」草稿の全頁など、貴重な肉筆資料がタッチモニターで見られます)
・喫茶コーナー2012/4/28再オ-プン
Photo_6

Photo_5

Photo_7

新美南吉の生家 
半田市岩滑中町1-83
休館日    無休(年末年始は休館)
入館料    無料
20130324_85

●南吉の生母りゑの実家でもある養家・新美家
半田市平和町7-60
20130324_83

***************
●資料
1
2

Photo_4

1001

1002

Photo_3

==============
●記念館 記事
・2009/8/19和歌山県南方熊楠顕彰館訪問
・2010/02/06司馬遼太郎記念館で思ったこと
・2010/04/25植村直己冒険記念館(兵庫県日高町)
・2010/06/19本居宣長記念館(松阪市)
・2010/09/26長崎まちなか龍馬館とれとれ旬屋
・2011/02/05手塚治虫記念館「星新一特別展」
・2011/03/27洪庵のたいまつ司馬遼太郎記念館
・2011/05/15緒方洪庵適塾から四天王寺(大阪市)
・2012/06/09北淡震災記念公園(野島断層保存)
・2012/08/01長良川うかいミュージアム・伝承館
・2013/02/27伊賀くみひもセンター組匠の里

Pocket