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生鮮館やまひこ陽だまりの丘桑名店(三重県)訪問記。紀伊勝浦水揚げのマグロに期待するも、ビンチョウながら鮮度に満足。伊勢本まぐろも購入。野菜の風袋が気になった話。

開店して数日後に訪問するも、業務・私用多忙につき、今までアップしていませんでした。いや、決して忘れてしまったわけではありません[E:confident]。
 三重県初出店ということですが、よくよく考えると、「それが何? 何か特別なこと?」という人も中にはいるのではないかと。
例えば、静岡県伊豆半島で商売されていた「あおき」社が東京の豊洲に出店すると聞いた時には腰を抜かしかけたが、尾張西部~岐阜南部にかけて出店している生鮮館やまひこ社が、同じ木曽三川デルタ地帯に位置する桑名市へ出店することは特別なことじゃないんじゃないかと思うのは当方だけでしょうか。
 と
いうことを思いながら店内に入ると、壁面装飾に「太陽と大地の恵み(青果売場のこと)」とか「こだわり安心牧場(精肉売場のこと)」と、どっかで見たよう
なネーミングの看板がつけられていて思わず苦笑いしたのですが、他の売場の看板が「健康のお手伝い(ディリー商品)」「便利なおかず(冷凍食品)」「癒し
の時間のお供に(酒)」「あったか愛情キッチン(惣菜)」とか、やまひこ社らしい、ふんわかとしたネーミングを見て思わずホッとした食彩賓館です。
・2010/10/13いちやまマート徳行店訪問記

 あとは安永餅等、地元の銘菓をアピールしていのるはさすがの感。

まひこ社の既存店は業界紙・誌で大々的に取り上げられたり、全国から視察者が多数訪れるというタイプのスーパーではありませんが、地元の方から支持をされ
ているスーパーであることは間違いありません。桑名市でも近隣の顧客から支持される店になることをお祈りしつつ買物して退店。

 ところで
どうしても気になるのは惣菜作業場がフルオープンキッチンであることと、鮮魚でのマグロ解体セールが通路でゲリラ販売されていたこと。オープンキッチンは
衛生的に問題があると食彩賓館は危惧しておりますが、通路ゲリラ解体セールの方はコンプライアンス的にもアカンかなと思います。
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★購入商品
・ビンチョウマグロ。勝浦の某産地水産会社の方が解体セール。モチモチですな。

グロの品種別の美味しさとして、ビンチョウ<キハダ<メバチ<南マグロ<本マグロという順位をつけたがりますが、それぞれの美味
しさがあるとともに、個体差もあるため一概には語れないと思います。これは天然・養殖・生・冷凍についても同様。ということで、今回のビンチョウマグロは
グッドでした。価格もちょっと高め。解体している方にお願いして骨周りの中オチをスプーンですくってもらいました。
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・伊勢本まぐろ。養殖品の中ではこの伊勢本マグロがイチバン好みなんですが、今回は残念ながら味的にはイマイチでした。次回に期待。
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・小振りな安納イモ。イモ好き、特に安納イモには目がない食彩賓館ですが、サイズがかなり小さいため今回はまったく期待しておりませんでした。ところが、この小振りな安納イモが美味しいこと。大変満足。
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ころで、イモに限らず、野菜の量り売りは水分の蒸散が激しく、時間経過とともに目減りしてしまいます。店ではそれを見越して「風袋」として容器の重量とも
ども目減り分を差し引いて計量するのですが、野菜は思惑以上に水分の蒸散が激しい。今回も、購入後、自宅の計りで計測したところ、ラベルが542g表示な
がらトレー付きの計測重量は540gで、イモだけの重量は530gでした。ラベル表示よりも12g少ないのです。もっとも、当方のデシタル計りは定期的な
計量検査を受けていない家庭用なので正確とはいいがたいのですが、「第二種量目公差内(野菜の500g~1kgは「-15gまで」が許容範囲)」とはい
え、なんとなく腑に落ちないのです。
ご参考: 量目公差について「三重県計量検定所」
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●3/25生鮮館やまひこ陽だまりの丘桑名店
三重県桑名市陽だまりの丘8-103
・三重県初出店
開店日 2014年3月2×日
紹介日 2014/03/09(part1記事3/9)
紹介日 2014/03/22(part2記事3/22)
紹介日 2014/03/25(part3記事3/25)
訪問日 2014/03/29(part4記事)
↓ 撮影日 2014/03/29
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↓ 出店地付近の過去画像
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