食彩品館.jp

フェルナ段の山店(愛知県長久手市)訪問で思ったこと。食彩賓館~食彩品館.jpの原点と使命感を合わせて長文で語る

 モノ作り会社が幅をきかす愛知県に在住する流通企業従事者で心ある人の中には、「なんとかモノ作り会社レベル並みの世間的評価を得たい」ということを思ったことはないでしょうか? 
以前、某娯楽企業の経営者が県内の有名ゴルフクラブに入会しようとして断られた話を聞いた時に、なんとなく嫌な気持ちを持ったのがきっかけでした。
世間の方々の評価をまったく気にしなくてよい企業や団体に勤めている方々には理解できないような差別を受けることが時々あります。
相手の企業名の大小・有名無名により態度をあからさまに変える方(特にご婦人(-.-))がいて、私的会合なんかで先ほどまでにこやかに対応していた方が個人的な情報開示をきっかけに一切、こちら側に興味を示さなくなった経験はありませんか?
そ れって当り前でしょ。と思った方には単なる僻みに聞こえるかも知れませんが、尊敬する教育者として「緒方洪庵」「吉田松陰」(出自・身分ではなく“志”を 評価の基準として、公平に塾での講義に参加させたという共通点があります)としている食彩品館.jpとしては意に添わない態度であります。
これは、例えば、食彩品館.jpが同席者の中で一番、ちやほやされたとして、その方が他の方々へ接する態度があきらかに差がある場合にも感じます。
個人的な好き嫌いは仕方ないとして、所属・肩書・学歴等のことで態度を変えるような人とはつきあいたくないという強い思いがあります。

 そういった思いが高じて、なんとかしなくちゃという独りよがりな正義感が高じて、食彩賓館を始めました。
まず、最初にしたのは愛知県のスーパーマーケットの現状調査です。
競合店調査とか新店調査、あるいは優良店視察のようなことは当然、経験があります。これは同業者視点での観察ですが、客視点の観察をすることにしました。
時々、スーパーマーケットの事情を知らない人が素人視点で頓珍漢な発言をすることがありますが、当方はスーパーマーケット側の事情も知っている身。尚且つ、コンサルタント諸兄や記者諸氏と違い企業とのしがらみもない。
自由に意見を記録してきました。時々、真似をしたり非難する方もいましたが食彩品館.jpの志の前にはちいさいちいさいと笑い飛ばしています(笑)。
食彩賓館としての最初の活動期は既存店をコツコツと訪問し、尚且つ、何かを買い物することを自分に課しました。買い物しない店舗訪問なんてただの店内散歩です。散歩して見たままの風景を自分の嗜好・思想のモノサシで語っても心に響かないし腹にも落ちません。
これはストアコンパリゾンとか物見遊山のマーケットリサーチとは違います。自腹を切っての買い物した者の記録です。

 既存店のコツコツ訪問をしていて気付いたコトの感想を一言で言うと「こりゃアカン」でした。何がアカンかというと衛生に対する配慮や表示その他法律やガイドラインに対する違反・違法行為が散見するスーパーがなんと多いことか。
これじゃあいつまでたってもモノ作り企業の後塵を拝するだけでなく、30年以上(当時)従事していた流通業の将来が危ういという思いを強くしたのでした。
「子供に自分の仕事について胸を張って語れますか?」「自分の子供にオレのように成れ」といえますか?。
現状のスーパーマーケットの運営状況を見て、「これじゃあイカン」という強い思いが食彩品館.jpの行動の原点であり、使命感でした。
食彩品館.jpが強く思った既存スーパーのかかえる問題点は技術的な問題ではありません。商売人としての心意気でもありません。一時、やっていた点数評価は「こんなことやっている場合ではない」ということで止めました。
ここ数年の思いは「せめてコンプライアンス上、問題のあることは止めようよ」まで下がりました。それでも、マスコミが面白おかしく取り上げるのは食彩品館.jpが「エッ。それってどうなの?」と思うような店がもてはやされているのも現状です。
で、食彩品館.jpは方針を変更しました。
発言力を高めて発信力を高めることを決意しました。ただし、他人まかせの発言力アップではありません。自身の発信力のアップです。これが5年前位の話。
twitterもグーグル+もフェースブックも始めました。ただ、仲良しごっこや相手の情報・知識・能力レベルを見ての付き合い等々はできないタイプなのでSNSは有効に活用できていないのが現状です。歳をとるとともに他人との交流が面倒くさくなったのです。
こ の期間が数年継続しました。当時、発信力を高めるのは現地現物現実情報の集積がイチバンと思って、全国各地の有名店や人気店、そして新店を次々と訪問して いた時期がありました。その時期、効率的に新店を含めて店舗を訪問できるように新店情報を私的覚書として記録しはじめたのです。
そうこうしていると、なんでもかんでも新店訪問をすることが最重要課題になってしまい、本来の食彩品館.jpとしての使命を忘れてしまっていることに気付きはじめました。
 これが、食彩品館.jpの現状です。
よって、時々、新店情報マニアと間違えられることが癪で、「情報早いですね」とか「どこどこでスーパーできますよ」と言われるとついつい(笑)

 ということで決意を新たにして、食彩品館.jpの使命をちょっとだけ思い起こして精進する所存。

 閑話休題

 長い前置きは食彩賓館時代からの慣例なのでご容赦願いたい。
長い前置きの中に登場する「コンプライアンス的にどうかな企業」の真逆にいるのがカネスエ社の店舗運営や表示内容・情報開示だと思っています。
いわゆるオーケー社的な「オネスト運営」ですね。
あくまでも表示や設備などの目に見える範囲でのコンプライアンスです。内情は知らないし、知りたくもありません。買物する立場にとってのコンプライアンスです。

 そんなカネスエ社に一つだけ不満があります。
問い合わせしたくても店の電話番号がわからない。レシートに記載されている電話番号は時間制限があり、尚且つ本部での対応。
これは結構、面倒ですね。購入した後にちょっと確認したいことがあった時に困ります。
そ してもう一つはオープン告知です。近隣の客や想定範囲の商圏を意識した告知方法を採用されていることについてはいたしかたありません。特売しか買わなかっ たり、やたら写真を撮りまくる新店マニアやポケットに手をつっこんで売場や商品をにらみつけたり、ここぞとばかりに売場で名刺交換する業界関係者がオープ ニングの邪魔になることも理解できます。これから顧客になっていただく人々を大事にしたいという思いも理解できます。
でも、オープニング前日、あるいは遅くとも当日開店時にはホームページに開店を告知して欲しいなあ。
個人的な都合で申し訳ないのですがよろしくお願いします。

 ※いつものコトですが、記事の内容について賛同も反論も不要です。

P.S.
出 入り一ヶ所の店舗入口から入ると、右側から加工食品の特売売場→精肉・鮮魚売場→惣菜売場とつづき、最後に青果売場が配置されています。つまり、通常の スーパーマーケットの配置と逆。これは面白い。たまたま事情があってこうなったということでなければ面白い実験だと思います。
レジ精算はサッカ台のないスキャンレジとその後方で客が支払いする機械を設置という最近のフェルナタイプのレジでした。

★購入商品
・259円弁当。

★弁当258円 購入商品 カネスエ フェルナ段の山店20150523 (14)

ボリュームたっぷり海苔弁当259円(税抜)。着色料はリボフラビン、カロテン、パプリカ、カラメル。甘味料は甘草。気を使ってますね。合成系は使っていません。
好印象は白身フライにタラを使用していること。
表示のようなボリューム感は感じないが、原材料の表記を見るとカネスエ社のこだわりが見えてきます。他のスーパーの出来立て弁当よりも安心して食すことができるのはセンターの衛生管理と店舗の適正管理のおかげだと思います。この点は立派。★一覧 購入商品 カネスエ フェルナ段の山店20150523 (14)

 
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●5/21Felna フェルナ段の上店
愛知県長久手市段の上2805
開店予定日 もうすぐ
開店前訪問日2015/04/18(part1記事4/29
開店後訪問日2015/05/23(part2記事6/8)
↓ 撮影日 2015/05/23
●カネスエ フェルナ段の山店20150523 (2)

 ★購入商品

★一覧 購入商品 カネスエ フェルナ段の山店20150523 (14)

フレンドタウン長久手の近く。フェルナ10号店。
よって井上店(豊田市part3記事4/11)は11号店となります。
※求人サイトでは井上店が「10号店」と紹介されていました。
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↓ 撮影日 2015/04/18

◆フェルナ段の上店20150418

 ●フェルナ段の上店20150418

◆地図 フェルナ段の上店

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◆カネスエ社のフェルナに関する記事(訪問記のみ抜粋)

・1号店 浄水店(豊田市)訪問記2013/10/28
・2号店 緑ヶ丘店(豊田市)訪問記201404/16
・3号店 陣中店(豊田市)訪問記2014/07/10(part6)
・4号店 金谷店(豊田市)訪問記 2014/07/23(part7)
・5号店 永覚新町店(豊田市)訪問記 2014/07/13(part2)
・6号店 相原郷店(名古屋市)訪問記 2014/10/27(part2)
・7号店 仁木店(岡崎市)訪問記(part3記事1/28)
・8号店  赤池店(日進市)訪問記(part2記事2/27)
・9号店 朝日店(豊田市)(part4記事3/ 26 )
・10号店 段の上店(長久手市)(part1記事4/29
・11号店 井上店(豊田市)(part7記事7/12
・12号店 富が丘店(名古屋市)(par3記事10/9
・13号店 田中店(豊田市)(part4記事10/15)
・14号店 志賀店(豊田市)(part2記事11/19
・15号店 柱店(岡崎市)(part2記事11/30
・16号店 神の倉店(名古屋市)(part9記事12/13
・17号店 細口店(part6記事12/21
・18号店熱田店(仮称)(part1記事1/16)

◇カネスエ全店 カネスエ フェルナ猿投予定地20150108 (4)

 

◆カネスエ社記事(訪問記のみ抜粋)

2015/04/29フェルナ段の上店(長久手市)
2015/04/11フェルナ井上町店(豊田市)(part3)
2015/03/26フェルナ朝日店(豊田市)(part3)
2015/02/27フェルナ赤池店(日進市)(part2)
2014/12/26フェルナ仁木店(岡崎市)(part2)
2014/10/27フェルナ相原郷店(名古屋市)訪問記(part2)
2014/09/05フェルナ永覚新町店(豊田市)訪問記(part4)
2014/07/23フェルナ金谷店(豊田市)訪問記(part4)
2014/07/10フェルナ陣中店(豊田市)訪問記(part6)
2014/04/16フェルナ緑ケ丘店(豊田市)訪問記(part4)
2013/10/25フェルナ浄水店(豊田市)訪問記(part5)
2013/07/16カネスエ五郎丸店(犬山市)訪問記三河屋対抗
2013/02/19カネスエ徳重店(名古屋市)訪問記(part13)
2012/11/27カネスエ美濃店(岐阜県)訪問記
2012/02/13カネスエ長久手店(愛知県)訪問記(part13)
2012/01/26旬楽膳日進店その1<ダイニング編>訪問記
2012/01/30旬楽膳日進店その2<スーパーマーケット編>
2012/01/16カネスエ旬楽膳日進店訪問記
2011/11/11カネスエ浅田店(愛知県日進市)訪問記(part5)
↑ 分離式レジ導入2店舗目、新店では初
2011/12/05旬楽膳地アミ店(名古屋市)ドアットさんのワイン再会
2011/07/22カネスエ北方店(岐阜県)訪問記
2011/04/11旬楽膳一宮八幡店(愛知県)訪問記
2011/01/18カネスエ美濃店(岐阜県)訪問記
2010/11/05旬楽膳地アミ店(名古屋市)。本物ではなく特異
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2010/03/29旬楽膳名古屋地アミ店訪問記
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2009/09/09旬楽膳一宮八幡店(愛知県)訪問記
2009/08/13カネスエ西春店(愛知県)訪問記
2009/06/21カネスエ北園通店(愛知県)1円セール
2008/12/23カネスエ新生店(一宮市)1円セール終了
2008/11/05カネスエ五郎丸店とビッグリブ競合訪問記

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