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付き合いで参加したキッコーマン野田工場見学。当日は日曜日ということで、楽しみにしていた「御用蔵」の見学ができないことを現地で知る。 がっくりきていたが、工場見学そのものは結構、楽しめました。 今まで趣味で味噌蔵や醤油蔵を訪れているのですが、どちらかというと伝統製法の小さな蔵が多かったため、大量製造工場を見るのは仕事でいった某メーカーの工 場以来です。その時はバイヤーの付き添いで行ったことと、調達責任者だったこともあり、あまりしつこい質問は体面上できなかった経験があります。 今回はその時に聞けなかったことをしつこく聞いてやるぞっと意気込んでいたのですが、案内されている方は醸造や発酵について、一般客へ説明すること以上の情報はお持ちでないようですっかり肩透かし。 ただし、香りの変化や色の変化を体験できるのは素晴らしい。そしてカフェでは利きしょうゆも体験できる。 今回は御用蔵の生醤油を予約注文できたのが収穫でした。もっとも、現地では「注文専門の番号へかけて電話予約してください」といわれてしまったので現地まで行ったからできたというわけではありません。
★購入商品 ・しぼりたて丸大豆生しょうゆとうちのごはんキャベツのごま味噌炒めは見学の記念プレゼントです。
・こいくちしようゆ野田工場限定バージョン。キャラクターの「なあにちゃん」が描かれている。
・豆乳豆腐ソフトクリーム。かすかに醤油と大豆の味がする。 店内では煎餅に醤油を塗りながら焼いて食べるコーナーもある。
・ 醤油本。全国の代表的な醤油蔵が紹介されています。愛知県からは七福醸造(碧南市)、日東醸造(碧南市)、丸又商店(武豊町)、南蔵商店(武豊町)が紹介 されています。大変わかりやすく醤油の基本について説明されていて全国の有名蔵だけでなく、加工品としての醤油や添加物についても丁寧に説明されていま す。価格は1600円。
●もの知りしょうゆ館 (キッコーマン野田工場) 千葉県野田市野田110 ℡04-7123-5136(休館日を除く9:00~16:00) ・事前予約制 ●まめカフェ
●売店 むらさき屋
●御用蔵(野田工場) ・宮内省(現宮内庁)へ納品する醤油専用醸造所として、1939年(昭和14年)に千葉県野田市中野台に建設 ・2011年(平成23年)に野田工場内に移築 ・木桶、屋根の小屋組み、屋根瓦、石垣、門などは移築前のものを使用し、原形に近い形で再現
====================================== 【醤油の歴史について覚書】 ◇醤油の起源について ・古代中国の醤(ひしお)を起源とした「唐醤」 ・弥生時代の肉醤、魚醤、草醤を起源とする説 ・大宝律令(701年)に官職名「主醤」 ・延喜式(923年)に「大豆3石から醤1石5斗」と記載 ・多聞院日記の1576年に「唐味噌から液を搾り出し唐味噌汁」 ・ヤマサ説では心地覚心が中国で覚えた径山寺味噌の製法を湯浅(和歌山県)で伝えたという説。 ◇「たまり(溜)」から醤油へ ・1640年頃濃口醤油が関東で製造される ・1666年に淡口醤油が兵庫県龍野で製造される ・1781年に甘露醤油が山口県柳井津で製造される ◇醤油の品質管理 ・1963年日本農林規格(JAS)制定 本醸造、混合醸造、混合3つの製造方法に区分 「濃口」「淡口」「溜」「再仕込」「白」の5種類に分類 ◇野田の醤油について ・1661年髙梨兵左衛門が醤油醸造開始 ・1662年茂木佐平治が味噌製造を開始 ・1887年「野田醤油醸造組合」結成 ・1917年「野田醤油株式会社」設立 亀甲萬は茂木佐平治家の家紋 ・亀甲萬御用蔵醤油は1939年より宮内省(当時)へ納入 ============================= ◇食彩品館.jp 醤油に関する記事
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食彩品館.jp_2015年12月19日紹介,ファミリーマート犬山駅東店,セカンドストリート津島店,ザめし津南郊店,ビッグ・エー住之江中加賀屋,ドラッグコスモス荘内店,他 -PREV POST <
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