禁煙でない場所だったとしても、煙草を吸っても良いというわけではありません。店内にいる従業員・客全員に確認して許可をいただいてから煙草を吸うべきです。また、携帯電話はマナーモードに設定して、大事な要件でかかってきたのなら店外で通話をしなさい。
そういった注意は直接できないからね。こうやってきちんとわかりやすい場所に掲示しておけばトラブルも余計な気遣いも不要。
・健康増進法に関する記事
　（※煙草を吸われる方と相席の店の記事）
　
　メニユーから選択したのはライフワークとなっている「味噌煮込みうどん」。
メニューを見ると「みそ煮込（かためん）」とわざわざ“ かためん”表示。良いですね。味噌煮込みうどんはかためんが当たり前と思っていない人に対する配慮が伺えて。先日、へなちょこ麺の味噌煮込みを食してガッカリしただけに“かためん”表示には気分もアップ。

　再度、メニューを見ると、麺類は“釜揚げ”や“ころ（冷）”などのうどんメニューとそばメニューも用意されています。夏場には冷麦もあるようです。そしてちょっと驚いたのが“きしめん”もあります。
愛知県でも尾張の麺の店だったら当たり前に用意されている“きしめん”“ころ”メニューですが、「全麺手打ち」を標榜する個人店でこれだけの種類の麺を手打 ちで用意するのは大変ですね。もしかすると注文があってから麺を用意するということでしょうか。お昼のピークタイム中なので時間的にそれは難しい し・・・・。
茹であがりまで15分～20分かかるというので、iphoneでネットでもと思ったが、「携帯電話禁止」と表示されていることもあり、一応、使用を確認したところ、ニッコリ笑って答えてくれた表情がナイスでした。

　待っていると出てきました。もち入りをオーダーしたので餅が入っています。+100円。味噌煮込みうどん700円に餅を入れて800円。

まず、第一印象としては麺の量が少なめ。定食ではなく、単品でオーダーする場合は大盛り+100円が妥当か。
そして味噌の色が普通の味噌煮込みの色彩印象である「マッローネ・ビツーメ」や「深蘇芳色(ふかきすおう)」

ではなく、「蒼黄色(ツァン・ホワン)」を濃くしたような「ビオンド」のような色なのです。

　要するに豆味噌に米味噌や麦味噌を混ぜたような、どちらかというと他の岡崎市の八丁味噌（まるや又はカクキュー）使用店舗のような味噌煮込みではありません。
スープの味は原材料から抽出した旨味成分を主体にして、少し丁寧に作り込んであるようで、じっくりと味合わないと旨味成分の存在に気付きにくいかもしれません。でもその存在をひとたび感じると・・・・。
良いではないか。

 　これは良い店を発見した。昼食に時間の余裕がある時には普段使いで利用したい。でもこの前の道を通過するのは年に数回なので、尚且つ昼食タイムとかさなるという条件がつくと、次回はどうなるかはわからない。

　最後に店主に「(そば・きしめん・うどん・冷麦等)全麺手打ちはすごいですね」と声をかけると、ニッコリ笑って「元の素材はどれも同じですから」とくったくなく答えてくれたのが印象的でした。たしかに小麦粉と蕎麦粉があればあとは水と手数で対応できます。
高級・高質そば店のようにメニューごとに素材の産地を変えるというようなこだわりはないものの、個人店としてできる範囲でこだわりを持って手打ち麺を提供されているということが食彩品館.jp好みです。
良い店を発見しました。
後客は夫婦連れの1組2名のみ。空いているのも気にいった。

 
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●手打ち処 実演 三峰
愛知県岡崎市細川町上平78
℡0564-45-6156
店内禁煙