足立美術館（島根県安来市）日本庭園と大観、栖鳳、玉堂、鉄斎、紫峰、松園等近代美術画を堪能。隣のさぎの湯温泉　安来苑で食事

003旅行・文化, 03食事, 07中国地方, 旅行記, 植物・樹木, 蕎麦・うどん・麺類, 観光地と施設, 郷土・特産品｜2016/04/04 posted.

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近代日本画を中心とした島根県の登録博物館という紹介は不要なほど横山大観の収蔵品と日本庭園で有名な美術館。
安来市出身の足立全康氏が収集したコレクションと同氏指揮で造営した日本庭園が見所。
特に120点ほどの横山大観の作品と竹内栖鳳、川合玉堂、富岡鉄斎、榊原紫峰、上村松園の近代画。北大路魯山人の陶芸作品や足立氏と同じく安来出身の陶芸家河井寛次郎。林義雄、武井武雄らの童画等々も楽しむことができます。
「枯山水庭」、「白砂青松庭」、「苔庭」、「池庭」と続く日本庭園は作者の意図することが非常に分かりやすく伝わってきます。アメリカの日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」でも13年連続日本一（2003～2015）を達成するなど、庭に対する造詣の浅深にかかわらず、どなたでも楽しめることが人気の理由かと思われます。ちなみに前述の専門誌の日本第2位は桂離宮ということです。

◇庭園冬景色(画像はすべてクリックで拡大表示)

・ちなみに夏景色は↓

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　食彩品館.jpとしては横山大観の「無我」を観ることができなかったのが残念。というのも、横山大観の「無我は」3点あり、いずれも大観29歳（満年齢）の時。
・東京博物館（東京都）

・水野美術館（長野県）

・1897年頃明治30年(平成18年松坂屋美術館)

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・足立美術館（島根県）

このうち、東京博物館と水野美術館の「無我」は見ているものの、足立美術館のみまだ未見。是非とも見たかったが、こればっかりは入替展示なので次の機会を待つしかありません。
ちなみに食彩品館が初めて購入した記念切手は「国際観光年　霊峰不二(横山大観)」昭和42年（1967年）発行」でした。子供心に綺麗な絵にちょびっと感動したのを覚えてます。

　最後に、2010年10月29日にオープンした新館では現代日本画が特に印象に残っています。特に美術に詳しく且つ、興味を持っているわけでもないので有名な画家の展覧会があるとたまに出かけることがある程度。よってきちんと解釈しているわけではないのですが、絵によっては琴線に触れるものがあり思わず絵の前で佇んで見入ってしまいました。

◇お土産(3種あり、そのうち近代画の冊子を購入)

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⚫足立美術館
島根県安来市古川町320
℡0854-28-7111
■開館時間
4月-9月：9:00-17:30
10月～3月 9:00～17:00

・季節の紹介ポスター(館内)↓

・音声案内(おすすめです)↓

・パンフレット　↓

・展示パンフ↓

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　隣接して安来節の園芸館があります。
前日、ホテルでこちらの安来節の出張演技があったのですが、団体ツアーなのでこちらには寄らず、遠目で確認するのみ。

◇安来節演芸館
島根県安来市古川町534
℡0854-28-9500

　↓　安来節動画あります
・2016/03/31玉造グランドホテル長生閣（島根県松江市）

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　足立美術館の隣です。団体客メインの食事を提供するたけでなく、国民保養温泉地の指定を受けているさぎの湯温泉。1日10組までという小規模な安来苑ですが、毎分、６００ℓの豊富な湯量を誇る天然かけ流しの温泉を持っています。
食事はどじょうメインの柳川風の鍋をつけた料理ながら、当方のような団体ツアー用の食事も用意されていて、今回は団体食メニューをいただきました。

★ひょっとこの面がポイント