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初夏の北海道稚内から離島の旅シリーズもとうとう最終回。この旅で記事にしたのは今回で24記事目です。我ながら良く書いたものだと感心しております(#^.^#)
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手土産と言っても高価なものではなく、ちょっとしたお気に入りの醸造メーカーの加工食品をお持ちしただけなのに・・・・・。尚且つ、欲しいものを少しだけ購入しただけなのに・・・と恐縮しつつ、感動し、美味しくいただきました。北海道の心ある流通者と生産者の方々に敬意と感謝を込めて記事にしました。
***************************************●海のパセり ダルスの佃煮北海道寿都郡寿都郡町山下水産
はて。「ダルス」とは?ダルス科ダルス属。長さ50cm、幅3-8㎝の紅藻に分類される寒海性の昆布の一種で、これが焼くとベーコン味がするとか、栄養素が豊富とかでちっょとしたブームになっています。昆布養殖場の生産施設に自然繁茂することが知られており、北海道道南地域の資源量は1,000トン/年間で、南かやべ漁業協同組合の収穫量は年間100トン(そのうち、食用としての利用素材に適したものは1/10程度)。「あかはだ」と呼んで食用として利用されていたが、南かやべ漁業協同組合で収穫されたものには「ジョウモンノリ」と称してブランド化に取り組まれています。ちなみに世界的な主産地の北米大西洋岸やヨーロッパ北部でダルスが、食物繊維が豊富でシャキシャキとした食感や低カロリーでビタミン豊富なことから「海のパセリ」と呼ばれています。そこに目をつけた山下水産(北海道寿都郡)が海苔の佃煮の加工方法をダルス用に開発して商品化したのがこちらの商品。2016年4月新発売ということで、食彩品館.jpにとっても初見。昆布佃煮加工品同様にごはんのお供的利用がメインでしょうか。酒のつまみにもなりそうな印象もあります。
まずは食彩品館.jpに「ほぉ~」と言わせた新素材商品に続いては昆布巻。
●にしん昆布巻、さけ昆布巻
マルキチ食品(北海道函館市)のこだわりは30年ほど前から戸井町漁協小安支社(函館市)と共同開発をした真昆布(1年養殖)。なんで食彩品館.jpが知っていたかというと、フォアグラ巻の記事を以前、どこかで読んでいたから。もちろん、同社の製品を食すのは初。おおっこれが自慢の真昆布かと納得。中の鮭や鰊との味の相性もバッチリ。うまいっ。・その23北海道産の昆布について覚書。真、利尻、日高、羅臼、長、細目、厚葉、がごめ、天然・養殖促成等々
************************************●しぐれ昆布
「大阪府知事賞受賞」というシールが添付されている。えりも食品(北海道幌泉郡えりも町)製造。えりも産の日高昆布の細切りと魚卵を炊き合わせた田舎味の佃煮。日高昆布の全体水揚げの60%がえりも町産。鮭で有名なえりも食品はもともと昆布問屋ということで、日高昆布に対するこだわりは「甘く香ばしく、ふくよかな匂いたつ飴色のもの」に対する目利き力。そして「昆布蔵」での品質管理。旨いねぇ。************************************●北海シマエビ。
売場でこの商品を見た瞬間ビビッと背中に電流が走りました。当日は観光最終日とはいえ、要冷商品を稚内から愛知県の自宅まで持ち帰るにはチト不安。泣く泣 くあきらめたのですが、なんと、今回の北海道からの贈り物の中に入っているのを見て思わずウワオと声を出してしまいました。尚且つ、太くて量も多い。ホッカイシマエビについておさらい。・標準和名 ホッカイエビ・タラバエビ科 タラバエビ属・流通名 ホッカイシマエビ(北海縞海老) シマエビ(縞海老)・公文書名 ほくかいえび・主産地 知床半島(羅臼)、野付半島(尾岱沼)体長は8~13㎝程で、黄緑色と緑褐色の縦じま模様が特徴。加熱すると緑褐色部分が赤くなるため紅白模様となる。タラバガニ同様に、成長に伴い雄から雌に性が変わる雄性先熟型の性転換種。水深2mほどの浅瀬に繁殖するアマモ(海草)のなかで育つ。シマエビは生よりも塩ゆでの方が旨みを感じることができるということで、獲れたてを浜ゆでしたものが最高。 まずは柏手を打ってからおごそかに蓋を取る。太い。殻をむくと見事な艶のある紅白の肌が出てきた。食べた。旨い。感動した。それ以外に言葉が見つからない。感謝です。************************************
●生うに(稚内産)製造者 石本清(北海道稚内市)
この生うにを食した感想はただ一言。「これが本物のバフンウニの味」。一 般流通されている箱ウニは、原材料を収穫後、塩で洗ってミョウバンを加えて形を崩さないように箱詰めにするわけですが、今回の旅行中に礼文島で旬のハシリ であるバフンウニではなく、旬真っ盛りのキタムラサキウニを食した時も感じたのと同様に、本州で食す北海道産生ウニとはあきらかに違うのです。ウニの美味しさの差異は鮮度と処理方法だと思っていたので、産地の近くで尚且つ塩水処理したものを食せば当然、美味しいハズと思い込んでいました。この箱ウニには“ミョウバン”と表示されていますが、ミョウバンの嫌な味は感じません。つまり、今までミョウバン臭いと思っていたのは鮮度劣化したウニや品質が良くないウニを食していたためだとようやく理解しました。生ウニの味の違いは鮮度と処理方法だけでなく、ウニそのものの品質を含めた扱う流通者の総合管理力の差にあるということを実感できました。感謝です。
さて、これだけのものをいただいたのだから、何がしかのお返しをしなくちゃと思いつつ、何ができるのだろうかと思いながら、食彩品館.jpができることは今まで通りただ一つ。「楽しい売場や美味しい商品の発掘」。とはいえ、すでに全国を飛び回って情報収集されているからなあ(*^^*)。今後、何か一つでも、お仕事にお役に立てるような食彩品館.jp記事をアップすることができれば幸いでございます。何かお役に立てることがあればまた連絡してくださいませ。
========================= ◆北海道礼文島と利尻島に各一泊する旅2016年6月~7月記事
・その1 念願の食品館あいざわさん訪問記2016/06/08 ・その2 セイコーマート利尻店・稚内駅前店訪問記2016/06/09 ・その3宗谷岬からサハリン,間宮林蔵,最北端2016/06/10 ・その4ゲストハウス アルメリア(稚内市)宗谷黒牛ハンバーグ2016/06/13 ・その5礼文島観光。ホテル周辺と北限の夕陽2016/06/15 ・その6礼文島プチホテルコリンシアンの夕食と朝食2016/06/17 ・その7礼文島久種湖散策(クロユリ、他)2016/06/20 ・その8礼文島ストコン岬(チシマフウロ、利尻昆布ソフト他)6/21 ・その9レブンアツモリソウ群生地(礼文島)6/22 ・その10礼文島スカイ岬(イワベンケイ雌,ネムロシオガマ)6/23 ・その11礼文島桃台・猫台,金環日食観測記念碑6/27 ・その12海鮮処「かふか」でキタムラサキウニ丼と海鮮丼6/30 ・その13JF香深マリンストア(北海道礼文島)漁協直営スーパー7/1 ・その14姫沼(北海道利尻島)利尻富士と植物7/5 ・その15オタトマリ沼(利尻島)、利尻甕一、リシリアザミ7/7 ・その16仙法志御崎公園(利尻島)ゴマフアザラシと昆布ラーメン7/8・その17稚内港,JR稚内,稚内公園,ノッシャプ岬<野寒布岬>,稚内北防波堤ドーム(北海道稚内市)。雨の中の最北端近くを観光・その18稚内空港公園メグマ沼,稚内市大沼野鳥観察館でオジロワシ・その19「日本料理 雲海」ANAクラウンプラザホテル稚内ランチ弁当・その20北国グランドホテル(北海道利尻郡利尻富士町)夕食と夕日・その21夢食館北市場(稚内市)ツアー無料提供の毛ガニ、イクラ、ホッケ・その22礼文~利尻~稚内旅行時のフェリー行程4時間20分・その23北海道産の昆布について覚書。真、利尻、日高、羅臼、長、細目、厚葉、がごめ、天然・養殖促成等々・その24北海道からお勧め商品が届く7/26
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食彩品館.jp_2016年7月26日紹介,乗鞍岳自然観察教室(高山市),eashion エキュート大宮店,マックスバリュエクスプレス西梅田店,ローソンメトロス銀座ホーム東店・西店, AEON Wellness Cheras Selatan店 (イオンウエルネス チェラスセラタン店),旧暦 6月23日, 己酉 (ツチノトトリ) ,九紫火星,仏滅,他 -PREV POST <
マックスバリュイーストモール店(帯広市)2016年7月29日リニューアルオープン。イーストモールいちまるをリニューアル -NEXT POST >