ゴンドラリフト栂池高原駅(標高839m)~ロープウェイ自然園駅(標高1,829m)~自然園入口からミズバショウ湿原(自然園part1 記事)~風穴(自然園part2記事)~ワタスゲ湿原(自然園part3記事)~楠川(自然園part4)~浮島湿原(自然園part5記事)と紹介。 今回は自然園part6として「モウセン池から展望湿原周辺」の話。
夏季に栂池周辺は数回訪れているものの、最初は白馬乗鞍方面へ、14年前は小さな子連れだったことと、楠川~浮島間で天候が怪しくなったので引き返しています。その時にゴンドラリフトで1時間近く宙吊りになった話は過去記事で紹介済み。 ・2.栂池自然園(長野県小谷村)へ。ゴンドラリフトとロープウエー8/8 よって浮島より上部は初。 浮島のほぼ中央にある案内板からモウセン池までは約600m。浮島湿原から標高差90m程の登りながら、観光スタイルの方はみかけません。
だ んだん疲れてきて下を向いて黙々と高度を稼いでいたら足元に小さなかわいい花を発見。一見では特定できなかったが、帰ってから画像と図鑑を比べて「アカモ ノ」と特定することができました。別名イワハゼ(岩黄櫨)。葉のつけねから花茎が出ていてそれに花を一個つけているのが特徴というか見分け方。
翌日訪れた五竜高山植物園では赤い実をつけたアカモノを見ることができ、花と実を確認できラッキー。
日頃の運動不足のおかげで登り道で息を切らして下を向いて歩いていたおかげで発見することができたことを記念して、今回の高山植物のピンバッチは「アカモノ」と決定。
↓ モウセン池
↓ イワイチョウ
展望湿原までの途中にあるモウセンイケから展望湿原までは約500m。標高は2010mと表示されています。iphoneの高度計は2000m。
残念ながら楽しみにしていた白馬大雪渓は見ることができなかったものの、自然園下部では花期が終わっていたコバケイソウを見ることができました。
↓ 晴れていたらこんな感じ
途中、オオシラビソの球果を至近で見ることができる場所があり、ここまで登ってきた甲斐を感じながらのハイキングでした。
↓ 自然園下部のロープウエイ駅のオオシラビソ球果 ・3. 栂池ロープウェイから植物園入口。サルオガセと球果
そして、一番楽しみにしていたキバナシャクナゲも散策路脇で結構、みかけました。 花期ではなかったものの、自然の中のシャクナゲの葉の艶に魅せられ、展望湿原を後にして下山することに。
★その他、モウセン池~展望湿原でみかけた植物 ↓ サンカヨウ
さて、いよいよ栂池自然園最後の記事は自然園最大の見どころである白馬の雪渓とヤセ尾根の花畑、そして雁股池の風景を紹介。
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