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りぞうと旅館「宿かり」(福井県越前町)タグ付越前がにと産地不詳のズワイガニを食べ比べた話。活蟹3杯コースで茹で、焼き、刺身、鍋を堪能。例の32万円ではない。

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食べログ記事をアップしました
りぞうと旅館「宿かり」(福井県越前町)タグ付き越前がに

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 前回の記事で越前がに実食に対する食彩品館.jpの想いをきしました。
2016/12/28道の駅越前(福井県越前町)
2016/12/27越前がにミュージアム(福井県丹生郡越前町)

2012/11/13 越前がに雌「セイコガニ」福井県スーパー訪問記
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~(前回記事より抜粋)~
★食彩品館.jp的「越前がに」流儀
『日帰り漁であることのメリットを現地まで行くことで最大限に享受できる』
・当日水揚げ、食事前直前に調理(待つ時間を惜しまない)
 ※団体旅行や繁忙時の飲食店では無理
・ストレス低減のための活かしこみという目的はあるものの、水槽で数日泳いでいる蟹は選択しない
・雄・雌とも『越前がにタグ付』以外は食べない。
※タグのついていない雄蟹は産地表示がない限り、ロシア・オホーツク産と勝手に判断
・会話で信用できるか否かを瞬時に判断し、美味しいかにの選択は専門家に判断してもらう。
・信用できない言葉『タグがついていなくても美味しい蟹を提供している』。
※だったら交通費を使ってまで越前町まで行く必要はなく、近場の高質・良質(高級ではないの意)の飲食店を選択。
・買いたくない店
 言葉使いが乱暴。産地表示がない。解凍表示がない

▼結論
「せっかく越前まで来たのだから越前がにをホットで食すべし」

※これは食彩品館.jpの勝手な思い込みなので万人に通用することではなく、また、この件に関し、同意・否定等すべての反応をお断りします。

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 一番の課題は産地まで行ったとしても「当日水揚げ、食事前直前に調理」ではないでしようか。
普通、「浜茹で」と称す蟹は朝、一度に茹がいて出荷あるいは保管されます。団体または繁忙時間帯に多数の客に提供するにはこの方法しかありません。
よって提供される茹で蟹は冷たくなっています。浜茹で後に冷凍保存し、提供日に解凍するということになると、もう現地まで行って食す必要はまったくないです。ハイ。観光ついでの食事・買物ならともかく。
ということで、今回は「茹で立て実食」をあきらめて「越前蟹とタグ無しの比較」をするのが目的で“あえて”バスツアーを選択しました。
ツアーのウリは「活蟹3杯コース」。
↓ この他に茶碗蒸し、ご飯と味噌汁がつきます

 どこの蟹だろうか。何時取れたのだろうか。ホントに3杯あるのだろうか(同社の同様のツアーパンフには「2.5杯」となっているし・・・)。一番肝心な1杯あたりのg数はどの程度なんだろうか。
気になるが、そんなことを気にするなら自分で越前の馴染みの店を開拓してそこに通えば良い。わざわざツアー会社に確認することではありません。あらかじめ表記されていないということは「産地不詳」「水揚げからの日数経過不明」「1杯あたりのサイズは不詳」ということだと理解しましょう。
でも、最低限、期待するのは表示されている「活蟹」。すなわち非冷凍であることと、ボイルして流通しているズワイガニではないということだけは担保して欲しいと勝手に期待。

 ツアーには別途「タグ付越前がに」のオプションがついています。茹で蟹1杯分を+7,000円で500gのタグ付に変更できるという。
当館の茹で蟹は産地不詳で1杯3,000円(店頭表示)。よって、当方の判断としては500gで1万円調理済提供のタグ付越前がにはチト高いがまあそんなものかなということで妥協してオプションを1杯注文。
何故1杯かというとタグ無し産地不詳の活蟹と比較するため。

 ここであえて書きたいのが、「タグ付にこだわる理由」。
だって出荷者以外で流通から提供まで間違いなく「福井県越前産」だと信用できるのはタグだけだから(もっともタグを偽造すれば意味はなくなるが)。
美味しいズワイガニを食べたいというのならば別にタグ付にこだわる必要はまったくないのです。信頼できる店や宿で食せば良い。
食彩品館.jpは「現地に行かないと食すことができない食材や料理」を求めているのですが、産地の水と空気と景色を感じながら実食をしたいというのが今回の目的の一つ。
~<ご参考>舌で味わうが脳が判断する
・味は舌で味わい脳が最終判断するという持論(“自論”ではなく常に主張している意見のことですよ。念のため)
すなわち、口に含んだときに感じた舌の味蕾からの情報は、味神経線維を伝わり脳幹(延髄孤束核)~大脳皮質の味覚野へ伝わります。
味以外の情報(香、見た目、食感等)は口や目や喉等、体の各部分で認識され、大脳皮質の各感覚野に伝達されます。
以上の情報は大脳皮質連合野に到達し、“美味しい”“不味い”等の判断が行われ、その食べ物の総合評価を決定します。
その後、内臓感覚の情報が扁桃体で過去の記憶も合わせて伝わり、視床下部へ至り、“好き”“嫌い”の判断をするわけです。
 他人が美味しいと言っているのを気に食わない人、あるいは他人の評価に影響されやすい人、マスコミやテレビなどの情報に阿る人。すべて脳の判断で評価しているわけです。~

この持論でいくと、タグは視覚的な効果として脳の判断を後押しすることができます。

 タグ付のカニをオプションで注文した人は席がかたまって用意されているのですが、私たちはタグ付とタグ無しなので一番端でタグ無しチームと交差する。
タグと皿が違う。
↓ タグ付

↓ タグ無し

 大きさはタグ無しが若干、小さい。ようするにさらに小型の産地不詳のズワイ蟹。
 店の方が「活がにの刺身から食べてください。1時間前まで活きていました」とおっしゃるが、当方はさっさと茹で蟹をさばく。最初にさばいておくと、手の汚れを気にせずに料理を食すことができます。
 手順どおりに蟹をひっくり返して、ふんどしを取り、片側の足を折り曲げて甲羅からもぎ取る。足の付け根の部分も一本毎にちぎり取る。甲羅を外して味噌を確認。ちょっと少ない。まあ500gだからしかたない。
 続いて、家人の、というか食べ比べる側の蟹をさばく。同様の手順でふんどしを取って片側の足を折り曲げて取ろうとしたら・・・取れない。先程のタグ付の方は簡単に力も入れずに取れるのに。鮮度の違い?。いや。名古屋の蟹専門店で食すときでもこんな感じではない。個体差?。

 さて、2杯分をさばきました。ここで一度、手を洗いに席を立つ。さすがに蟹くさい匂いはさほど気にならない。ちなみにお絞りは店側が2個事前に用意してくれています。

(用は足してませんが)手を綺麗に洗ったら刺身をいただきます。身がやわらかいのが気になる。特別な旨味は感じないが、以前、何回も食した消費地にある蟹専門店の刺身よりは少し美味しいかなという程度。産地までの交通費と時間をかけた程の差ではない
 さばいた2杯の蟹を家人に説明しながら仕分けする。
「こっちタグ付」「そっちはタグ無し」。
まず見た目が違う。殻の肌艶がまったく異なること。タグ付がすばらしいというよりはタグ無しの肌色が悪すぎる。同じ活蟹だよね?。タグがついているかどうかだけだよね?。
味噌の色は圧倒的にタグ付が良い。味も同様。でも、タグ無しも活蟹だよね?。

  続いて身を取り出す。タグ無しの身離れは気持ちよい程。対してタグ無しの身離れは良くないが、さほど気になる程ではない。
肝心の身の味。言われてみればタグ付の方が美味しいと感じるが、蟹味噌ほどの味の違いは感じない。どちらもボチボチ美味しい。
特に鍋に入っている蟹は普段自宅で食している冷凍流通のズワイガニよりも美味しい。これは家人のも食彩品館.jpのもタグ無しの蟹なので、このサイズの蟹を鍋にするんだったらダグ付にこだわる必要はあまりないかも知れません。大きな蟹になればなるほど違いがわかるのでしょう。

 ちなみに臨席のタグ付をオプションで頼んだ同席客が「タグ付はやっぱ美味しいわ~」と言うのでチラリと横を見たらタグ付ではない焼き蟹を食べての感想だった。
う~む。恐るべしタグ付の視覚効果。タグの付いていない蟹まで美味しくさせる効果があるらしい( ´艸`)。

 食彩品館.jpが食している席で声に出して評価を言うとツアーに参加して美味しそうに蟹を食べている人に対して申し訳ないので黙って食す。
よってここで開陳。
蟹味噌は違いが圧倒的。蟹身はそこそこ。でも調味料をつけてしまうと味の差は価格差ほど感じない。

★結論に追記したいこと
越前がには1kg以上とは言わないが、やはり2番蟹(約800g)程度の大きめの蟹を水揚げ直後に茹でて、冷めないうちに食すべし。ということでしょうか。

 ちなみに茹で蟹はさばいただけでなく、すべて殻から身を取り出して家人に食してもらいました。隣席のご婦人方の「うらやましい~」的視線と、その相方の「それは(自分の妻に)見せて欲しくない」という視線を感じました(*^^*)

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 食後の後は荒れている日本海を見る。

 温泉が沸いています。
泉質:ナトリウム・炭酸水素塩温泉(弱アルカリ性)

少し離れた場所に今回食した「宿かり」の本館的位置づけである「平成館」が見えます。

ツアーの食事場所は平成館か宿かりのいずれかを予定していたのですが、今回は「宿かり」で食事。

↓ 店頭販売用

 
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りぞうと旅館「宿かり」 
福井県丹生郡越前町高佐32−4-5
℡0778-39-1555

地図を表示する

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料理旅館 平成
福井県丹生郡越前町高佐27-2-1
℡0778-39-1221

地図を表示する

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