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紀州南部ロイヤルホテルで温泉に浸かる。源泉掛け流しを嗜好するがそうではない場合も気に入ることもあったりする。そしてみなべと南高梅の思い出が蘇る(和歌山県日高郡みなべ町) 。読み方は登録名称の「なんこううめ」が正式で「なんこうばい」は通称という自論【大辺路~中辺路2017年春の旅その7】


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【大辺路~中辺路2017年春の旅その7】

 思いつきの小旅行を趣味としているため、一人で出かける時は宿泊施設をあらかじめ予約することは少ないのです。ある程度の観光地や都市近郊であれば当日の予約でも結構、見つけることができます。
家族旅行や鉄道旅行の場合はかなり細かく事前計画を練るのですが、自動車の場合は思いつきで出発する上に、気分で寄り道をするので予定する目的地に到達できないこともあります。よって、当日の進行に合わせて宿泊施設を予約しています。
今回は白浜周辺で探していたら、低価格で宿泊でき、尚且つ、そこそこのクオリティがある「紀州南部ロイヤルホテル」を発見しました。
白浜温泉街より少し離れていることと、周辺は風光明媚な環境であるため歓楽を求める方には不向き。尚且つ、最近は海外団体客が多いので館内ロビーや大浴場での外国語の騒音には耐えなければなりません。

 ホテル到着は20時。すでに周辺は真っ暗。基本的に思いつきの小旅行に出かける場合は地元の食材を購入してそれをつまみにホテルで地ビールを飲むのが食彩品館.jp流儀。もちろんパソコン持ち込みで食彩品館.jpのサイト更新も。
通常は日々、朝1~2時間、夜4~5時間程を食彩品館.jp活動の作業時間にあてていますが、こういった小旅行時はできるだけ事前に済ませておいて、当日の撮影画像のバックアップ作業程度のみをホテルで行なうようにしています。
 ちなみに撮影機材は機動性を考慮してすべてコンパクトデジカメ。少し綺麗に撮影したい時はソニーのDSC-RX100 (1.0型センサーとF1.8レンズを小型ボディに搭載)で撮影し、メモ撮影としては同じくソニーのDSC-TX20を使っています。基本、同じ場所の写真をどちらか1台で撮影し、自分が重要だと思った場合は同じ風景・モノを2台のカメラで撮影しています。今まで、撮影したと思っていた画像が無かったとかファイルが壊れた(大抵は修復できますが、時折画像自体がぐしゃぐしゃになっているということもあるので)とか、「せっかく撮影したのに~」と後悔することが時々、忘れた頃に発生するのです。
それと、日々、パソコンにバックアップするのは、もしカメラ破損やディスクトラブルがあっても修復や被害が少なくて済むという経験則からできるだけ実行するようにしています。
ちなみに大雨時の撮影はタフボディの某メーカーのデジカメを使用していますが、そちらは撮影画像の色彩が好みではないためあまり使っていません。
もちろん予備のバッテリーや電源ケーブル等も持ち歩いているので結構、荷物になります。
何しろメモ代わりなので撮影枚数はハンパないので、遠征後は画像の整理が大変。

閑話休題

 先ほど購入した地場食材を堪能する前に当ホテルの温泉へ。白浜温泉の外湯では湯に浸かるだけなので、ホテルでは体を洗うのが目的。
その前に当日のホテルの部屋。
当日予約特別価格の1泊7,000円以下の部屋とは思えない広さで快適です。これだからリスクはあるが当日予約は魅力的。たまたま空いていると良い部屋に案内されることがあるからです。

 温泉大浴場は露天風呂と室内に別れていて、いわゆる「温泉」は露天風呂だけで、室内は普通のお風呂です。
一時期「本物の温泉とは」ということで、いろいろと問題提起があり、宿泊所も結構、気を使って表示をされています。
このホテルの温泉は
紀州みなべ千里浜温泉
 (加温/加水/循環濾過)
・入浴可能時間
 5:00~10:00/15:00~25:00
・泉温
 季節により変動(冷泉)
・適応症
 神経痛/婦人病/やけど/皮膚病/筋肉痛/関節痛/五十肩/運動麻痺/打ち身/くじき/慢性消化器病/痔疾/冷え性/疲労回復/病後回復期/切り傷
・泉質
 ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉
・加温/加水/循環濾過

そのほか、温泉ではないのですが露天に紀州の特産 備長炭を用いたホテルオリジナルのお風呂【黒湯】があります。炭によって体が黒くなるので湯船に浸かった後はお湯で流さないといけません。

 昼間、「源泉賭け流し」の歴史ある名温泉を堪能したので、さすがに当温泉の表示と見比べると・・・・。
とはいえ、加温・加水の湯は気持ちよく入浴でき、さらに循環であるためレジオネラ属菌の消毒もバッチリ(と推測)。
自然のままの無加温・無加水で源泉かけ流しの温泉を嗜好していますが、それをして本物、加水・加温・循環をして「ニセモノ」とするのはどうかなと思っています。
「ニセモノ」というのは温泉ではない湯を「温泉」と表示したり、加水・加温・循環・消毒実施をきちんと表示していないことが「ニセモノ(施設)」だと食彩品館.jpは判断しています。
・厚生労働省「レジオネラ対策ページ

 体に良いだろうなと思って入る温泉が原因で病気になってはたまったものではありません。

 ちなみに「カルキ臭い」という場合は別の心配があります。詳細は厚生労働省の循環式浴槽におけるレジオネラ症防止対策マニュアルについて(平成27年3月31日)
を参照していただくとして、そのように適正管理された施設であることの証明だと思われますが、通常、使われている消毒用の塩素系薬剤は無臭で、有機物と反応することで臭いを発します。どんな臭いかというとプールに入る前の足腰が浸かる程度の消毒槽を思い出してください。汚れたものに塩素系薬剤が反応した臭いです。
「カルキ臭い」と感じる場合は「ああ。レジオネラ症対策をされている施設なんだな」という安心の他に「汚れたお湯?でも消毒で安心?」という不安を感じるのです。
このホテルの当日の室内浴場は・・・・・。(以下自粛)。

 部屋に戻り、当日、購入した生鮮品や惣菜の実食。どんな商品を購入したのかの比較は個別ページを確認してもらうとして、今回は昔の白浜行の思い出。

 若き食彩品館.jpは調達部門が長く、若い頃は生鮮青果物、特に季節野菜の担当をしていた時期がありました。20歳代後半~30歳位だっと記憶しているので今から30年ほど前のことです。
若い食彩品館.jpは真面目でした(#^^#)。休みにJA紀南の青梅と他産地や地元産地を比較する実験をしたり、通常の青梅(古城・白加賀梅・鶯宿等)と南高梅(正式には“なんこううめ”だが“なんこうばい”と読むことが多い)の品種別漬け梅・梅酒比較をしたりと、いろいろと仕事を趣味につなげて楽しんでおりました。
地域団体商標制度の認定第一弾として認定された南高梅の登録商標名は「紀州みなべの南高梅(きしゅうみなべのなんこううめ)」と登録されています。

 その中でも私にとって南高梅は特別な存在でした。
青梅はその名の通り、青い緑色で出荷され、売場で黄色くなったものは鮮度劣化品として処分されますが、南高梅は赤や黄色に色づいた状態で入荷します。

 さらに漬け梅にした時の味・食感・実厚感など他の品種を圧倒していました(当時の個人の印象です)。

 趣味が高じて自宅に南高梅の木を植えましたが、これは実をつけたものの、出荷されているような実ではありませんでした。

  そこで私は実際に自分の目で見てみたいと思い立ち、出張計画を立案し、上裁しました。
ところが、当時の上司が南部(みなべ)は白浜温泉に近いと思ったのかどうかはともかく、出張を許可する代わりに自分が同行すると言い出しました。
「困った」と正直思ったのです。その方はやたら大物ぶりたがる悪いクセがあり、以前、九州に同行出張した時に私が手配した宿泊ホテルが出張規定内の金額で宿泊できる施設を選定したため「オレをあんなホテルに泊めた」と帰ってから周囲に愚痴をこぼしたのです。
現在だったら、今回のように、出張規定内の金額である程度のリゾートホテルに宿泊する情報が溢れていますが、当時は宿泊価格は定価が常識で、尚且つ規定内の1万円少々/泊ではビジネスホテル(それでも仕事で宿泊するには十分な施設でした)に宿泊するのが普通だと思っていたのです。
そんなこともあったので、宿泊施設は事前に同行上司に伝えて会ったのですが、今回は「温泉に泊まりたい」と言い出したのです。
ちなみに出張機会の多かった当時の食彩品館.jpはできるだけ質素な宿泊施設を選んだり、わざと大都市を避けて宿泊したりと、今から思うと潔癖すぎるようなバイヤーでした(#^^#)。
もちろん、取引先と同行して飲食を共にするなんてコトをする欲もなく、ただただ「現地で現物を確認して原材料の生産状況・製品化と流通の現実をこの眼で確認したい」の思いだけで出張をしていたのでした。
今から思えば、土地土地の美味しいものや風習等に接するのも今後の仕事に役立つことなんだということは理解できますが、若い食彩品館.jpは真面目で尚且つ小遣いも少ない(‘ω’)。
 同行上司には取引先と同行するが、宿泊・飲食代は実費を支払うことをお伝えし、しぶしぶ了承してもらいました。何を期待していたのかは承知していたが。
出張当日も現在の県営名古屋空港で「●●と韓国へ出張した時にはアイツ気を使ってオレだけビジネスクラスに搭乗させてくれた」と、当時は役員しか認められていなかった近距離海外出張のビジネスクラス利用を手配した同僚を褒めるのでした。
どこからその金を捻出したのか不思議でしたが、今思えば、捻出の方法はいくつもあります(一一)。幸運にも、当時の名古屋→白浜空港便はプロペラ機のYS11でビジネスクラスの設定はありませんでしたが・・・。
↓ YS-11(各務原航空宇宙博物館にて撮影)参考資料。

 全日空名古屋⇔白浜便は1988年1月に運休されているので、私の白浜出張はそれ以前だったと思います。
その時の出張で得た知識はその後のバイヤーとして、あるいは店舗での販売方法として役に立ちました。季節商品は手間をかけて産地情報や品種特性等に合わせて販売方法と商品化を工夫すれば予想以上の販売金額を稼げることも知りました。
今では良い思い出となりましたが、白浜温泉のちょっと立派な宿泊施設の正規料金を同行上司に請求した時に思いっきり嫌な顔をされたことを急に思い出したのです。誰が払うとおもっていたのかなあ。
でもおかげで「自分はこんな上司には絶対にならないぞっ」と心に誓い、品行方正な職業人生を過ごしたのでした(爆)

 この南高梅の起源。
明治35年に和歌山県の上南部村で高田貞楠氏が発見し「高田梅」として名付けられました。
その後「梅優良母樹種選定会(昭和25年発足)」により「高田梅」が最優良品種と認定されました。その時の調査委員長の竹中勝太郎氏が南部高校の教諭であったため、南高梅と命名されたとされているが、他の資料(和歌山県HP)では「梅の調査に地道に協力した南部高校園芸科の活動が評価され“南高”とついたとしている。また、別の資料では昭和40年に“南部の高田梅”を略して「南高」と名称登録したとされている。

本日の結論。
「南高梅」は正式名称が「なんこううめ」
通称・一般呼称が「なんこうばい」

名前の起源はいろいろあるが、「品種発見者“高田”」と「最高品種選定調査に尽力した南部高校の教諭と生徒に因んだ“南部高校”という名称」、そして何より「地名の“みなべ(南部)”」すべてひっくるめて「南高梅(なんこううめ)」と命名され、地域団体商標制度の認定第一弾として認定された登録商標名は「紀州みなべの南高梅(きしゅうみなべのなんこううめ)」であるため、読み方は「なんこううめ」が正しいものの、流通業界では「なんこうばい」と読むことも多く、正式呼称を「なんこうばい」としている場合も多々ありますね(例:Wikipedia 2017/04/26時点の記述)

 ということを調べたりしながら、すさみの夕方水揚げ鰹と串本の釣りもの鰹と白浜のナギサビールを飲む。

  良い夜だ。

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紀州南部ロイヤルホテル
和歌山県日高郡みなべ町山内字大目津泊り348
℡0739-72-5500
(受付時間 8:00~19:00)
チェックイン : 15:00
チェックアウト : 11:00
駐車場 : 乗用車260台/大型バス10台
パンフレット

部屋の窓からの景色↓

↓ 外観

 ↓当日予約で6,720円/泊の部屋(毎回こういうタイプの部屋になるかどうかは不明)

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