紀行文第3章「入笠山頂標高1,955mからの景色」。富士見パノラマリゾート(長野県富士見町)で初夏の山野草と南北中央日本アルプスを眺める
□2017年初夏の富士見高原周辺の旅
・白州塩沢温泉フォッサマグナの湯(山梨県北杜市)
□初夏の富士見高原の散策と入笠山軽登山。
・その1「富士見パノラマリゾート概要とゴンドラ標高差」
・その2「入笠湿原と御所平。日本すずらん120万株と初夏の植物」
↑ 地図 A、B、C、D
・その3「入笠山登山と南北中央日本アルプス~後立山連峰パノラマ」
↑ 地図 E
・その4「マナスル山荘から山彦荘入笠湿原周辺散策」
↑ 地図 F、G、C~Hまでの途中路
・その5「入笠すずらん山野草公園でホテイアツモリとクマガイソウ」
↑ 地図 H
・その6「ドイツすずらん20万株と八ヶ岳の景色」
↑ 地図 I、J
※以下、アルファベット記号は地図の表示と同じ場所です。
◇散策ルート。歩行約3時間。休憩と撮影別。
・富士見パノラマリゾートのゴンドラで山頂駅まで移動10分。
・A.山頂駅からB.日本すずらん群生地経由でC.入笠湿原看板まで約10分。
・C.入笠湿原からD.御所平登山口まで約10分。
・D.御所平登山口から10分少々で入笠山直下の登り口に到着。
・E:岩場ルートと迂回ルートがありそれぞれ山頂まで20分。
ゴンドラ山頂駅より約1時間の歩き。最後の20分のみ急登だが降雨・降雪時期以外に足場の不安は少ない。
・F:頂上からマナスル山荘へ下る。約30分。
・G:山彦荘。マナスル山荘から山彦荘まで約15分。
・C:入笠湿原
・H:山野草公園。アツモリ草、他
・I:八ヶ岳展望台
・J:山野草公園。ドイツすずらん群生。
御所平を登りきり、さて岩場コースにするか迂回コースにするか迷う。いずれも10分と案内されています。直登ルートの方が早くつくハズということで岩場ルートをさっさと登る家人の後に続く。大した登りではないが、家人は若い頃から登りに強く、歩くスピードに乱れがない。さらにジムで毎日ダイエットトレーニングをしている。
私は23歳の入社時の体重が身長170cmちょっとで53Kg。家人と山登りしていた30歳前後は60Kg。今は70kgと体が重いうえにスポーツはまったくしていないし体も動かしてない。
当然、家人にはついていけない。
足元は斜面が若干、きついが何かにつかまらないと登れない程の斜度ではないが、降雨時はこのルートを登りたくない。梅雨中とはいえ天候に恵まれた幸運に感謝。
一ヶ所だけ鎖場があったが、岩場ルートという程の岩場はありませんでした。
とうとう我慢できずに立ち止まって小休止。息を整える。
このあたりは湿原では蕾だったマイヅルソウが少し花開いている。真夏だったら辛いだろうなあと思いつつ、頂上へ向かう。家人はもう見えない。
ようやく登った頂上は素晴らしかった。
南アルプス~中央アルプス~御岳~乗鞍岳~前・奥・北穂高~槍ヶ岳~立山・剣~白馬三山~白馬乗鞍・小蓮華。少し手前に美ヶ原~八ヶ岳。そして富士山。なんと富士山だけ見ることができません。残念。
それにしても山でこれだけ天候に恵まれたのは久々です。
双眼鏡を取り出してじっくりと眺める。御嶽と乗鞍の間に白山が少し見える。槍ヶ岳の穂先は肉眼でも良く見える。
感激に浸りながら記念撮影。常に沈着冷静な家人も静かに大喜び。満足。
下山は迂回ルートの予定だったが、岩場ルートをそのまま下ってしまった。
柵で仕切られているが牧場の景色がなかなか良い。
ちなみに下りは私の方が早い。少し先に行っては家人が降りてくるのを待つ。
「ここにマイヅルソウが咲いている」と登りで見つけた開花している山野層を教えながら下る。
次は
・その4「マナスル山荘から山彦荘入笠湿原周辺散策」
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★入笠地区は平成20年(2008年)12月8日に日本ジオパーク認定を受け、更に平成26年(2014年)6月12日には、ユネスコエコパーク(生物圏保存地域)に登録されています。(詳細は富士見町HP)
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・2012/11/23段戸高原の紅葉と屋外料理(愛知県設楽郡)
・2012/08/13香嵐渓の夏紀行(豊田市足助町)
・2012/08/12山野草。クジャクシダ(愛知県足助)百年草
・2012/08/11段戸高原で夏の屋外料理(愛知県設楽郡)
・2010/05/23谷汲山華厳寺(岐阜県)山採り石楠花
・2010/04/04庭やベランダの山野草。シュンラン、ムカデラン
・2009/05/10中辺路の山野草店(和歌山県田辺市)
・2008/09/03バラの思い出と建替(食彩品館.jpのこと)
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