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「ビートルズコンプリートスコア」。「ビートルズリリックス」。そして「隔週刊ザ・ビートルズ・LPレコード・コレクション」の定期購読開始

 過去記事でビートルズのことを取り上げていますが、今回は最近、購入したビートルズ関係の書籍その他の話題。
2017/09/26アナログレコードのハイレゾ化
2017/09/08ザ・ビートルズ・LPレコード・コレクション他
2017/07/17ビートルズ用ホーナークロマチックタイプ他
2017/05/22THE BRITISH ROCK 2017パルコ池袋
・★2017/05/11リッケンバッカー12弦を購入してしまった
2017/05/17ポールマッカートニー2017年東京ドーム
2013/12/21ポールマッカートニーのコンサートへ行く
2009/9/27ビートルズ”リマスターCD”アビーロード
2009/9/15コンプリート ビートルズ(リマスター説明)
2008/6/23ビートルズのこと
(画像はすべてクリックで拡大表示)

↓ 所持ビートルズ関連書籍(一部のみ紹介)

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 まずは、「ビートルズコンプリートスコア」。

↓ レボリューション№9 も採譜

The Beatles Complete Scores(洋書)
版社: Hal Leonard Corp; 2nd Revised版
言語: 英語
ISBN-10: 0793518326
ISBN-13: 978-0793518326
発売日: 1993/06
商品パッケージの寸法: 17.9 x 5.9 x 25.7 cm
アルバムごとのバンドスコアは持っているものの、耳が良くない(高音域が少し難聴傾向)である食彩品館.jpは耳コピ(演奏を聴いてそれをそっくり真似て楽器を演奏したり譜面に書き留めたりする作業)が苦手。よって、参考書としてバンドスコアを活用しているのだが、スタジオでの練習に全冊を持ち込むのは大変。ということで、今回は全213曲を1冊に網羅した「ビートルズコンプリートスコア」を購入したのです。
1,136ページあります。重くて字が小さいのが難だが、スコアを全部持ち運びするよりは楽。そして辞書みたいな装丁で本棚の見栄えも良い。使うのはちょっともったいないような気がする(^_^)
ちなみに他のスコア同様に時折「間違いじゃないか?」と思うような部分もあるが、そのあたりは勝手に手直しでアレンジしているので特に問題は感じない。
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 続いて「ビートルズリリックス
THE BEATLES LYRICS 名作誕生

480ページ
出版社: TAC出版
言語: 日本語
ISBN-10: 4813271464
ISBN-13: 978-4813271468
発売日: 2017/6/26
梱包サイズ: 28 x 22 x 4.2 cm

~直筆原稿など貴重な資料を徹底収集、オールカラー+歌詞対訳付で掲載。豪華仕様、圧倒的な情報量で名作誕生の秘密に迫った唯一無二のソングライティング・ドキュメンタリー~(HPママ)
“あの”ビートルズ公認伝記作家と紹介されることの多いハンター・デイヴィス著というのがポイント。
手書き歌詞の画像が掲載されているのが良い。また、最初の原案からブラッシュアップされたり、逆に当初どおりの内容が最終形になったりしていたりと、なかなか興味深い内容になっています。
ジョンレノン展やジョンレノンミュージアムでジョンの手書き歌詞カードを見たことがあるものの、ポールやジョージのは初見(といっても画像だが)。興味のほとんどは手書き歌詞画像だが、本棚の飾りとしては秀逸。
ビートルズは歌詞の内容よりもサウンドが重要と思っているので歌詞の深読みやエピソードにはあまり興味がないものの、ビートルズファンとして知っておいて損はない。
ただし、興味のない人にしったかぶりして話すと嫌がられる内容が多い。逆に“超オタク”に内容を話すと「で?」と冷たくあしらわれそうな内容もある。
高校生の頃、授業中に一生懸命ビートルズの歌詞を英訳していたことを思い出した。

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 最後は2017年8月29日創刊で全23アルバムを網羅する隔週発行の「隔週刊『ザ・ビートルズ・LPレコード・コレクション」について。

発売は2017年8月29日ということだが、先行して一部地域で数枚ほど実験的に販売されていたらしい。今回は大々的にPRして全国販売。
 周知の通り、ビートルズは結成から解散までの間だけでなく、ビートルズと名乗る前(クオリーメン時代)や解散後も次々とレコード・CD・DVD等を発売しています。その中で「ビートルズ結成期間内に正式にリリースした」といえるのはアルバムだけで言うと「プリーズプリーズミー」から「レットイットビー」までであり、その後は企画モノと呼称されることのある「ベスト盤」「ライブ盤」「音源版」と続くわけですが、ビートルズ解散後の1973年に中学生だった食彩品館.jpが人生初のLPレコード購入が、通称“青盤”と呼ばれる「ザ・ビートルズ1967年〜1970年」でした。

食うに困るほどではないが、さして裕福ではない家庭に育った食彩品館.jpが2枚組のLPレコードを購入した時はさすがに眠ることができませんでした。
聴きまくりました。当時は低価格のオープンリールの録音機は自宅にあったものの、カセットレコーダーを持っていたかどうか記憶にないのですが、レコードから直接音楽テープに録音して聴くようになったのはもう少し後だったと記憶しています。よってその青盤レコードだけでなく、当時聴きまくったビートルズのLPはキズがついていて雑音がひどい。レコードプレーヤーはアンプ一体型の小さなもので聞いていました。
 その後、後追いでLPレコードを購入していったのですが、結局、すべてを揃えたのはCD発売以降なのでLPレコードとして所有しているのはビートルズ結成期間全13タイトルのうち半分程度となっています。
解散後の企画モノの中で貴重だと感じたのは2009年の「リマスター」でしょうか。
これはモノボックスとしてプリーズプリーズミーからホワイトアルバムまでのモノラル録音リマスターCDと、その他のステレオ版リマスターCDを所有しています。

 ~隔週刊『ザ・ビートルズ・LPレコード・コレクション』では、1963年から1970年にかけてリリースされたすべてのオリジナル・アルバムを再現している。また、コンピレーション・アルバム『ザ・ビートルズ1962年~1966年』、『ザ・ビートルズ1967年~1970年』、『パスト・マスターズ』、『1』をはじめ、アウト・テイクやオルタナティヴ・ヴァージョン、ライヴ音源を収めた『アンソロジー1、2、3』、ラジオ番組でのライヴ音源とスピーチをフィーチャーした『ライヴ・アット・ザ・BBC VOL.1、2』、画期的かつ実験的なアルバム『ラヴ』などもラインナップ~(HPママ)

 まず、興味を持ったのが、「UK製造」であること。今でも発売当時のUK盤は貴重盤として取引されています。レコードに刻まれているMatrix-Numberやレーベル内曲表記等で価値が分かれるそうですが、「UK製造」というのがなんとなく嬉しい。
次に音源が「2009年リマスター」であるということ。
これだったら昔のLPレコードと差異があるため購入動機及び理由となります。
そして購入したいと思った最大の理由が「180g盤」であること。
第一巻の「アピーロード」で比較すると、発売当時の日本版を所持しているのですが、レコード重量は約110gでした。対して、今回のザ・ビートルズ・LPレコード・コレクションは約180gとしっかりとした作りであることがわかります。

□日本版と比較画像。

 今回はUK盤とはいえ、残念ながら「レフトアップル」でも「マト2/1」でもないが、「レーベルが濃いグリーンアップル」で「Her Majesty表記なし」で「インナーが黒」というのがちょっと嬉しい。
私の持っているレコードのジャケットそのものの重量は日本版の方が少々重い。

 

□レコードを聴いてみた
 10年~15年ほど前に所持するレコードをデジタル化しようと試みて安いレコードプレーヤーを購入したのだが、フォノイコライザーは別購入している。これとパソコンをつなげてデジタル化に取り組んだものの、イーグルスのライブLP2枚組1セット実施したのみで挫折。
久々に取り出したものの針の鮮度が心配。

 このレコードプレーヤーよりももう少しマシなのがオンキョーのネットワークCDプレーヤー。
一応、ハイレゾ対応で、音もまあ満足できるレベル。

これにレコードプレーヤーとフォノイコライザーをつけて聴くと・・・・。
さすがに1970年代に購入した日本盤とははっきりと音が違う。さすがUK盤、さすがリマスターというところだが、CDリマスターと比べると・・・・。(以下自粛)
レコードの良さを確認するにはレコードプレーヤーやアナログ再生機器にそれなりのレベルを用意しないと難しいと感じた。

□定期購読読者プレゼント
第23号発売時に自動的発送されるのだが、途中解約予定なので私には届かない予定。

 

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