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前沢牛と岩手黒毛和牛。東北自動車道前沢SA(上)(岩手県奥州市)全国のブラント黒毛和牛との比較


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★2017年10月26日~10月28日東北紅葉周遊

八幡平(岩手県)2017/12/04
①-2東北自動車道花輪SA下り(秋田県鹿角市)
②-1青森ワイナリーホテル(青森県南津軽郡大鰐町)
②-2青森ワイナリーホテル周辺から岩木山と弘前市
②-3中野もみじ山(青森県黒石市)津軽の小嵐山
③-1八甲田山(青森市)-1城ケ倉大橋
③-2八甲田山(青森市)-2ロープウエイ
蔦沼(青森県十和田市)
奥入瀬渓流(青森県十和田市)
十和田湖(青森県十和田市)
⑥-2 発荷峠から十和田湖を望む(秋田県)
八幡平マウンテンホテル(岩手県八幡平市)
松川渓谷(岩手県八幡平市)
東北自動車道前沢SA
関山 中尊寺(岩手県西磐井郡)
平泉レストハウス(平泉町)
鳴子峡(宮城県大崎市)


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 東北紅葉満喫の旅も最終日。岩手県八幡平市を後にして当日、最初の目的地である平泉へ向かいます。
途中、東北自動車道前沢SAで休憩。

さほど大きくないサービスエリアですが、なんといってもここには“あの”前沢牛のメニューを提供するレストランがあります。
感心したのはきちんと「前沢牛」を使ったメニューと「岩手産黒毛和牛」を使ったメニューを区別して提供していること。当然、前沢牛メニューが高価になります。

↓ 岩手産黒毛和牛メニュー

 
↓ 前沢牛 メニュー

↑ 前沢牛ヒレステーキ6,200円

前沢牛の定義は以下の通り。
□前提
・岩手県奥州市前沢区の生産者(生産法人)が前沢区内で肥育し生産。
・岩手ふるさと農業協同組合経由で販売
□牛肉について
・黒毛和種のみ
・子牛の出生地が証明できる
・生産者が1年以上飼養し、出生から屠畜までの期間内で、前沢区内の飼養期間が最長であり、かつ最終飼養地であること。
・牛トレーサビリティ法の遵守
・枝肉の格付基準は、社団法人日本食肉格付協会の定める肉質等級は「4」以上で、 歩留等級が「A」又は「B」であること。(A5,A4,B5,B4のみ)
前沢牛として認定されない黒毛和種は“前沢牛”というブランド名称を使えず「岩手県産黒毛和牛」と表示して販売されることになります。このあたりは神戸牛や仙台牛と同じですね。
 肉の美味しさは別として、肉質等級基準だけでいうと、飛騨牛・(3等級以上)よりも基準が厳しく、いわゆる“上物(肉質等級4以上)”のみがブランド名称を名乗ることができます。神戸牛と同じ基準ですね。仙台牛はもっと厳しくて5等級以上です。
ちなみに松阪牛は肉質等級基準ではなく、産地名称ブランドで、その中でも「特産松阪牛」のみが仔牛産地と肥育期間(900日)にこだわっていますが、肉質等級は関係ないということです。
□松阪牛定義
・黒毛和種、未経産の雌牛
・肥育は松阪牛生産区域(旧22市町村)でのみ肥育され、生産区域での肥育期間が最長・最終であること
・生後12ヶ月齢までに松阪牛生産区域に導入されたこと

↓「特産松阪牛」について
お肉料理カフェ(Cafe)まつもと(三重県多気町)

◆ブランド和牛と肉質等級について(主として黒毛和種)
□5等級のみをブランド基準としている牛
・仙台牛(宮城県※3・4等級は“仙台黒毛和牛”)
□上物のみをフランド基準としている牛(5等級と4等級)
・佐賀牛(佐賀県:5等級と4等級上位で、4等級中位から2等級は“佐賀産和牛”)、神戸ビーフ(兵庫県5等級と4等級中位以上。それ以下は“但馬牛”)、みついし牛(北海道:刻印あり)、十勝ナイタイ和牛(北海道)、北の王生田原高原和牛(北海道)、とうや湖黒毛和牛肥育部会(北海道BMS 5以上)、あおもり倉石牛(青森県)、総称 山形牛(山形県)、みかわ牛ゴールド(愛知県:5等・4等級上位以上)、あおもり十和田湖和牛(青森県)、江刺牛(岩手県)、三梨牛(秋田県)、若柳牛(宮城県)、うご牛(秋田県:3等級以下は羽後牛)、若柳牛(宮城県)、石越牛(宮城県)、はさま牛(宮城県)、銘柄福島牛(福島県)、とちぎ和牛(栃木県)、常陸牛(茨城県)、花園牛(茨城県)、とちぎ和牛(栃木県)、秋川牛(東京都)、葉山牛(神奈川県)、横濱ビーフ (神奈川県)、市場発横浜牛(横浜市場認定全国産地)、甲州牛(山梨県:3等級以下は甲州産和牛)、阿智黒毛和牛(長野県)、りんごで育った信州牛(長野県)、近江牛(滋賀県)、京都肉(京都府)、広島牛(広島県)、金ラベルオリープ牛(讃岐牛:香川県)、阿波牛(徳島県)、宮崎牛(宮崎県:3等級以下は“宮崎和牛”)、特選石垣牛(沖縄県)、
□肉質等級3以上
・飛騨牛(岐阜県:2・1等級は飛騨和牛)、安城和牛(愛知県)、遠州夢咲牛(静岡県)、特選和牛静岡そだち(静岡県)、白老牛(北海道)、はやきた和牛(北海道)、ふらの大地和牛(北海道)、生田原高原和牛(北海道)、北海道オホーツクあばしり和牛(北海道)、知床牛(北海道)、いわて南牛(岩手県)、いわて牛(岩手県)、岩手しわ牛(岩手県)、秋田由利牛(秋田県)、秋田錦牛(秋田県)、米沢牛(山形県)、雪降り和牛尾花沢(山形県)、福島牛(福島県)、おやま和牛(栃木県)、那須和牛(栃木県)、筑波和牛(茨城県)、紬牛(茨城県)、みやざわ和牛(千葉県)、みやざわ和牛(千葉県)、東京黒毛和牛(東京都)、村上牛(新潟県)、とやま和牛(富山県)、かずさ和牛(千葉県)、能登牛(石川県)、若狭牛(福井県)、北信州美雪和牛(長野県)、みかわ牛(愛知県)、熊野牛(和歌山県)、淡路ビーフ(兵庫県),湯村温泉但馬ビーフ (兵庫県)、丹波篠山牛(兵庫県)、おかやま和牛肉(岡山県)、皇牛(山口県:見島牛との交雑含)、銀ラベルオリープ牛(讃岐牛:香川県)、いしづち牛(愛媛県)、博多和牛(福岡県:褐色和牛含む)、糸島牛(福岡県:交雑牛含)、筑穂牛(福岡県)、The おおいた豊後牛(大分県)、くまもと黒毛和牛(熊本県)、
□肉質等級2以上
・上州和牛(群馬県)、とちぎ高原和牛(栃木県)、鳥取和牛(鳥取県)、佐賀産和牛(佐賀県:佐賀牛未満の等級)、くまもとあか牛(熊本県:黒毛×褐毛)銘産石垣牛(沖縄県)、
□肉質等級基準なしあるいは確認できなかったブランド牛
・松阪牛(三重県)、みえ黒毛和牛(三重県)、鈴鹿山麓和牛(三重県)、伊賀牛(三重県)、但馬牛(兵庫県※神戸ビーフになれなかった牛)、三田牛(兵庫県:但馬牛に限る)、神戸ワインビーフ (兵庫県)、黒田庄和牛(兵庫県)、加古川和牛(兵庫県)、北海道もろみ和牛(北海道)、北見和牛(北海道)、つべつ和牛(北海道)、北勝牛(北海道)、十勝和牛(北海道)、北海道和牛(北海道)、びらとり和牛(北海道)、音更町すずらん和牛(北海道)、かみふらの和牛(北海道)、流氷牛(北海道)、いわて奥州牛(岩手県)、岩手とうわ牛(岩手県)、いわてきたかみ牛(岩手県)、三陸金華和牛(岩手県・宮城県)、秋田牛・秋田黒毛和牛(秋田県)、羽後牛(秋田:4等級以上は“うご牛”)、さくら和牛(栃木県)、かぬま和牛(栃木県)、上州和牛(群馬県)、つくば山麓 飯村牛(茨城県)、美都牛(千葉県)、武州和牛(埼玉県)、深谷牛(埼玉県)、しあわせ満天牛(千葉県)、飯岡牛(千葉県)、信州牛(長野県:和牛全種含)、京の肉(京都府)、亀岡牛(京都府)、大和牛(奈良県)、本場但馬牛(兵庫県)、千屋牛(岡山県)、しまね和牛(島根県)、東伯和牛 (島根県)、いずも和牛(鳥取県)、鳥取和牛(鳥取県)、オリーブ牛(香川県)、土佐和牛(高知県:褐色和牛含む)、長崎和牛(長崎県)、鹿児島黒牛(鹿児島県)、おきなわ和牛(沖縄県)、

 ちまたで「三大和牛」と呼称する場合、上記の肉質等級による基準の厳しさは別として、「神戸ビーフ」「前沢牛」「米沢牛」「松阪牛」「近江牛」のどれか3ブランドを組み合わせて“日本三大和牛”と呼称されています。

 さて、前沢牛ですが、全国的に有名になったのは比較的遅く、昭和の後半からの品質改良と地域内一貫生産体制が確立されて以降のことになります。
すなわち、「種牛に兵庫牛(但馬牛)」を、「繁殖牛に島根牛」を導入以降、前沢の気候・風土との相乗効果で肉質の良い牛が生産されるようになりました。
さらには、肥育出荷した牛肉の評価(枝肉情報)を繁殖農家までフィードバックすることにより、前沢独自の和牛改良体制が形成。
こういった情報交換は肥育農家間でも共有され、地域全体のレベルアップに貢献することにつながりました。
ちなみに注目されたきっかけは販売単価だけでなく、「上物率(肉質等級4以上)」があります。前沢牛は85%が上物だというから驚きです(2016年データ)。全国平均はだいたい48.5%あたりなので、その素晴らしさがわかりますね。

 

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●東北自動車道前沢SA(上)
岩手県奥州市前沢区裏新田29-13
サービスエリア・コンシェルジェ
平日8:30~19:00
土日祝8:30~19:00
駐車場
大型:27
小型:79
トイレ 男:大7 小10
女:19
施設運営 (株)三友
・軽食・カフェ・レストラン
・お土産・産直販売
 「ふるさと産直市場」

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