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自作デスクトップパソコンのパーツ換装(CPU,マザーボード,メモリ,SSD)とwindows10クリーンインストールで爆速化(個人の感想です)。ついでにノートパソコンもSSDに換装。

 6年ぶりに自作パソコンのパーツを変更しました。なんとなく動作が不安定になってきたので早めの対応。前回はシステムダウンを繰り返した挙句、とうとう反応しなくなり、その原因がマザーボード故障であるとわかるまでのトラブルシューティングに時間がかかったのが早めの換装の理由。その前は電源ユニットが火を噴いたこともあったので故障しなくても時折パーツ交換してます。
↓ 2007年

↓ 2010年

パソコンの自作を始めた当初(windows95から98の頃)はパーツ間の相性問題があったり、インストール時のトラブルがあったりして、自作も簡単にはいかなかったのですが、最近はすんなりと完了してしまいます。トラブルシューティングの楽しみがなくなってしまったのは残念ですが、限られた時間の中での作業なので非常にありがたい。
今回はメインパーツの変更なのでOSのクリーンインストールも実施予定。バンドル版のwindows10も購入。現デスクトップパソコンはwindows10なんですが、手持ちのwindowsOSディスクはMEと98しかないので(笑)。
とか思っていたら過去画像にwindows7の写真が残っていました。

 久々のパソコン自作ということで、最近のパーツの流行を確認。イチバン効果があると思われるCPUから決定。第8世代(開発コードネーム“Coffee Lake-S”)からの選択はCore i7 8700か8700Kが価格的にもお手頃。今はもう昔みたいにクロックアップとかしていないので、“K”マーク(クロックアップ対応)のついていない安価なcore i7 8700を選択。約3万円ちょっと。

ちなみに現デスクトップのCPUはcore i7 870というinter core i7第1世代のCPU。各世代との違いはドスパラのベンチマークデータ紹介(CINEbench11.5)によると下記の通り。第1世代はすでに紹介されていません(笑)。

過去の資料を確認すると現デスクトップパソコンのcore i7 870は「5.37」という数値になっていました。上記グラフは“8700K”ですが、“8700”とのベンチマーク差は少ないので参考数値とすると、約3倍スコアが違います。

 ということで、CPUが決まったので、対応のマザーボードの選択。特売のASUSの1万円ちょっとの特売商品を購入。特にこだわりはありません(笑)。

 パソコンケースは10年以上使いまわしているのですが、今回でこのパソコンケースに搭載したマザーボードは5機種目となります。
↓ 歴代搭載マザーボードの機種シールです

 悩ましいのはメモリですね。現在は合計16GB。これを32GBにするかどうか。ゲームとかしないので16GBでも十分だということは過去のメモリ使用数値データからなんとなくわかってはいるのですが、年に数回、映像編集をしていることと、せっかくなのでここは思い切って32GBをフル換装にしました。結局、CPUよりも高い金額(泣)。だったらCPUに回した方が良いのかなとも後で思いましたが、迷いを断ち切って32GB!!。ちなみに娘のデスクトップパソコンには数年前より32GBが入っていました。大学の 3 次元 CADの課題のためのメモリ増強だそうですが、当時は当然、今よりも高価だったんだろうかとか思うと、親に頼らずにアルバイトで稼いで購入した娘にちょっとだけ感心。

 あとはwindows 10をインストールするSSDを購入。500GBで1万円弱。安くなりました。

 久々の主力パーツ換装なのでパソコンケースの掃除やらハードディスクをつなぐ電源やSATAケーブルの確認・一部交換もしながら作業。CPUクーラーは交換したばかりなので流用。
8cmケースファンの1つが壊れていることに気付く。これも換装して、ついでに弱っていそうなファンも交換。

 結局、パーツ換装よりも、新品以外のパーツ確認と掃除に時間がかかって数時間かかっしまいました。

 最後に、もう一度、電源廻りとハードディスクの接続ケーブルを確認して電源投入。無事、BIOS も立ち上がり、あっけなく完成。
いつもはwindows旧バージョンをインストールして最新のwindows OSにアップグレードするのですが、今回はwindows10のクリーンインストールなので手間がかかりません。昔のことを思えば楽になったものです。

 さて、ベンチマークの測定。使うツールは“CrystalMark 2004R7。
”データは合計である“Mark”とCPU性能を現す“ALU”“FPU”、そしてパーツ換装したメモリ“MEM”とハードディスク“HDD”も新旧比較。合計数値にはグラフィックデータが入っていますが、パーツ換装していないので比較表からは割愛。

「Mark」…ベンチマークの合計
「ALU」…CPU性能整数演算速度。
「FPU」…CPU性能浮動小数点演算速度。
「MEM」…メモリ性能
「HDD」…ハードディスク性能。

昨日まで使っていたデスクトップパソコンの合計スコア(Mark)は144,182。対して、新パソコンは 540,844 という数値まで跳ね上がりました。
メモリ換装とSSD換装による効果も出ていますが、やはりCPUを第1世代から第8世代にグレードアップした効果がイチバンのようです。

(画像はすべてクリックで拡大表示)

 こうなると自宅外で使うノートパソコンが気になっくる。ノートパソコンのCPUは Corei7 2637M が搭載されています。旧デスクトップがCorei7第1 世代でしたが、ノートパソコンは第2世代のCorei7です。ただし、デスクトップ用のCorei7とモバイル用の最後に“M”がついているCorei7では性能が違うので単純な世代間比較はできません。ベンチマーク比較は後で紹介することにして、まずは何をどうするかを検討。
自作デスクトップと違ってメーカー製ノートパソコンではパーツ交換できることが限られているし、蓋を自分であけたらメーカー保障とかいろいろと制約がありますが、このパソコンは中古で格安で手に入れたものなのでとっくに保障期間も過ぎているので自分で作業。
ノートパソコンのハードディスクをSSDに換装して、ついでにメモリを2GBから8GBに換装。この換装メモリは某家電量販店で格安で在庫処分されていたのを偶然、発見したものです。4GB2枚。
まずは現在のハードディスクの内容を新しく 購入した SSDにクローンソフトを使ってコピーします。SSDをSATA接続:ケーブル経由でノートパソコンのUSBに接続。少々の時間でコピー完了。
実はここである作業をすっかり忘れていて後で困ることになるわけですが、それは後述。

 パーツ換装作業に入ります。SSDに変更。ノートパソコンに付いていたのは250GBでしたが、奮発して500GBのSSDを選択。
調べると、この機種のハードディスク交換は裏蓋のネジを数個外してキーボードを取るだけのようです。裏蓋のネジを外して・・・・。取れない。よくよく見るとCDのところのネジもとらなければいけないようです。
外れました。

ハードディスクを取り出し、慎重にケープルを外します。キーボードのケーブルは弱そうでちょっと怖いので外しません(=^_^=)。
新しいSSDの向きに注意してケーブルを挿し直す。そしてノートパソコンにセット。
メモリは裏側の小さな蓋を外すだけで換装できます。こちらも方向に注意して2枚(計8GB)換装。

あとは先ほど取り外したネジを締めなおして、稼働スイッチオン。

 無事、windowsが立ち上がって見慣れた「windows7」画面が登場。
きちんとメモリを認識しているかシステムを確認・・・・・・。4GBしか認識されていません。
と、ここで気付きました。windows10 64bitにしないといけなかった。
 気を取り直してwindows10 64bitにアップグレード。キーを入力しなくても無償でアップグレードできます。
後でマイクロソフトから「キー入力しなさい」と命令されてから気付いたのですが、デスクトップパソコンのwindows10のシリアルキーはメモっあるものの、ノートパソコンのwindows7のシリアルキーをメモるのを忘れました。しかたないので手元にあるwindows98のシリアルキーを入力したら・・・。やっぱダメでした(笑)。デスクトップ用に購入したwindows10のシリアルは流用できないので、どうしょうかと思って困っていたら、家族が助け舟。「(私のは)ノートパソコンの裏側に(シリアルナンバーが)貼ってある」。
本当だ。ということで無事、キーもインストール完了。マイクロソフトからの要求もなくなりました。
ノートパソコンもデスクトップと同じベンチマークソフトで数値確認。
換装前の数値から146%アップ。メモリ強化(158%)とSSD効果(559%)が功を奏したようです。
でも数値的には旧デスクトップ(Mark144,182)と同じレヘルのMark149,013しか出ません。
デスクトップのMark 540,844とは大きな開きがありますね。
やはりCPU選択が重要だなということを再認識。

 

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