“EDLP”なんて今となってはトレンドではない流通用語を使わずに「毎日特売価格でタチヤイズム注入店」とでもすりゃいいのにと思うのですが、横文字使いたがるのが流通業の企画部門や広報部門の悪いクセ。
高辻付近を走行中に、そういえばバローがオープンしたなあと、ふと思い出しちょっと晩酌用の買物に寄る。

　大型サイズのビッグパックで平台もオープンケースも単品大量陳列。平台中央にフルオープンの作業場を設置して、且つ、壁面の作業場もフルオープン。商品作りも提供方法も売場配置もタチヤ流。タチヤと違うのはしっかりと考えて商品化したりバンドル販売しているところか。タチヤはその場で思いついて、バローは一応、MDをきちんと構築して商品作りや売場作りをしているという勝手な思い込み。
精肉もジャンボパックを中心に、タチヤ同様に和牛と輸入ビーフ、そして生ラムまできちんと品揃え。今回はオープンケースで飛騨牛の4等級と5等級をメインに展開し、平台でオージービーフの薄切り100g98円とアンガスビーフのステーキ100g158円を提供。バランスよく考えられてます希少部位もあります。
牛肉は店舗製造で豚肉と鶏肉は可児センター製造と、店舗作業の軽減をしているのはいつものバロー同様。
　鮮魚はちょっと驚く。直営と専門店を横に並べて店内競合スタイル。食彩品館.jpとしては、今回の買物については鮮魚専門店のインディードに軍配を上げようと思います。
千葉県産生メバチマグロは直営で購入し、店内スライスの愛媛産養殖のとらふぐの刺身はインディードで購入。その他、インディードでは生本まぐろや刺身用マカジキ、刺身用黒皮カジキ、生メカジキなど品揃えもグッドでした。
切り身は冷凍や解凍ではなく“生”にこだわっていただく店が好みながらも、バロー直営ではバローグループの「ダイエンフーズ直営まぐろレストラン」の商品をコーナー化していたのが好印象。
↓　紹介記事はこちら→(紹介記事11/8)
・まぐろレストラン(三重県四日市市)大遠会館

ちょっと気になるのはタチヤ流を取り入れているとはいえ、鮮魚作業場が窓をフルオープンしていること。これは最近、衛生点検に力を入れている名古屋市保健所の指導を受けそうな・・・・・。
　惣菜売場は特に・・・・と思ったら、おにぎりコーナー「わらく」と精米コーナー「金米本舗」を隣同士に配置した専門店発見。これは良いですね。マネリングしそうな企業が増えそうです。

全体的に通路が広く、広々としていて圧迫感がない売場なので、買物していてもストレスが少ない。且つ、買いたくなる生鮮品が多いのが良い。久々にバローで買物していて楽しいと思った食彩品館.jpでした。
★購入商品
・みかん2Kg入り大袋500円
　蒲郡産と三ケ日産を選択できるように2種並べられていました。

・アンガスビーフ100g150円。

・千葉県産生メバチマグロ
　直営鮮魚で購入。中トロはちょっと色が悪かった。
・愛媛県産養殖とらふぐ刺身。
　専門店インディードで購入。店内捌き。こういう商品を扱う時にはふぐ調理施設やふぐ調理者免許等を目立つ場所に掲示してくれていると嬉しい。

↓　イートインにはコンセントとUSB設置

==============================

・12/1スーパーマーケットバロー高辻店
愛知県名古屋市昭和区福江三丁目7 番76 号
℡052－889－7500
敷地面積 13,978.3 ㎡
建築面積 5,138.5 ㎡（SM棟）
延床面積 5,071.9 ㎡（SM棟）
店舗概要
　SM売 場 3,222.5 ㎡
　SMバックヤード 1,267.2 ㎡
　共 用 面 積 316.0 ㎡
　そ の 他 266.2 ㎡
　合 計 5,071.9 ㎡
駐車場　398台
営 業 時 間 午前10 時～午後9 時
（土・日曜日は午前9 時30 分～午後9 時）
開店日2018/12/01
紹介日2017/06/28(紹介記事2015/6/28)
紹介日2018/05/08(2015/6/28記事に追記)
訪問日2018/12/04(訪問記事12/6)

=======================

◇出店・改装準備中のバロー社記事はこちら