忠臣蔵のふるさと「赤穂大石神社」参拝記と「赤穂城址」訪問記。大石内蔵助良雄以下四十七士命,日本100名城,浅野内匠頭長矩,俵星玄蕃,杉野十平次,山鹿素行,

003旅行・文化, 06関西地方, 史跡・城郭, 旅行記, 神社, 神社仏閣, 観光地と施設｜2019/04/15 posted.

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姫路で当日の目的地訪問を済ませた後、宿泊予約をしている赤穂市へ向かう。到着が遅く、神社の閉鎖時間間際だったため、先に赤穂神社へ向かう。

・赤穂大石神社
兵庫県赤穂市上仮屋131-7　(旧城内)
℡0791-42-2054
主祭神
大石内蔵助良雄以下四十七士命、萱野三平
浅野家三代
森家七将
社格県社・別表神社
創建1900年(明治33年)
完成1912年(大正元年11月)
◇地図

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　主家の浅野家を祀る赤穂城内の神社と浅野家の後に城主となった森家を祀る赤穂神社の二つの既存神社と明治以降、新たに47士を祀る大石神社を創建するにあたり、合祀したのが「赤穂大石神社」。
主祭神の大石内蔵助良雄以下四十七士命による吉良家討ち入りによって主君の仇討ちができたということで「大願成就」の神徳があるという。

↓　摂社(境内社合祀殿)
山鹿社(山鹿素行)、神天満宮(学問書道上達)、八田社(塩田の守護神)、恵比寿社、国助稲荷、淡島社、忠魂社の七社。

↓　宝物殿

↓　境内の様子

↓　一文字流し

↓　購入品

　閉門時間ギリギリまで参拝していたため私が退社するのと同時に門が閉まった。

大鳥居から門までの間に四十七義士の石像が配置されている。私が探す「杉野十平次(次房)」もいました。元禄名槍譜　俵星玄蕃に登場するあの「蕎麦屋」です。
↓　大石内蔵助と四十七義士石像

石像の杉野十平次に向かって「おおっ蕎麦屋か～」と声をかけて次の目的地へ向かう。

↓　大石邸長屋門( 国指定史跡)

↓　近藤源八宅跡長屋門

↓　赤穂城三ノ丸大手門と隅櫓

↓　武家屋敷公園

●国史跡　赤穂城址
兵庫県赤穂市上仮屋
・築城　慶安元年(1648)～寛文元年(1671)
・城内の総面積約14.7ha、櫓10、門12、枡形5。
・変形輪郭式　本丸と二之丸は輪郭式、二之丸と三之丸は梯郭式。　同一平面からなる海岸平城。
・城郭の縄張りは近藤正純の指導のもと甲州流軍学によるもので、一部、二之丸枡形虎口付近は山鹿素行が設計変更したと伝えられる。
・主な城主池田氏、浅野氏、森氏
・国名勝（旧赤穂城庭園　本丸庭園・二之丸庭園）
・日本100名城
↓　本丸方面

↓　二の丸門跡

↓　二之丸庭園(整備中)

↓　清水門跡

↓　山鹿素行像

前述の元禄名槍譜俵星玄蕃にて三波春夫先生の名調子「時に元禄十五年十二月十四日、江戸の夜風をふるわせて響くは山鹿流儀の陣太鼓、しかも一打ち二打ち三流れ」の山鹿流兵学の山鹿素行(やまがそこう)です。

　愛知県人としては、西尾市吉良で名君と知られた吉良上野介義央に親近感を覚えるが、黄金堤などの事業も近年になって作られたと考えられるという話があるとかないとか。
↓　黄金提と吉良上野介義央像
・2015/06/20金蓮寺弥陀堂と黄金堤(西尾市吉良町)

　今で言うと、「会社の監査役であるモラルハラスメント上司の嫌味な指導に腹を立てた支店長が本社の廊下で監査役を殴りつけた。支店長はその責により会社を首になった。支店長だけでなく、副支店長を含めて支店社員全員が左遷された。パワハラ上司はその後、退任して隠居したが、副支店長以下47人が夜に元上司の自宅を襲ってよってたかって乱暴して恨みをはらした」ということだと思うが、片方は英雄でもう片方は一方的に悪者ということになってしまうのだから・・・・・。

◇地図

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↓　赤穂市立歴史博物館
兵庫県赤穂市下加仮屋916-1
℡0791-43-4600
開館時間　9：00～17：00
（入館16：30まで）