Mikawaya三河屋船町店訪問記(岐阜県大垣市)パワーズから三河屋[Mikawaya]へ店舗ブランド名称変更。この時期に「しいら(シイラ)」と「真サバ」を刺身提供する度胸に拍手。山里農園イベリコ豚生ハムその他購入
すでにtwitterで紹介した通り、外観及び内装を手掛けたP社らしくセンスの良い仕上げとなっています。
売場も“ワンランク上質化”を狙った商品がところどころに配置され、食彩品館.jpの目を楽しませてくれます。
内装で「ほぉ~」と感心したのはクワなどの農作業道具を上手にあしらった壁面装飾。これこそ「PRODUCE」と表示された売場にふさわしい装飾です。
でも、日本で“PRODUCE”と表示されてすぐに「八百屋さん」を連想できる人がどの程度、いるのかは不明ですが。
「野菜」「果物」で良いと思うんですがね。鮮魚は「FRESH FISH」で精肉が「FRESH MEAT」と表示しているんだから「FRESH VEGETABLE」で良いと思ってしまうのは当方が素人客だからなんですが・・・。
というオープンキッチンというか作業場になっている青果売場を眺めて精肉売場へ。
普通の国産黒毛和牛と併売している「三河屋牛」に注目。「和牛雌A5」という表示だが産地は不明。
あと、「店内加工」と表示された「焼き豚・ペッパーポーク・サラダハムスライス」発見。店内で燻製加工やハムを作るのは日本初ではないかっ。とばかりに買物カゴへ投入しようとしたところで店の方が通りかかる。「店内加工って店内でこちらの商品を原料から加工しているんですか?」と確認。あっさりと「店内でスライスしています」と回答。う~む。アウトパックではないだけか。早とちりしてしまった。
内装で「ほぉ~」と感心した後は鮮魚売場で「あらまっ」な売場発見。なんと一部の要冷蔵品を常温の場所で販売。せっかくのワンランクアップな商品や売場提案もこれでは・・・。鮮魚の常温販売はいけないと思います。
と、いいながらもお値打ち品の魅力に負けてアレコレ購入。
和歌山産生マグロの特売品で手頃なサイズのものを探していたら消費期限の違うものが混在しているのを発見。う~む。
どうしょうかと迷っていたらシイラの刺身が登場。シイラの刺身なんて大丈夫なのか?。この時期は腸炎ビブリオが怖い。ヒスタミンも気になる。でも、まさか「シイラって毒があるの知ってます?」とか聞けない。シイラの毒を気にせずに刺身で出すということは相当な目利きと鮮度管理ができるということと勝手に判断して購入。三河屋社の勇気に対して食彩品館.jpとしても答えなければいけない。
ついでに産地処理の鯖刺身も購入。アニサキスが内臓に滞在しているうちに(つまり身に移らないうちに)産地でフィレ(三枚おろし)にすることで安全を担保。一度、冷凍してあるとさらに安心・安全なんですが、そこは三河屋社バイヤーと産地問屋の方の目利きに期待して購入。鮮度良し。
惣菜売場上部はP社お得意のアーチ型壁面造作。バイキングをはじめいろいろな提案商品があふれている。面白いですね。思わず見惚れてしまう商品もあったりして楽しい時間を過ごすことができました。
さて、帰るかということで、シイラの温度管理を4℃以下にして腸炎ビブリオ食中毒を未然防止しなければならない。クーラーボックスは持っているが、それだけでは4℃以下を担保するのは難しい。そのための持ち帰り用の保冷袋(アイスとか入れるヤツ)を購入するために店内をあちこち徘徊。
見つからない。
センスの良い調理道具やガラス製のまな板等、関連販売品を各売場に配置しているのに保冷袋がない。店の方に聞いて探してもらったが「ありません・・・」。
う~む。困った。しかたないのでナイロン袋に入れた氷で刺身を包み込んでクーラーボックスに入れて持ち帰る。夏は2重~3重で保冷グッズを使わないと適正品温管理ができないのです。
★購入商品
・しいら刺身。これは価格的にも鮮度的にも味も良い逸品でした。しいらの刺身で美味しいと思ったのは初。ありがとうございます。腸炎ビブリオの最長潜伏期間の24時間を越えましたがなんら体調に変化はありません。
【以下、過去記事より転記】
●7/17三河屋船町店<R>
岐阜県大垣市本今町戌亥58-4
℡0584-74-6363
営業時間 10:00~21:00
・パワーズから三河屋へブランド変更