↓　1階　配置図

 ↓　屋上駐車場

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バローの出店計画が愛知県のホームページで告知され、いつものように記事を準備していたら、出店予定地に既存のピアゴ安城店があることに気付く。 そうなるとピアゴ安城店の閉店時期の調査(というほどのこともないのですが)も必要になってくるので、いつものように現地・現物確認。 バロー安城日の出SC出店記事はすでにアップ済みなので過去記事(part1記事11/15) を参照していただくか、この記事下部にその記事を抜粋転記してあるので、そちらを参照願います。 まず、安城市にあるユニー物件のスーパーマーケットとしては ・アピタ安城南店 ・ピアゴ福釜店 ・ピアゴ ラ フーズコア三河安城店 ・ピアゴ東栄店 この中に入っていない店を知っています。 子 供の頃、といっても中学生の頃から高校生になっているかなっていないかの頃ですが、JR安城駅近くにユニーがあり、安城市南部に住む親戚の家に遊びに行っ た時に数回、寄ったことがあります。狭い、窮屈、多階という物件でしたのでそちらの閉店は致し方ないとしても、そのJR安城駅近くのユニーよりもかなり後 に出店した名鉄南安城駅近くの旧ユニーサンテラス安城店(現　ピアゴ安城店)までもが閉店してしまうのはちょっとショック。 というのも、この店というか建物が食彩品館.jp好みの70年代～80年代前半の風情を残すナイスな建築物件なのです。 「ユ ニー」という社名を冠した店舗ブランドが次々と無くなる中で、耐震補強対策と店舗年齢高齢化による経年劣化対策のための建替により、風情のある建物が次々 と取り壊されていきます。残念でならないのですが、重要文化財に指定されている髙島屋東京店(日本橋タカシマヤ・タカシマヤ東京店)のように既存建物を保 全したまま新たな商業施設を建築するという方法が採用されることもないと思いますので、日々・年々・時代とともに流動する流通業らしく、ここはスパッと割 り切って新たなショッピングセンターに期待したいと思います。 さて、こちらのピアゴ安城店(旧　ユニーサンテラス安城店)の見所はなんといっても、店舗玄関上のステンドガラス風な装飾と玄関入口風除室天井の装飾。そ して、駐車場棟側の螺旋ループ。 これを最後に確認しておかなくちゃということで最後の訪問をさせていただきました。 食彩品館は閉店間際の店舗へ行って「さよなら～」とかするような趣味は持ち合わせておりません(笑)。 ついでと言ってはなんですが、買物。 「“完全”閉店」という(食彩品館にとって)下品な印象の看板を眺めて店内に入り、3階～2階～1階と徘徊。衣料品の30～20%オフ、雑貨の10%オフ ではサイフの紐を緩めるほどの魅力もないので、そそくさと1階へ。

　 “閉店セール”紅白幕というユニー社らしい装飾を眺めて買物。 同一フロアに専門店を左側に、直営を右側に配置する1970年代スタイルのレイアウト。 専門店の鮮魚丸忠でナイスな福井産サワラの切身を発見。そのサワラで作ったと思われる刺身(タタキ)を購入すべく、売場の方に確認すると「はい。切身に なっているサワラと同じです」ということで買物カゴへ。

 

　 モッチリとしたナイスな逸品でした。美味しいサワラは現地港付近に行かないと味わえないのです。ラッキー。 それともう一点、ちょっと嬉しいPOP発見。 酢サバの作り方POPに｢冷凍で24時間～48時間保存してください｣という表示。つまりアニサキスによる食中毒事故予防をPOPで呼びかけています。 鮮魚に関してはフグ以外にも、カキ等のノロウィルス汚染の他、シイラ(腸炎ビブリオ菌や表皮粘液毒)やヒラメ(クドアによる食中毒)、イシダイ(シガテラ 毒)等々、いろいろと安全に配慮する必要のある魚種が多くあります。 今回のPOPの一件で、鮮魚丸忠は回転寿司丸忠も多店舗展開されていて衛生についてはかなり配慮されている企業という印象を受けました。 安心・安全よりも食通のための味覚を大事にする人がいる中、大変、立派な心掛けだと思います。