gtag('config', ''); 正月好例オークワスーパーセンター南紀店で爆買い(笑)。赤マスなど。 | 食彩品館.jp

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正月好例オークワスーパーセンター南紀店で爆買い(笑)。赤マスなど。

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スーパーセンターオークワ南紀店
℡647-0071 和歌山県新宮市佐野3-11-19
℡0735-31-3500
営業時間 9:00~24:00
▼南紀店覚書(オープン時のニュースリリースより)
プレオープン      2005/3/3
グランドオープン 2005/3/5
建物構造   鉄骨平屋建
敷地面積   125,044㎡(37,825坪)
延床面積   スーパーセンター棟 21,877㎡(6,618坪)
外部専門店棟(12棟<現14棟>) 12,486㎡(3,777坪) 
売場面積   直営 14,479㎡(4,380坪)
年商予定   直営  65億円 
             専門店  56億円
             合計 121億円 
駐車台数   2,000台

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 数年前にオークワ社の店別売上実績表を見た時にはたしか上位3位につけていた。新宮ジャスコとの競合もあり、伸び悩んだ時期もあったようだが、数年前の実績ではオープン当初の目標を少し下回る実績でした。その後、どのような推移をしたかは知りませんが、周辺人口の減少もあり、厳しい状況は続くものの、オークワ社内での売上としては、引き続き上位に入っていると思っています。
 食彩賓館の記事に登場する回数としては、おそらく単店レベルでは第一位。自宅から4時間、実家から約1時間弱の距離があるとはいえ、結構な回数、買物しています。
オープン当初は6,000坪を越すスーパーセンターなんて初めて見たので驚いたのだが、前後して、SUPER CENTER PLANT-6 瑞穂店やイオンなどの大型スーパーセンターを訪問し、珍しくない広さになってきました。
ところが、実際に買物してみるとわかるのだが、6,000坪もあると広すぎて歩く距離もバカにならない。お年寄りや食彩賓館のような初期高齢者に近づきつつある者にとって、6,000坪のワンストップショッピングは非常に疲れる。アメリカのように一回の買物で1週間分以上の買物をする地域なら6,000坪ワンストップショッピングも意味があると思うが、日本のように生鮮品(ここでは“冷凍のままの状態ではなく、解凍品及び生”の意)を好む客が多いと、どうしても週2~3回買物することになる。そうなると6,000坪の売場は広すぎて、まるで公園を散歩しているような感じ。本当に公園を散歩するのならともかく、趣味の買物ではなく、生活のための買物をしている人にとっては結構、大変な運動量。
 ということで、あらためて、SuC南紀店の様子を眺めると、衣料品と食品をワンストップで買いまわる人よりも衣料品は衣料品のレジで、食品は食品側の集中レジ(もちろん全商品精算可能だが)で精算する人が結構多いように思う。年間数回しか訪問しないのであくまで印象程度の感想ですが。
食彩賓館家も右側出入口(ホームセンター側)から進入し、各々好みの売場を散策し、集合時間を決めて一度、精算し、その後食品売場に向かうのが通例。
ところが、1時間後の集合時間になっても皆さん戻ってこない。買物に夢中のようです。母、妻、娘がそれぞれの好みの衣料・雑貨品を求めてあちこち徘徊し、買物が終了しない様子。我が家の家族は百貨店で販売しているような高級品を着る人はいない。ジャスコ、アピタ、ユニー、ユニクロ、アベール、しまむら。そんな量販店or専門店での買物がメインなので、普段の買物している商品と同レベルのSuC南紀店は結構、掘り出し物が多いようです。
オープン当時と比べると、クリアランスのために集合する品数は減っているものの、女性にとってはまだまだ楽しめる店のようです。紳士服は他のSuC店舗同様、買物したいと思う商品は少ないのですが、時々、掘り出し物がある。そういったものを発見する楽しさがこの店にはあります。オークワ社内でも他のスーパーセンターではこのような楽しみはありません。オークワ社の店舗はかなりの数、訪問していますが、残念ながら、和歌山、大阪、兵庫、奈良、岐阜、愛知でも同様のタイプの店を見ることはありませんでした。SuC南紀店はオークワ社でも特異なタイプのようです。これはオークワ社に限らず、ジャスコでもそうなのですが、この地区の店舗のクリアランス価格は他の比較的人口の多い地区と比べて、かなり低価格で見切っているようです。メーカーとか品質とかの知識があれば、結構な買物ができますよ。ただし、クリアランス中であるのと、百貨店レベルの商品はありません。あってもGMS程度までです。
約2時間後、再集合。皆さん満足したようです。ちなみに食彩賓館も“日本製”と表示されたカーディガンを1000円代で購入。
衣料・雑貨だけ先に精算したら収入印紙が必要な額でした([E:coldsweats01])
●購入商品(twitterでアップ済み)
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 続いて、食品です。
オープン当初は他のSuCでは見られないような品揃えを見せてくれていたのですが、昨今はだんだん品揃えも圧縮されて、当初のような楽しい売場・品揃えは少なくなりました。それでも、他の陳腐なSuCよりは楽しめます。
レイアウトはオープン当時、流行した「ダブルコンコース・ダブルトラック」タイプ。ベーカリー~惣菜売場が壁側に、青果と相対するようなレイアウトで奥の鮮魚売場まで続く。このダブルコンコースはヨークベニマルやヤオコーが先鞭をつけて、各社一斉にマネリングしました。
もっとも、本来の意味でのダブルコンコースはちょっと違うのですが、食彩賓館は先鞭をつけたヨークベニマル社とヤオコー社にちなんで「Y&Y型ダブルコンコース」と読んでいます。
余談ながらアメリカでは こちらの店舗、日本ではジャスコ大日バローモレラ店でも、少し本物に近いダブルコンコースの雰囲気を味わえます。(買いまわり安さは「Y&Y型」に軍配が上がりますが)
●アンドロニコス ウォルナットクリーク店(2005年サンフランシスコ)
Photo
Y&Y型を採用しているある店長から聞いた話。「週2回来店されるとして、平日はメニュー集合売場を含めて、惣菜~生鮮~グロッサリーとショートタイムで買い回っていただき、週末はご主人同伴で、店奥の冷食売場や酒売場まで入ってもらう」という発想で700坪のスーパーマーケットのレイアウトを決めたそうです。だから平日の食卓メニュー提案と週末のメニュー提案は変更して、それに合わせて売場作りも変更させている。真似るならそういった週2回の提案変更も真似しないと。そうすれば“マネリング”ではなく、モデリング程度にはなると思う。

 食品売場の話に戻します。
地場野菜コーナーでこの地方の「もち菜」を確認し、惣菜の焼きたてピザの品揃えをチェック、壁側に設置された新兵衛商店のハンペンを見る。ここまではいつもと同じ。右京の漬物など地場の人気品をコーナー化しているので、お土産品購入にも丁度良い。
続いて楽しみな鮮魚売場へ。好例になっている年末の「大間本まぐろ解体セール」の残品目当て。正月1日は、ちょうど熟成されて食べごろになった商品がお値打ちに販売される時がある。
今回は残念ながら、鮮魚のすし屋のマグロ寿司(6貫980円)に使われている位にしか残っていなかった。この後、昨年、大間産が置いてあった回転寿司に寄る予定なので、そちらの楽しみにとっておくことにした。
マグロ関係の買物ならSuC南紀店でも良いのだが、地元の鮮魚となると、最近は近隣のAコープに行くことにしている。ただし、正月はどこへ行ってもあまり期待はできない。ということで、刺身は未購入。
替わりに、鍋物提案されている本クエやとらふぐなどを見る。そしたらなんと「串本産赤マス(メヌケ? or アコウダイ?)」発見。約30cm~40cmで、丸は一尾22,000円~30,000円の値札が付いていた。もちろん天然フグの同サイズよりも高い。誰が買うんだろうか。あまりにも素晴らしいので店の人にお願いして記念撮影させていただいた。
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 自分の買物(というよりは見学)に夢中になっていたら、娘と息子が両手に買物カゴをもってやってきた。中はいつものカニ印の味付海苔。14個(笑)。これだけで4,000円オーバー。「おばあちゃんが持っていけって」
弟の家族分とシェアして持ち帰ることに。この商品は熊本のメーカーながら紀伊半島南部のスーパーではどこでも販売している食彩賓館ではおなじみの商品。定価は恐ろしく高い。
 最後は夕食の買物。すき焼きです。昔はオークワ社でも「松阪牛ブランド」が販売されていたが、基準が明確になってからは見かけなくなった。替わりに鹿児島産黒毛和牛を販売している。
すき焼きなので肩ロースかロースの脂肪交雑の適度なものを探す。100g680円~1200円程度。肩ロースで等級のよさそうなものがあったので買おうとしたら、下段に特売品の国産黒毛和牛バラ切り落としが目に入る。これが結構、良いものが混ざっている。良さそうなもの2パック選択して購入。切り落としなので、メニューをすき焼きではなく牛鍋に変更([E:confident])。100g248円でこれだけのものが購入できるのだからありがたい。
あとはいつものビールを購入し、翌朝用の干物を購入。結局、こちらでも結構な時間滞在。
楽しい買物ができた。南紀の商品が揃っているので土産品を購入するのにも丁度良い。ただし、見学だけなら楽しい店ではありません。
 そうだ忘れていた。オークワの低価格PBオークオリティの茹で麺15円と地元メーカーの茹で麺を牛鍋に入れて家族で食べ比べしてみた。たしかに45円の方がもっちりしていてウマイが価格差ほどの開きは感じませんでした。濃い味のスープを使うなら15円でも大丈夫。
●購入商品
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●資料
▽外部棟
ユニクロ、ライトオン、はるやま商事、ギガスケーズデンキ、オートバックス、コスモ石油、アミューズメント「セイ タイトー」 、ジストシネマ4(4スクリーン)、マクドナルド、ケンタッキーフライドチキン、トマト&オニオン、うどんそば「杵屋」、宝くじ、まいどおおきに食堂
▽SuC内専門店
靴「まつや」 、洋菓子「もんいまあじゅ」 、メガネの三城、宝飾・時計「セキネ」 、婦人服「ヨーク」 、雑貨「モンシュシュ」、レディースカジュアル・雑貨「CINEMA CLUB」 、 洋服リフォーム「ブティック」 、たびインターナショナル、フードコート「オークフーズ」 、たこ焼き「厨」、サーティワンアイスクリーム、ミスタードーナツ、マミークリーニング、理容・美容「プラージュ」 、ペットショップ「アトムワン」 、フットマッサージ「エムアファブリー」 、CAFEじょいふる、auショップ」、本・CD・DVD販売「WAY」、ATM(第三銀行、紀陽銀行、新宮信用金庫、JAみくまの農業協同組合、郵便貯金。
Photo
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●食彩賓館的印象
 (2010/09/29改訂)
 (評価ではありません)
総合     ★★★★☆
(リピート感の好印象による)
装飾・備品★★☆☆☆
品揃・商品★★★☆☆ 
売場作り ★★☆☆☆
品質・衛生管理★★☆☆☆
価格(当日)★★★☆☆
サービス  ★☆☆☆☆
リピート  ★★★★☆
視察向け ★★☆☆☆
繁盛感   ★★☆☆☆
(SC全体が1/1はフルオープンしていないので)
上記の★☆の説明はこちら

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●SuCオークワ南紀店に関する記事
2008/1/6 オークワスーパーセンター南紀 
2009/07/31オークワ店舗業態の話
2009/8/21スーパーセンターオークワ南紀店
2010/1/8元旦もスーパーへ(オークワSuC南紀店) 
2010/04/10オークワから特別クーポンが送られてきた
2010/05/22熊野と新宮。オークワ南紀・熊野とランティス
2010/09/05スーパー゙ンターオークワ南紀で本まぐろ寿司

●その他オークワ関係の記事は企業別索引ページ
 (オークワ関係は50記事ほどあります)

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