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相可高校、伊勢本街道など相可の風景(三重県多気郡)

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多気町相可地内複合店舗施設の風景(part2)記事より続く。
・関連記事として「グッディ多気店(三重県多気町)建替前最後の訪問」もあります。

せっかく、相可まで来たのだからと少し寄り道。

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◆伊勢本街道と熊野街道分岐
多気町相可(おうか)には伊勢と奈良、そして伊勢と熊野を結ぶ街道が交わる場所を示す「道標広場」があります。

◇相可道標広場
伊勢本街道と熊野街道とが交わる場所。
道標には、正面に「伊勢本街道」、東面に「すぐならはせ道」、西面に「右くまの道」と表示されています。
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「伊勢本街道」は大和と伊勢を結ぶ最短ルート。奈良から初瀬を経由し、相可を通過して伊勢へ到る約130キロ弱の行程。
神宮を伊勢に祀った倭姫命が大和から伊勢へ向かう際にこのルートを採用。ただし、難所が多く、次第に平坦な道が続く初瀬街道を使う人が増えたとか。
<関連記事>
・2011/10/1おきん茶屋(多気町)

「熊野街道」については何回も、食彩賓館で取り上げているので説明は割愛。
<ご参考記事>
・2011/4/24熊野街道(東・西・奥駆)
・2009/05/16東熊野街道から吉野・奈良
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「初瀬(はせ)街道」は、伊勢参りと長谷寺のために古くから使われたルートで、松阪市から青山峠を越え、名張経由で奈良県宇陀市室生~桜井市初瀬へ至る。イメージとしては近鉄大阪線か国道165号線に近いルート。芭蕉の「野ざらし紀行」「笈の小文」の旅にも採用されたらしい。
<長谷寺参拝に関する記事>
・2010/12/18長谷寺・他(奈良県)
(長谷寺は計6回ほど参拝してます)

<室生寺参拝に関する記事>
・2009/12/13室生寺(奈良県宇陀市)

◇千鳥ヶ瀬のムクノキと西行歌碑
相可高校横にムクノキ(幹周囲5m弱、樹高17m)があり、その根元に塞の神が祀られています。そこに 歌碑が建っている。
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「疲れぬる我を友呼ぶ千鳥ヶ瀬 越えて相可に旅寝こそすれ」(西行法師)
西行法師が伊勢参りの折り、この付近で川千鳥(おそらくシロチドリか)の囀りを聴いて詠んだとか。
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◇付近の風景

①三重県立相可高校
重県多気郡多気町相可50番地
℡0598-38-2811
・普通科、環境創造科、生産経済科、食物調理科
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 ●相可高校関係の食彩賓館記事
・2008/08/02まごの店について(外観資料)
・2008/08/02五街道彩弁当 あら竹・相可高コラボ 
・2008/10/27多気クリスタルSC「せんぱいの店」
・2008/10/28ぎゅーとら ラブリー明和店(多気郡)
・2009/11/01ぎゅーとら一志店「青春弁当」 
・2010/05/19イオン津城山SC「相可高校おにぎり」、ぎゅーとら「青春弁当一球入魂編」「相可高校のお惣菜」「相可高校食物調理科」のレシピ
・2011/05/04高校生レストラン「ちゃんとごはんクッキングブック」
・2011/07/27相可高校レシピ「クッキングステーション」
・2011/08/24クッキングステーションで相可高校レシピ
・2011/09/28せんぱいの店2店、まごの店再訪
・2011/10/08コケコッコー共和国相可高校ライヴ販売
・2012/01/11相可高校レシピ「ちゃんとごはん2」
・2012/03/31相可高校と相可の風景

②まつかさ餅 長新
三重県多気郡多気町相可564
℡0598-38-2018
不定休
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「まつかさ餅」
形が松ぼっくりに似ているからというのが命名の理由。最初 聞いた時には「松阪餅」だと思って、多気町はいつから松阪市に編入されたのかと思ってしまった(笑)
櫛田川流域産のコシヒカリを自家製分し練り上げた生地で、沖縄産黒砂糖の餡をくるみ、その上にもち米をのせて蒸しあげたもの。
~「一度にたくさん作り置きせずに1日のうち何回にも分けてすこしづつ製造し、蒸し上げております」~
その言やよし。
スーパーマーケットの従業員もこういった気持で商品を提供してくれると嬉しいのですが。特に冷凍の餡を解凍し、店外で炊き上げたもち米にまぶしただけの「手づくり“風”おはぎ」を出しているところは。

③元祖鮎の甘露煮 うおすけ
三重県多気郡多気町相可480-8
℡0120-08-2121
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・慶応元年(1865年)創業。
鮎の甘露煮を販売しているが、この店では「釜あげ」を食すことができます。
製法特許を取得されているそうですが、どのあたりが製法特許なのかは知りません。
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●伊勢神宮参拝に関する記事
・2009/12/20伊勢神宮内宮と外宮
・2008/1/13伊勢弐年遷宮募金推進委員
●伊勢の特産物等
・2011/1/15熊野と伊勢の正月(2011年)

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