花を見て美しいと思うが、わざわざ花を目的に出かけることはしない。見るよりも育てる方が好き。種あるいは小さな苗木から育て上げ、花や実をつかせる過程を見るのが好き。咲いてしまえばあとは興味がなくなってしまう。
なんか新店の訪問と同じだなあ。出来上がるまではワクワクだけど、オープンしてしまえばもうどうでもよくなってしまう。
　ということで、桜の季節だけど混雑している場所へわざわざ花見に行くほどモノ好きではないが、たまたま通過した場所の眺めが良いとチョコ停して写真に収める。
まずは名城公園付近と名古屋城。

つづいて尾張温泉周辺(愛知県海部郡蟹江町)。

　そして、当日の最後に通過した場所が数年前(2009/01/22記事)に参拝した蜜蔵院の近く。道路から見えた多宝塔の側に桜の木が見えた。少し暗くなってしまったが、国指定重要文化財の多宝塔と桜の写真を撮影。
醫王山 薬師寺　密蔵院 (みつぞういん)　
愛知県春日井市熊野町3133
℡0568-83-2610
天台宗延暦寺末中本寺格
創建年 1328年（嘉暦3年）
開基 慈妙上人

　
境内には、総門、開山堂、観音堂等が残されているが、室町時代から残されているのは多宝塔のみ。
こちらの多宝塔は禅宗様式を取り入れ、内部には四天柱、中央に仏壇、屋根はこけら葺の優美な姿で、国の重要文化財に指定されている。
ちなみに本尊の木造薬師如来立像も国指定重要文化財だが秘仏となっていて拝観できません。