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越前国一宮 氣比神宮(けひじんぐう)と気比松原(福井県敦賀市)

旅行記, 神社仏閣|2012/11/25 posted.
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●越前国一宮 氣比神宮(けひじんぐう) 
福井県敦賀市曙町11-68
祭神  伊奢沙別命(気比大神)
仲哀天皇、神功皇后、応神天皇、日本武尊、玉姫命、武内宿禰命
大鳥居(重要文化財)
20121110

 食彩賓館の趣味というかなんというか、あるきっかけがあって西国三十三ケ所巡礼を始めました。最初に一巡したのが2007年。先達会に申請して「先達」に。その後、二巡拝、三巡拝、四巡拝、五巡拝と重ね、大先達申請に必要な「先達第一順目として五巡拝(通算六巡拝)」を成しとけだのが2011年2月27日(3/6記事)。
西国巡礼は現在、7巡拝目で一時休止中。日本海側の西国の寺は二ヶ所。第28番成相寺(京都府宮津市)と第29番松尾寺(舞鶴市)。愛知県から敦賀を経由して向かう場合と兵庫県から丹波を通過して日本海側へ出たり、京都府亀岡市から日本海へ抜けたりとするコース等々、いろいろなルートの選択肢があるが、敦賀市は必ず、一巡拝に1回は必ず通過しています。
なのに、当時は諸国一ノ宮参拝よりも、西国巡礼大先達に昇任するための六巡拝を優先していたので、しばらく参拝したことがなかったのです。
しばらくというのはどの位かというと、海水浴に通っていた独身時代以来なので30年ぶり。
30年も経過するといろいろと当方も知識がついて来て、芭蕉の句碑を見ずとも「月清し遊行のもてる砂の上」がスラスラと出てくるし、神宮前の「お砂持ち神事」銅像との関係がすぐに結びつくようになりました。
20121110_2

 看板の記載内容を勝手に抜粋。
~お砂持ち神事の由来
正安3年(1301年)に、時宗2代目遊行上人他阿真教が諸国巡錫の砌、敦賀に滞在中、気比社の西門前の参道、その周辺が沼地(この時代には気比神宮のあたりまで入江であった)となって参拝者が難儀しているのを知り、浜から砂を運んで道を造ろうと上人自らが先頭に立ち、神官、僧侶、多くの信者等とともに改修にあたられたという故事に因み、「遊行上人のお砂持ち神事」として今日まで時宗の大本山遊行寺(藤沢市の清浄光寺)管長が交代した時にこの行事が行われている。
元禄2年、奥の細道紀行で敦賀を訪れた松尾芭蕉は「月清し遊行のもてる砂の上」と詠んでいる。 ~
 芭蕉の句を諳んじるほど奥の細道ファンの食彩賓館としてはその他、敦賀周辺のゆかりの地も気になるが先を急ぐ身。まずは氣比神宮参拝を優先。
 ということで、まずは重要文化財の「大鳥居」を見上げ境内に入る。そして芭蕉翁の像を拝観し、本殿へ向かう。
参拝後はいつものように御朱印をいただきに。
手書きではないんですね。いや、別にいいんですけど、一之宮で手書きの御朱印ではないのが初体験でして。
まいったなあ。
Photo

 参拝後は気比の松原もチラッと寄って写真撮影。金ケ崎城に登って、気比の松原を眺めたことを思い出す。(記事2010/4/17) 
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●諸国 一宮参拝記事
・2009/1/20真清田神社(愛知県一宮市)
・2009/1/30砥鹿神社 三河一宮(豊川市)
・2009/2/17もうひとつの尾張一ノ宮 大神神社
・2009/12/20伊勢神宮 内宮と外宮(三重)
・2010/05/19都波岐・奈加等神社(伊勢)
・2010/06/20椿大神・猿田彦大本宮 (伊勢)
・2010/08/08遠州一宮 小國神社
・2011/01/16伊雑宮と伊射波神社(志摩)
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・2011/03/26摂津国一宮 住吉大社
・2011/05/01諏訪大社二社四宮
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2012/06/10伊弉諾神宮淡路国一宮
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 外宮 豊受大神宮 編(別宮も)
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