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りょくけんの思い出

 今日、あるスーパーでりょくけんのトマトを発見。さっそく購入しました。

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このりょくけんには思い出があります。美味しんぼで紹介される前の話です。
私が20代後半のころ、西武池袋で「完熟屋」と表示された商品がありました。西友でも同じ完熟屋のブランド名でトマト、ミニトマト、みかんなどが売られていました。
当時、西友は青果売場でタブーとされていた「白色」の売場を作っていました。野菜の色を引き立てるため多くの店はグリーンマットを敷いていましたが西友はグリーンマットを敷かずに、白色の下地をわざと見せていました。衝撃でした。私は完熟屋というブランド名と「緑健農法」に興味を持ちました。まずはミカンとミニトマトで取引が始まりましたが 残念ながら、私が調達部門を一時的に離れていた間にりょくけんさんとの取引がなくなってしまいました。
 今日、訪れたスーパーは当時から継続してりょくけんの商品を扱っています。「ルーツ農法」という表示で販売されている商品はトマトと野菜ジュース(トマト・人参)だけですが、20年以上、継続して販売していることがすばらしいと思ったのです。
久々に食べたりょくけんのトマトは美味しかった。初めて永田さんのハウスのトマトを食べた時の感動を思い出しました。
そういえば大分の産地まで行って栽培地の確認をしたこともあった。今日、食べたトマトは福岡産でした。
 月日は流れるが、美味しいものは変わらないで欲しいと思った日曜日。