松山あげのこと
全国各地にお世話になっている友がいます。各地の美味しいものや珍しい物を教えていただくことがあるのですが、昨日、ヤオスズさんという愛知県刈谷市のスーパーで見つけた「松山あげ」もその一つです。四国のある方からいただいたことがあったのですが、結構、西日本では有名らしく、時々中部~関東のスーパーでも見かけます。
(もっとも全国的に有名で私だけ知らないのかも)
最近、ドライブして、出かけた先でカーナビのジャンルで「スーパーマーケット」を指定し、エリアを今いる場所周辺に指定して表示されたスーパーマーケットを訪問するということをしています。先週は土曜日に豊橋(ブログ)、日曜日は浜松へ。22日は岐阜(ブログ)、24日は西三河西部(いったいドコ?)とローカルスーパーを中心に回ってきました。
そんな中でたまたま「松山あげ」を発見。写真左が124円、右のキザミが174円。
夏季に傷みやすい生あげを保存できるように油で揚げたのが始まりで、松山の農家で江戸末期から明治には作られていたそうです。
お味噌汁に入れるだけでふっくらとふくらみ、ふわふわとした感触とふんわりとした甘みが楽しめます。
松山あげの商品説明は株式会社 程野商店さんのホームページに詳しく紹介されています。
保存食として利用されていた干油揚げを明治時代に商品化。松山に鉄道が開通されたころ、伊予の名産として「松山あげ」と命名。
そんな話をしていたら、今度は別の友から「南関あげとはどう違うのだろう」という話が出て、こちらも調べたところ、「松山から熊本へ越してきた人が広めた」ということもわかりました。
今まで数回しか会った事もないのですが、いろいろなことを教えていただける方たちに感謝しています。そういえば、友の疑問から「うなぎの頭が付いている」について調べたこともありました。
私は鮮魚売場で炭で生からうなぎを焼いていた時期があったんですが、
「うなぎの頭を落としたら商品価値なし。自腹購入」と教えられました。
ところが「関東の商品はうなぎの頭なんか付いていない」という意見が出て、いろいろと調べたら、浜松あたりを境に「西方面は頭付きが主流。東方面に行くに従い、頭付きがなくなる」ということもわかったりしました。
ホント 勉強になります。
追伸:
本日、普段行かない近所のスーパーへ久々に行ったら、なんと松山あげを発見。近くで購入できることもわかりました。これこそ灯台もと暗し。
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●24日の訪問店舗
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