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司馬遼太郎のこと

趣味その他|2008/07/03 posted.

 音楽、登山、鳥見、釣など趣味の話をいろいろ書きましたが、まだまだ書き残したいことがあります。
 「司馬遼太郎」です。
 司馬遼太郎を読むのは定年後と決めていたのですが、五年前の単身赴任の時期に、家族と離れ離れになって寂しかったのと、夜、時間を持て余したのとで、「竜馬がゆく」を読み出したのがきっかけです。
司馬遼太郎の小説を読んだ人なら、その面白さを理解できると思います。ここで、あえてその解説をするつもりもありません。次々と読むようになり、単身赴任後も深夜に目覚めた時にベッドの中で読む癖がついてしまいました。
 ざっと読んだ題名を並べると、
「梟の城、戦雲の夢、竜馬がゆく、燃えよ剣、尻啖え孫市、功名が辻、国盗り物語、北斗の人、関ヶ原、新史太閤記、義経、峠、坂の上の雲、妖怪、大盗禅師、覇王の家、翔ぶが如く、項羽と劉邦、菜の花の沖、王城の護衛者・・」それぞれ2回以上、繰り返し読んでいます。特に戦国物が気に入っていて、「覇王の家」「関が原」は4~5回、読み返しています。出張なんかでホテルで宿泊する時にも一冊持っていきます。
 私の司馬遼太郎好きは家族にも伝染していて、息子は学校の読書の時間にお気に入りの「国盗り物語」「功名が辻」とかを学校へ持っていって読んでいるそうです。小学校の高学年から読み始めているのですが、私のようにあれもこれもではなく、戦国時代のものしか読みません。「新史太閤記」なんか10回以上は繰り返し読んでいると思います。戦国武将のことは彼に聞くと詳しく教えてくれるので、国盗りクイズの時に重宝しています。
 弟に影響されたのか娘も中学生時代に「竜馬がゆく」「燃えよ剣」を読んでいました。もっともこれは好きなアニメ(幕末の登場人物が出てくる)の影響ですが。
 なんにしても小さなうちから司馬遼太郎を読む読解力というか気力というかを体験・経験することはいいことだと思ってます。
 ちょっと色っぽい描写もあります。息子に言わせると「飛ばして読む」ということですが(笑)

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2011/03/27司馬遼太郎記念館再訪「洪庵のたいまつ」
2010/02/10司馬遼太郎記念館(東大阪市)訪問記
2008/07/03司馬遼太郎のこと