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ウォルマートのトレーサビリティ

流通業界・用語|2008/07/23 posted.

 トレーサビリティーを実現した貴金属製品の新ブランド「ラブ・アース・ジュエリー」を立ち上げた(nikkei BP net7/22)
どんなトレーサビリティなんだろうと思ってちょっと見てみると
 ●原料の採掘環境や労働者の人権、地域社会の状況
などを自然保護団体(コンサベーション・インターナショナル)と共同で手法を確立した。らしい。
取引先の選定にあたっても
 ●環境や社会的な取り組みに積極的な鉱業会社や貴金属メーカーから選定。

 ホームページで販売するということでちょっと覗いてみた

 そうかなるほど。そういうことか。よく考えたな~。
私の英文の読解力は「小学校一年生が新聞を読むときに難しい漢字を飛ばして読む」程度しかないので、説明は割愛します(笑)。自分で読んでみてください。

 ウォルマートって流通業にかかわるものにとっては超巨人なんですが、アメリカの田舎を離れるととたんに等身大になってしまうような気がします。
初めて、ウォルマートを訪問したのは、というかアメリカ流通業視察自体、たったの一回、2005年だけですが、
そのたった一回の訪問時(ロスとラスベガス)の印象を簡単に言うと、「生鮮弱い」「住関強い」「衣料はターゲットの方がいい」でした。
特に住関売場は「ユニクロみたいに色を大事にしているなぁ」と思った。99セントオンリーストアーとかウォルグリーンとかよりも商品がしっかりしていて選べる商品の幅が先の2店よりは広い。結構、気に入っていたんです。
 結局、何がいいたいのかというと、「貴金属トレーサビリティ」と「ウォルマート」がどうもうまく結びつかない。
トレーサビリティの基準も今まで、ウォルマートがやってきたことと逆のことのように思えるし(失礼)、アメリカの人たちがウォルマートに求めていることと貴金属トレーサビリティでウォルマートがやりたいことのギャップがあるんじゃないかな。
ウォルマートも「貴金属トレーサビリティ」みたいな斬新なことをやらなければいけないほど追い込まれているのかな。とかいろいろ考えてしまった。
 好きなお店だけにしっかりと腰据えて「安売り道」を邁進していただきたいと思います。
なんか私のブログにはあわない話なのでこの辺にしておきます。
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西友の沼津店を先日訪問して思ったのですが、いっそのこと商品構成からなんからアメリカのSuC.をそのまま持ってきたらどうなんだろうと思ったのですが・・・。生鮮以外全部。ダメかな。商品も中国から日本に直送すればアメリカへ運ぶより安くなるし。もうやっているのかな?
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