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刈谷ロックタウン内 マックスバリュ刈谷店ちょっと改装とダブルコンコース・ダブルトラックのこと

マックスバリュ刈谷店。1999年オープン。
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オープン当初は広大な敷地にメガマートにパソコンショップから衣料から生活雑貨にペットショップに回転寿司。
とうとう三河にもウォルマートみたいなディスカウントが進出したんだなあと思ったものです。
マックスバリュ刈谷店はイオン直営ということで、当初はなかなか斬新な売場作りにチャレンジされていました。数年前に大改装して、今回が何回目かのマイナーチェンジ。
どこが変わったのか前の売場をよく覚えてないのでわかりませんが、とりあえず店の方に聞いてみると「並び方が変った」そうです。そういえば、青果のオープンケースが圧縮されて、地場野菜のコーナーが出来ていましたね。
メガマートとの内部競合もそりゃ大変でして、すみわけをうまくしないといかんなあと。
さて、店内をぐるっと回ると、右側入口に青果、すぐ右側にベーカリーがきて、惣菜がくるというダブルコンコース・ダブルトラックタイプ(以下「ダフ・ダブ」と略)ですが、他店の同スタイルとちょっと違います。
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青果が飛び出しているというか、青果の奥に惣菜が配置されているような感じになっています。
なので、青果と惣菜が一体となってのダブ・ダブとはちょっと違っています。
ここで、一言、ダブ・ダブについて。
本来のダブ・ダブというのはイオンの大日のように、完全に青果と惣菜が壁で仕切られていて、主通路が二つあるようになっているのを「ダブルコンコース・ダブルトラック」というと思っていたんです。
Sfandronicos_marketplase 2004年に訪問したサンフランシスコにある「andronicos marketplase 」というお店では入ってすぐの右側に惣菜売場とイートイン(通路にイートインがある!)で、その隣に壁で仕切られた青果売場がありました。これが「ダブルコンコース」と現地ガイドの方に教えていただいたんです。
日本型のダブルコンコース・ダブルトラックを最初に導入したのが、私の記憶ではヨークベニマルさんの石橋店が最初だったと思うんですが。
その後、ヤオコーさんの南古谷店、ワカバウォーク店などで採用され、一気に広がった。と思っています。間違っていたら指摘ください。
 【追記】間違っていても指摘してくれなくていいです。
ダブ・ダブのメリットは「賑い性」「買物時間短縮」でしょうか。
700坪以上の売場全体を回るには、ちょっと日本人的な感覚では広すぎる。
そこで、「週2回来店されるとして、平日の来店時は奥さんだけで、店の右半分(生鮮・惣菜)で目的の買物をすませられる。週末の買物は家族一緒に店内をぐるっとまわって買物していただく。
そのために酒・冷食・衣住関等を左半分に配置」というレイアウトが出来上がったと聞いています。
どちらがいいんでしょうか。最近ではオークワさんのメッサ高松店で惣菜が店舗入ってすぐに位置されているのも出てきました。
いろいろあった方が買物客としては楽しくていいと思いますが、運営する側からは全店同じタイプじゃないと大変ですね。本部が(笑)
くれぐれも自己満足(目的が「新しいことにチャレンジ」だけ)に終わらないようにしたいものです。
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マックスバリュ刈谷店さんの掲示物で「薬剤師の滞在時間」という表が店の入り口に掲示されていました。薬剤師さんの滞在時間以外は薬品売場がカーテンで仕切られて買えなくなってるための配慮でしょうが、どなたかの意見があったのでしょうか。
そっち(意見)の方が気になりました。