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【追記・修正】”プライベートブランド”と”ストアブランド”

流通業界・用語|2009/09/09 posted.

前記事の追記です。
どうも私はペガサスのセミナー育ちで、しかも、昇格試験が”渥美俊一著”「チェーンストア必須単語1001」から出されるという経験をしてきたので、「定義」とか「使い方」にこだわってしまう。
しかしながら性格的に粗忽というか、正確よりもスピードを求めるので、時に間違った使い方をしてしまう。苦笑される方もいるでしょう。もしかすると、私の書いた”間違った使い方“を真に受けて、卒業論文とかに使ってしまうかも知れない。(いないか)
なので、こう宣言することにした。
私の言っている事はこのブログ内だけでに通用する定義」です。と。
こう言ってしまうと気が楽になる。粗忽だが神経質なので。
 プライベートブランド
最近、セミナーとか行ってないので、定義がどう変わったかわからないが、当時の記憶では「ナショナルブランドでは世にない分野で、仕様書発注した、新しい開発商品」「一流メーカーに仕様書発注した”コントロールドブランド”商品」。それ以外の”PBもどき”はすべて「ストアブランド」という極端な定義だったように思う。
そうなると、世に出回っている”自称”PB商品は、ほんの一部を除き、プライベートブランド商品とは言えなくなる。

そこまで窮屈にする必要はないと思うので、食彩賓館では
「企業あるいはチェーン独自ブランド名称をつけて多店舗展開している商品を”プライベートブランド(PB)”とし、
ストアロイヤリティ(信頼され、その信頼感によって継続利用されること)を強調した商品を“ストアブランド(SB)”」とする。
はご存知”トップバリュ””セブンプレミアム”。正式には”ハウスブランド“である”CO-OP商品(日生協or事業連合開発商品)””スタイルワン”。さらに”くらしモア””生活良好””CGC商品”なども含む。国分などの”問屋PB”もここに含めたい。製造メーカーを表記しているか、販売企業名表記だけなのかは問わないが、”オリジナルブランド名称使用商品“。
の代表例は「紀ノ国屋」。ローカルでは「アマノパークス」「あおき」「旬楽膳」「メルカートピッコロ」等。もしかするとコープこうべの”フードプラン商品”も。
で、難しくなるのが、ヨークベニマルの凄さを語る時にかかせない隠れたPB商品である“③NB商品の企業独自企画商品”。例えば”雪印プランド”名表示なのに、ヨークベニマル以外では販売されない規格とか。
あるいは量目を減らした“④コンビニ専用のNB商品”。
セブンイレブンなどで販売されている“⑤メーカー名と企業名併記したオリジナル商品(企業ブランド名がなく、小さな企業マークが入ったカップ麺等)”。
また、良品規格の”無印良品”のような“⑥ジェネリックブランド”
NB商品のパッケージを変更しただけの“⑦PBもどき”

ということで、面倒なので、上記を食彩賓館ではこのように分けて表示する。
プライベートブランド(PB)→⑤⑥⑦を含む
ストアブランド(SB)→②の商品のみ
③NB独自企画商品→③④の商品

特徴として、あいまいでPBと混同されがちな”ストアブランド“の独自定義を明確にしたこと。
ただし、NBに対しては「PB(SB含む)」でいいと思います。
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実は店舗訪問の目的の一つとして、の商品を探しているのです。見つけたりすると思わずガッツポーズしてしまう。教えてもらわない限り なかなか発見できないですね。
また、私の購入品のメインは②SBが多い。
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追記
「チェーンストア必須単語1001」はペガサスセミナーで購入するか、20冊以上まとめてペガサスに直接注文するかしないと購入できません。
改訂版数が多く、セミナーに行く度に購入しなければいけませんでした。
私の持っている本は「平成15年11月18日70版で通算(先代の「必須単語701」から数えて)170版」でした。書庫の片隅に大事に保管してあったのを先ほど見つけました。
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