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りんごが届く(追記しました)

05雑感・所感|2009/11/05 posted.

"青いリンゴ"さんからりんごが届く。
「星の金貨」のモニター依頼。
星の金貨以外のリンゴも入っている。
市場出荷規格としては最大サイズの28玉の枠からはみ出している。
おお~。と喜んだら、さらにサプライズ。「金星?」と思ったら「星の金貨」という品種らしい。
極甘っ。くどい甘さじゃなくてスッキリとした甘さ。
比較するために食べた王林がまた、旨い。柔らかい品種だと思ったがこれがまたシャキシャキ。
それでも「星の金貨」の味が際立つ。食感も良い。サクッサクッではなく、シャキッシャッキッ。
サンフジが普通のリンゴに思えてしまう。
「星の金貨」はこのまま市場流通されたら「青リンゴ」のイメージが変わるでしょうね。
皮が薄いので丸かじりできるし。
「丸かじりりんご」として栄養価の高い(だったかな?)部分を捨てることなく、いただけるのでそういった部分もアピールして。
もっとも皮が薄いということは表皮にキズがつきやすいので、そのキズのこともきちんと説明しないと消費者評価の前に卸売市場での評価がでないでしょうね。
せっかく美味しい品種が出来ても、市場での評価がイマイチ(見た目だとか、ロットの扱いやすさとか貯蔵品のクレームとか)だと、出回る前に消えてしまう。
売場でも青果担当者がきっちり品質管理して、本来の味を落とさす゛、さらに丁寧に商品説明して売り込めば大人気品種間違いなしと思います。
さっそく、クグッていろいろ調べることに。
・青森県りんご試験場にて開発。「ふじ」を種子親に「青り3号」を花粉親として交配、選抜し2004年に「あおり15」として品種登録。
・食味が良く、貯蔵性が高い晩成品種として育成。
・10月下旬から6月までの長期保存が可能で、貯蔵障害がでにくいのが特徴。
なるほど。母方のおじいさんに「東光」がいらっしゃる。千秋とかの親ですね。さらにその親はゴールデンデリシャスと印度。競馬馬じゃないけれど、りんごも氏と育ちが重要。

ところで、サンフジを見本に「この肩張りが」「花落ちの部分まで赤い」と家族に食育してしまいました。
立派なリンゴですね。これだけのリンゴを栽培するには さぞ大変なご苦労があったでしょねぇ。
某スーパーでアルバトする娘が「これ美味しい~」と金貨を褒めてました。
りんごのおかげで、家族全員ハッピーに。
ありがとう~。
20091105
金貨、ジョナ、サンフジ、王林。金貨は2個。
よく見ると違いがわかる。
 この記事を書いていて青森の産地市場へ行ったことを思い出した。
木箱に入れられたまま出荷されたいろとりどりのりんご。今だったら道の駅とかで聞いたこともないような珍しい品種とか並んでいるんでしょうね。