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ザ・プライスせんげん台(埼玉県越谷市)へ行く

イトーヨーカドー ザ・プライスせんげん台
埼玉県越谷市千間台東2丁目707番地
℡048-976-1111

開店日 2009年11月20日
訪問日 2009年11月28日
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昨年、THE PRICE1号店を見て、「今年のベスト・オブ・ザ・イヤー決定」と感心感動したが(訪問記事はこちら)、今年はどうかな?
ということで、「初の新設型でオープン」店舗を見るために埼玉越谷まで5時間ドライブ。
いろいろと原価低減(商品調達価格だけでなく、運営経費を含めたすべてのコスト削減)の取組みをされているようなので、そういったことの確認も楽しみ。
「ほうほう」と感心しながら売場を見ていると、「ザ・プライス開発ブランドコーナー」が目立つ。いろいろあるんだなあと思いながらいくつかお試し購入。
売場の方に「セブンプレミアムの緑茶ペットとザ・プライスの緑茶ペットはどう違うんですか?」と質問してみた。回答はナイショ。
今回の”ウリ”はディスカウント商品だけでなく、ワンランクアップの商品を品揃えしたこと。バローのEDLP店でも飛騨牛5等級を品揃えしていたが、安売り店でも、品揃えのこだわりでの差異化が必要になってきたのでしょうか。
「仙台黒毛和牛」が品揃えされている。「仙台牛」との違いを簡単に言うと「仙台牛はA・B5等級の格付け」「仙台黒毛和牛はC5、A・B4~3等級」。「仙台牛」が上位ランク。5等級限定のブランドだが、味の違いは私にはわかりません。が、今まで食べた牛肉の中で一番のブランドは「仙台牛」だと思っています。ザ・プライスが品揃えしているのは「仙台黒毛和牛A4等級」。もう一度食べ比べて見たいものです(食彩賓館三号館で仙台牛と飛騨牛のことを記事にしたことあります)。
鮮魚では粕漬けされた魚コーナーに「チルド」看板が設置されていた。これもこだわり商品。「味にこだわりたいから冷凍はしません」。干物でもこのような商品が欲しいと思う。(マックスバリュ東海沼津南店の訪問記事)
圧巻は乳製品コーナーの陳列。なかなか迫力あります。ありがちな”牛乳ケースを利用した陳列”だけど、清潔感があり、整然としているのは商品ごとにケースの配色を変えているから。
精肉~鮮魚売場前には冷蔵オープンケースが設置されているが、1日6回チェック。大変だぁ。
惣菜は247弁当が品揃えされている。比較しちゃわるいが、他の企業(チェーンストア)の同価格商品と比較して(見映え的に)負けてない。
さて、一番 気になる「売場とパックヤードの比率変更」ですが、バックヤードまで忍び込むことまではしませんでした[E:bleah] よって未確認。
●購入商品
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・お茶は「サンガリア」製。普通のサンガリアと味が違うような気がするが気のせいか? ザ・プライスの方が味が良い気がした。カンチューハイもサンガリア製。
・カップ麺は「大黒食品」。
・レジ袋持参で2円引
愛知県では販売されてないので、ついつい”ザ・プライス商品”を購入してしまう。
●レジ横に設置してある看板(昨年の記事でも紹介)
ザ・プライスは、食品メーカーなどの仕入先と契約する段階で、ザ・プライス独自の品質基準に適合した原材料や添加物の管理がなされているかを確認するために、商品ごとに各種検査・分析証明書の提出を要請しています。
また、新規取扱商品については、取扱申請書の提出を求めるほか、必要に応じて適宣、仕入先の工場(海外を含む)への立ち入り検査を実施し、品質管理状況を確認しています。

↑普通だと思います。製造内容を確認&証明書提出無しで仕入れるなんて恐ろしいことをしている企業が・・・・あるんでしょうねぇ。だからこういったことをアピールしている。
●覚書
200928009_2  ・店舗風除室にアルコール消毒専用器具(スタンドタイプ)を設置。
・鎌ヶ谷店同様に食品売場入口の床に「売場レイアウト」フロアマインダー。
・鎌ヶ谷店と違い、レジ通過後のサッカー台付近の柱には”縦書き「THE PRICE」”の文字無し。
・2階へのエスカレーターは昇降あるが、幅の狭いタイプ。
・サービスカウンター横にギフト売場(担当はサービスカウンター)設置。
・おせちカタログに「加賀屋監修おせち」が品揃えされていた。加賀屋も最近、品揃えするスーパーが増えてきた。
・ハナナレギュラーハンド1房100円特売はタチヤのオープニング特売で見て以来。
・日配下段は平コンテナ(ピンクと紫色に彩色)陳列。汚さは感じない。
・「ザ・プライス開発ブランド」コーナーが目立つ。
・ナチュラルチーズもきちんと品揃え&特徴アピール
・グロッサリーゴンドラの下段はキャスター付き。
・タマゴは常温で販売。バラ売りあり。
・惣菜売場に「店内で真心こめて作ってます」看板設置。
・惣菜「Deliの小箱350円」シリーズ(ジャンバラヤ、エビチリ、ハンバーグセット)あり。なかなか良い。
●資料
・チラシ
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●以下ニュースリリースより抜粋
店舗面積 約2,770㎡
売上目標 約25億円(開業一年後)
商圏設定 7.3万人・2.8万世帯(半径2km)
・NSC「セブンタウンせんげん台」の核店舗として配置
・開業に伴う初期投資約3割減
・「ザ・プライス」としては初のセルフレジを順次導入(今期中に6台予定)
・PB「ザ・プライス」を109品目(食品75、暮らしの品34)
・既存の「ザ・プライス店舗よりもグレードの高い商品の品揃えを強化。良質な商品を低価格で販売。ex.仙台黒毛和牛A4等級、生ホンマグロ
・「規格外商品(形は不揃いながら、品質は確か)」の取り扱い
・青果・鮮魚の当日納品・当日売切で廃棄ロス削減
・一般食品や日配品は売れ筋特化し、従来の6割減に絞り込み、商品の回転率を向上
・平均価格帯をイトーヨーカドーより常時1~3割減安く設定して節約志向に対応