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伊勢志摩で「水のフレンチ(水のフランス料理)」(山口浩シェフプロデュース)をいただく

04商品購入・説明, 旅行記|2010/01/02 posted.

[E:coldsweats01]いつもはスーパー食材をテーマにする私が、初の"la cuisine francaise"(フランス料理)の話題。
ちなみにフランスへは20年以上前に一度だけしか行ったことがない。しかも一泊しただけ。
セーヌ川のバトームッシュで観光客向けのフランス料理を食べたのだが、前日までの4日間、スイスでスキー三昧の後だけに途中で居眠りしてしまった。
覚えているのは「スイスの山小屋みたいなホテルで飲んだワインの方が美味しかったな~」とか「生演奏曲に大好きなラ・ビアン・ローズがあった」くらい。
まあ、そんな訳で、フランス料理は結婚式場で出されるものくらいしか食べないし、好きなものは和食なので、ズブの素人です。いろいろと間違ったことも書きますが、素人の戯言と笑ってください。

今回、あるお誘いがあり、家族四人で賢島の「プライムリゾート賢島」へやってきた。
Photo_2食事の前に庭を散歩。鵜方浜が見える。どっかで見た景色と思ったら、昔、釣で来たことある。
しかも、私が乗ったカセ(固定式の小舟)やイカダが見える。ここだったのか。

プライムリゾート賢島
〒517-0501 三重県志摩郡阿児町鵜方3618番33
TEL 0599-43-7211

020091212
せっかくなので、いつもの下調べを。
●山口浩氏について聞きかじり
・フランス、ソーリューの三ツ星レストラン「ラ・コート・ドール」のベルナール・ロワゾー氏に師事
・神戸北野ホテル総支配人・総料理長で神戸マイスター。
・"キュイジーヌ・ア・ロー"(水の料理)と呼ばれる「バターと生クリームをできるだけ使わない」フレンチ。
・プロデュースしたフレンチダイニングレストランはイグリレックベガ(神戸市)、イグレックベルポート(芦屋市)、イグレックテアトル(西宮)、イグレック丸の内(東京)。
・エイチ・ワイ・ホスピタリティ・エンタープライズ株式会社代表取締役として、神戸北野ホテルとプライムリゾート賢島の運営を受託。
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子供二人にとっては初の本格的フランス料理。テープルに置かれた"ナイフとフォーク群"にちょっとビビリながらもワクワク顔。
順番に出されるメニューに舌鼓を打ちながらも、誰かが食べれない料理が出てくるとこっそり皿を交換したりして、ロスが出ないようにいただくのは居酒屋での食事と同じ。
せっかくなので、料理が出されるたびに店の方を呼んで「どうやって食べるの?」と聞きながら、ついでに食材の情報収集。店にとっては大変迷惑だが、こっちにとっては、次は何時あるかわからない"ほぼオンリーワン"体験。
周りは知り合いばかりの貸切なので遠慮はない。家族からは事前に「根掘り葉掘り聞かないでね」と言われていたが、これが私の趣味でして[E:coldsweats01]。
食の細い下の子供は、テリーヌなんか食べれる食材だけつまんだりしながらも、メインはしっかり完食。パンが美味しいとかで三個も食べたらしく、満腹のようでしたが、デザートとケーキが出てきたら、また食指が動く。
娘に「何が一番美味しかった?」と聞くと「アミューズ ブーシュ」。 おおっ。通ですな。おそらく好物のイクラが入っていたからと見たが。
●レストランアッシュドールでいただいた料理
・アミューズ ブーシュ
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まずは、上に乗っかっている苦手な「ディル」をちょいと取る(笑)
小粒のイクラと白いスズキが綺麗。その下には特製マヨネーズとコンソメジュレ。このジュレはいいですね。今回、一番、気に入りました。ゼラチンで固めたものではないと思います。
・モザイク仕立ての野菜と新鮮海の幸のテリーヌ。貝類のだし汁ソース
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テリーヌってあのテリーヌだよなあ。と思いながらソースをからめていただく4220091212001
アップで見るとちょいとモザイクが粗かったりするが気にしない。
・木の子のパイ包み焼きスープ
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テリーヌとこのスープの間に、ちょいと事情があって、料理がでてからしばらく放置。慌てて食べたら中の"木の子"の品種を確認するの忘れた。
・真鯛と色とりどりの貝類の南欧仕立て
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"水のフレンチ"はやっぱ魚料理に合うなあ。伊勢志摩の素材(ホタテ